静寂(しじま)を待ちながら RSSフィード

2016-08-20

虚構とは(SMAPのこと)

信じられないほど、ご無沙汰しております。今年初の更新が、お盆明けになろうとは。無精を恥じます。
頻度は落ちても時々書かなきゃと、思ってはいるものの…、な現状です。まあ、細々のんびり、気長に続けていきます。

…………
さて、先週末(2016年8月14日)、信じられないニュースが飛び込んできました。

SMAP応援してくださる皆様へ

http://www.johnnys-net.jp/page?id=text&dataId=1110


結成28年、デビュー25周年の記念イヤー初頭からゴタゴタがあり、結局今年で解散という形に。オリンピック甲子園で湧く列島に大きなショックを与えました。
作家の朝井リョウさん曰く「SMAPインフラ」。電気ガス水道スマップ、でしたっけ(あやふや)。それくらい国民に浸透し、なくてはならない存在であると。さすが戦後最年少直木賞作家、上手いこと言います。佐藤健に髪型を真似されただけのことはある。*1
趣味嗜好が多様化し、ジェネレーションギャップありまくりのこのご時世に、誰もが知る、ということの凄みたるや。こんなスター、もう二度と出ないのではないでしょうか。
すでに憶測やリークでさまざまな報道がされていますよね。戦犯探しというか。正直、本当のことは私には分かんないです。
ただ思うのが、「フィクションのあり方」*2について。
秀逸なコラムを拝見しました。以下、引用します。

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*1:映画「何者」の主役として役作りする際、原作者である朝井リョウ氏をモデルにしたのだそうです。

*2:by cero

2015-12-31

今年もありがとうございました。

こんにちは。2015年も終わりますね。在り来たりですが、光陰矢の如しです。

今年は、何といっても「火花」の年でした。
文學界増刷にはじまり、三島賞ノミネート、芥川賞受賞、そして250万部に迫る大ベストセラーに。ファン冥利につきる一年でした。ピースのKOC準優勝以来の楽しさだったな。
地元で「火花」トークイベントをやらせて貰えたのも幸せな出来事でした。各方面に感謝です。

ラジオやお笑いも、昨年よりは楽しめたな。「朝井リョウ加藤千恵のANN0」にハマり、そのお陰で読書の幅が広がったのが収穫。
ここでは読書会や本関連のイベントを書く事が増えたけど、相変わらず自分の根はお笑いと文学と音楽です。それらが融合した番組が始まったのは嬉しかったな。
良き友人たちにも恵まれた。辛い時には支えてくれる人もいた。ありがたい事です。

個人的には、出会いと別れ(死別その他含め)のサイクルが激しく、まあまあ疲れました。経験は宝。

兎にも角にも、本とラジオと酒の日々を、今年も無事生き延びられてよかった。感謝しています。

来年はよく学び、よく働き、周りに貢献し、時々息抜きしつつ、自分の道に邁進します。あとよく笑う!ばかみたいに!

簡単ですがご挨拶まで。
不束者ですが、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

2015-12-30

それでも私はパーケンを愛し続ける

こんばんは。もう年の瀬ですね。

ネタ番組をたくさん見られる楽しい季節に、衝撃のニュースが飛び込んできた。

キングオブコメディ及び高橋健一に関しまして
人力舎オフィシャルサイトより)


被害者のことを思うといたたまれない。罪は償わなくてはならない。それが大前提だ。

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2015-12-02

「詩ウヤカイ」Vol.0

こんにちは。師走ですね。暦の上ではディセンバーです。
先月は大風邪を引き、各方面にご心配おかけしまして、申し訳ありませんでした。
心身ともに流行に敏感な今日この頃です。そうだ、2015年度の流行語大賞も決まりましたね。入賞した「とにかく明るい安村」さん、来年はどのタイミングで服を着るのだろうか。引き続き注目していきたいと思います。

さて、先日、「詩ウヤカイ」という催しを開かせていただきました。11月28日、21:00〜23:00。於:cafe&shop seed
f:id:CultureNight:20151128222105j:image:w360

純粋詩から短歌俳句、またJPOPの歌詞に至るまで、好きな詩を持ち寄って、わいわい語るという企画。
タイトルは中島みゆきさんの「夜会」から拝借しました。夜なので、もちろんお酒と美味しいご飯つきです。

元はといえば、友人とフジテレビ「久保みねヒャダ」の、JPOPの歌詞を無駄に深読みして楽しむコーナーを真似して遊んでいたのがきっかけです。
その後、素晴らしい出会いがあり、内輪の飲み会のつもりが、いつの間にかがっつりイベントになりました。基本、お祭り人間なので、こういう展開はとても嬉しい。
ご参加いただいたのは8名、私を入れて9名。本好き、詩好き、JPOP好きが集まりました。場所はcafe&shop seed。「本のBAR」に引き続き、ソムリエの菅原明洋さんにお世話になりました。とれたて人参その他のオードブルパスタ、むっちゃ美味しかった!

今回ご紹介頂いた詩はこちら。膨大です。心してどうぞ。

谷川俊太郎詩集 (ハルキ文庫)

谷川俊太郎詩集 (ハルキ文庫)

「二十億光年の孤独」「朝のリレー」「生きる」「明日」を紹介。

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2015-10-22

叫ベマタヨシ(又吉直樹「火花」が試みた実験)

こんにちは。毎日寒いですね。こちらは相変わらずのしがない日々です。

先日、Eテレ「オイコノミア」で、経済学者大竹先生が、「又吉さん、今『火花』の売上はどれくらいか知っていますか…?」と電卓を叩き、ご本人とゲストの西加奈子さんに見せていました。あまりの数字に、二人とも絶句。
…野次馬根性から、あたしもつい、電卓アプリを開いてしまいました。そしてそりゃ絶句だ、と納得。

ネット配信でのドラマ化準備も、着々と進んでいるようですね。

又吉直樹『火花』がドラマ化、キャストに林遣都、浪岡一喜、門脇麦(2015.10.19)

CINRA.NET より)


外野の動きも眺めつつ、「火花」の解説もどきの続きを、のんびり書いていきます。
今日はここ。

文学としての価値
*撰択と転換の巧みさ/「急に感情を爆発させる」*1


VOGUE』インタビューより。

又吉
「それまでは丁寧にやっていたのに、急に叫びだして感情を爆発させるようなものって、音楽では多いけれど小説にはあまりない。
お笑いでも音楽でもそういうものが個人的にも好きなので、実践してみました。」

又吉直樹が、新境地・小説『火花』で試してみたこと。


この作品内で、それが最も顕著なのはこちら。
先輩・神谷が、同棲していた彼女・真樹の部屋を出て行く場面のあとの、回想シーンだ。

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*1:5月に行ったトークイベントレジュメより