アクセス探偵日誌

この日誌はアクセス探偵伊波羅の日誌です。 わたしが関わった事件の話がまとまった書籍が出ましたので、よろしければお読みください。
 

2006-07-11

[]新たな事件

長らくさぼってご無沙汰してましたが、もうすぐ新たな事件の報告ができると思います。

f:id:sonodam:20060711114928j:image

彼女のその後についても報告できるかな*1

*1:怒られなければ(笑)

2004-12-28 断続的な更新

[]尾行

正直なところ尾行調査というのはかなり不得意です。技術としてはカバーしておく必要があるか、もしくは得意な人材に協力してもらうかしなければならないのでしょうが、いまだに中途半端なままです。

今回は調査自体が極秘ということもありますので、「観察」して情報を補強しなければならないようです。そこで不得意ではありますが尾行を始めました。

すると、発見されたさまざまな事実を裏付けるように、ランデブーしている現場を見ることができました。男性の会社からはルートとしては少し離れたところで、しかし堂々と待ち合わせてました。しかし、待ち合わせているときの挙措にも違和感がありました。

恋仲であるようには見えないんですよ。

尾行は不得意ですが、ソーシャルエンジニアリング的側面から人間観察はいろいろやっています。根本的なところは勘ということになるんですが、それにしてもおかしいように思えます。予断は禁物ですが、女性にコントロールされている感じがします。

何か布石を打たないとこれ以上の調査は難しいような感じになってきました。

ripjyrripjyr 2005/08/18 09:53 ところで、どうなったんでしょうか?>ここ

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/Detective/20041228

2004-12-24 ようやく終息中?

[]ごく普通の恋文のやり取り

隠し文字フォントによっていろいろと情報が書かれていましたが、そのほとんどはデートの約束や、デート感想などでした。文章自体にはおかしなところは無さそうでしたが、予断せずに少し冷却しておいて、間を空けてから再度読んでみることにしました。

[]背景調査

もともと男性社員が所属している会社というのは社内の情報管理がかなり厳しい会社で、社内から情報を出す場合には煩雑な手続きを経ないとならないようです。見積書というのはその中でも比較的簡単に出せる文書で、ルールとしても事前に金額などのネゴシエーションがあればあとはCC(カーボンコピー)で出せば良い、ということになっていたようです。この男性社員もそれに準じて、きちんと金額のネゴも取っていたらしいのですが、それを突破口のようにして、見積書の発信がかなり多くなっていました。それを不審に思ったので調査を依頼してきた、ということです。

この調査自体は極秘にすべし、ということが依頼主のご要望でしたので、残念ながら男性社員のPCを調査するわけにはいきません。そこで、さらにかれの背景について依頼主からヒアリングしました。

かれは病気の奥さんが居て、とても良く面倒を見る模範的な夫であるようです。そんな模範的な人が愛人?というところが違和感をおぼえますね。世の中はそういうものだ、という言い方もできますが・・・

もっと違和感があるのは、やり取り(というより一方的に発信ですね)されている恋文の文面があまりに無邪気に見えるところですね。病気の奥さんが居て浮気、というと、もっと深刻であっても不思議はないというか。しかし、ただ軽く、逢瀬の約束を交わしているだけのように見えます。罪悪感も無いように。

もう少し掘り下げて調べる必要がありそうです。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/Detective/20041224

2004-12-20 またしても風邪が

[]風邪ぶり返し

すみません。風邪がぶり返してしまいまして、臥せっておりました。

[]隠し文字ファイル

マイクロソフトワードファイルが一つ、依頼者から渡されたデータです。内容は何の変哲もないただの見積書です。金額も普通で、ちょっと高めではあるけれどどこにでもありそうな案件、金額で、特別目に付くところはありません。

ファイルシステムの状態や、ディスクの中身とか、そういうもの一切無しで、ただのファイルだけを渡されたわけですが、こういうのは実はあまり無いケースです。普段はコンピュータそのままか、ハードディスクそのまま、という持ち込み方が多いんですが。

ファイルを詳しく調べてみると、隠し文字フォントで書かれた文章が存在することがわかりました。

f:id:Detective:20041220234027:image

[]隠し文字ファイルでのやり取り

文章は恋人たちのやり取りでした。

ファイルを持ち込んだ依頼人の話では、どうもある男性社員が取引先の女性社員と深い仲になったらしく、その二人の間でやり取りされていたファイルが少し気になったので持ち込んだのだそうです。

気になったのは見積書の数だそうです。その取引先とはあまりそういうやり取りをするような関係ではなく、しかも男性社員はその取引先とはほとんど絡んでいなかったとのこと。確かに頻度から見るとおかしな感じです。しかし、文章を一見する限りでは、特に暗号を用いているとかでもなさそうです。

こういうときは実は男性社員のPCを直接調べるのが早いんですが、調査は極秘、ということでしたのでそれもできないようです。ただ、依頼主の会社では、かなり厳しいセキュリティ管理、情報漏洩対策などを講じているようで、必要ならば各種のログは揃えられる、という話でした。

次回はログを持ってきていただくことになりました。こちらは次回までにもう少しファイルについて調べることにしました。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/Detective/20041220

2004-12-08 今年は冬にならないのでしょうか?

[]WindowsOSにおけるログ

WindowsOSに備わっているシステムのログ機能は、ご存じの通りかなり弱いものになっています。例えば、UNIX系列のOSであれば、特別な設定をしなくてもOSブート時のログは残るに用になっているのが普通ですが、WindowsOSの場合は設定をしないと記録されません。もっとも記録する機能が無いわけではないので、単に初期設定値の問題である、とは言えますが。

しかし、最も厄介なのは現在備わっているシステムログの機能の弱さですね。確かに何らかの記録は出てくるのですが、そもそもこのログが何を意味しているのか、ここにあるこの記号や数字は何なのか、ということがわからないことがほとんどです*1。資料をいろいろ調べてみてはいるのですが、まだ調査が足りないのか、それともまとまった資料そのものが存在しないのが、よくわかりません。

しかし、今回の仕事はその弱いログに頼らなければなりません。

*1UNIX系列のログもわかりやすいとは言えませんが、少なくともひとつひとつのログが何を表しているのか全くわからない、ということは無いと思います

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/Detective/20041208
 
この日記に掲載されている画像、絵の著作権はくりひろしさんにあります。無断転載はご遠慮ください。113575