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サイト説明 ∇うみねこ記事まとめ ∇作品別の感想ログ(更新怠け中)

2014-10-25

本日一信 - たまには近況でも

 はいどうも、魔王14歳です。最近なにをしてるかというと、なにもしてません。『幻想再帰のアリュージョニスト』関係では、参照先のひとつになっているフリーシェアワールドゆらぎの神話」のライセンスをちょいと整理してあちらに迷惑がかからないようにしたいな、とは。紹介記事的なものはまた書くかもしれませんが、釣り記事は一発ネタなのでもう(少なくとも当分は)しません。逆にウザがられてヘイト溜めちゃったりすると本末転倒ですし。

 俺屍2リプレイは、パッチ待ってるあいだにアリュージョニストショックが来て完全に滞ってしまいました。既にバグ修正されてバランスも改善されたようなので、ぼちぼち戻っていきましょうか。アクションは超苦手なのですが、先日公開されたフリーゲームの「ムラサキ」もちゃんとクリアしたいです。たぶん今回も見慣れたゲームの型を破るようなスゴい演出が仕込まれてるはずなので。『片道勇者+』も余裕があれば触りたい。Civilization Beyond Earthは……ちゃんとプレイすると確実に数ヶ月単位で飛ぶのでどうしようかしら……。

 なんかWeb無料公開されてるものばっかりですが、どれも万札はたいても惜しくない代物だと思います。「フリーゲームは金を払ってでもやれ!」。

 あと最近Mukkeさんが過去記事をよくブックマークしてくださっててありがたいのですが、2010年以前になると今の私から見てもかなり怪しい文章が増えてきて、特にポリティカル・コレクトネス的にもアレな感じになってくるので変なの掘り返されないか戦々恐々としています(当時はジェンダーとかレイシズムという言葉意味すら知らなかった……)。なんかそういうのあったらお見逃しください!(ほんとはこの私信を書きたくて編集画面開いたのにゲームのことだけ書いて満足して一回更新しちゃったというオチ)

2014-09-28

「異世界ファンタジーに日本語や外来語が出てくる問題」の7つの解決法(※ステマ注意)

(※この記事はメジャータイトル25本からお勧めする最近のなろう小説に便乗した幻想再帰のアリュージョニストのステマです)


 たまに創作界隈で話題に上るテーマとして、異世界ファンタジー日本語外来語が出てくる問題、というのがあります。

 要は異世界舞台とした設定のフィクション(特に小説)に日本(や諸外国)の文化背景特有の言葉が出てきてしまう問題です。仏教のない世界で「仏の顔も三度まで」という表現が出てくるのはおかしい。コンピュータ英語も知らない登場人物が「マルチタスクが苦手」とか言い出したら違和感を覚えるでしょう。「社会」「文明」などの熟語も外国から輸入した和製漢語なので避け、やまと言葉のみを使うべきである。いやいやそれを言うなら、そもそも異世界物語をで日本語記述すること自体がおかしいやんけ、等々。

 もちろん、日本人向けに作られたフィクション日本語以外の言語記述するのは現実的ではありません。古グラナリア語が話されている世界の話なので地の文やセリフもちゃんと古グラナリア語で書きました、とか言われても誰も読めません。よって異世界ファンタジーの作り手は、「ここまでの言葉なら使ってもOK」という"線引き"をどこかでする必要があります。


解決法1. 深く考えない

 まあぶっちゃけ気にしなくてもある種の異世界ファンタジーは作れます。言語うんぬん以前に、文化背景レベルで滅茶苦茶やっても結構なんとかなります。特に和製ファンタジー場合、「中世ヨーロッパ風の世界」と言いつつ古代近世の要素がごちゃまぜになってることなんてよくありますし……。

 たとえば今日び、異世界ファンタジーサムライニンジャが出てきたり「ファイヤーなんとか」みたいなカタカナ英語が出てきても、それで即「世界設定が破綻している」と批判されることは滅多にありません。「東方風」の文化を持つ国が存在したり、魔物魔法名前普通に英語表記されてたりするのなんて、もう一種のお約束と化してる感すらあります。

 この辺のラインだと、設定の整合性を突き詰めるよりも「その世界のノリ」に納得してもらうことのほうがよほど大事に思えます。実際そうやって受容されている作品はいくらでもありますね。


ドラゴンクエストIII そして伝説へ… 公式ガイドブック

ドラゴンクエストIII そして伝説へ… 公式ガイドブック

 現実世界地球モデルにしているというだけで、ジパングなんて明らかに浮いた文明が登場してもなんとなく納得できてしまいます。DQ7で「ヘルジュラシック」って恐竜モンスターが出てきた時はさすがに「なんじゃそりゃ」と思いましたが、「まあドラクエだし」で済ましていいイメージ確立してるのがこのシリーズの強みなのかもしれません。


ストリートファイター2

ストリートファイター2

 そもそも言葉の壁などない。


解決法2. むしろ積極的に混ぜていく

 あるいは、「これはこういうものなんだ」と積極的に開き直って多言語多文化をごちゃ混ぜにした世界観を示していくスタイルの方が、逆に受け入れやすかったりするかもしれません。要は受け手が想定しているリアリティラインと作中描写のギャップから生じる違和感が原因なのですから、最初からそこが徹底的に崩れているところを見せつけてやればよいのです。


サガフロンティア裏解体真書

サガフロンティア裏解体真書

 ゲームの例が続いてしまいますが、意識的に「ごちゃまぜ」を狙ったRPGの名作としては『サガフロンティア』があります。人間メカモンスター、妖魔、和風、洋風、SF、魔術、あらゆる種族文化が雑居する世界地獄魔王を撃退しようとする魔術師たちのパーティに超古代遺跡から発掘された人型メカが混じってたりします。こんな世界では、日本のことわざが出てこようが英語必殺技名が叫ばれようが誰も気にしやしません。


 耳刈ネルリシリーズ旧共産圏「風」の異世界舞台にした学園もので、その世界背景は基本的にしっかり作られています。が、教養をドブに捨てるかのような露骨な現代日本オタクネタパロディの嵐が本作の見所でもあり、「あ、こいつわざと開き直ってやがる」感がビシビシと伝わってきます。ケータイ小説の古語訳をぶち込んでくるなど、言葉の扱いも無駄に高度ですごいです。


解決法3. 特定の言語のみで記述する

 なんか言語というより文化の話を続けてしまいましたが、言語文化には密接な関わりがあるし、作品の文化背景がテキトーであることを明示できれば言葉にはそこまで気を遣う必要はないという話でした。でも作品世界をがっちり練り込んで、設定や雰囲気の緻密さをウリとしていく作風の場合そうはいきません。

 ひとつの線引きとして、「日本語読者向けの作品だから日本語の使用だけは例外的に認める」という方針が考えられます。カタカナ外来語を排除するだけでも、実際かなり引き締まった文体になるでしょう。あるいは、「西洋"風"ファンタジーだからカタカナ英語も認める」としてもいいかもしれません。もちろん異世界現地の言語も使用できます。

 とはいえ、日本特有の文化を前提とした言い回しや、外国由来の概念を和訳した熟語なども沢山存在するため、言葉歴史的経緯などを突き詰めていくと語彙選択の判断はかなり難しくなってきます。「矛盾」は中国故事成語に由来してるからダメだとか言い出すと、使える語彙はかなり限られるでしょう。迂闊に仏教由来の言葉を書いちゃったばかりに作者の死後までネタにされちゃう怖ーい世界です。

グイン・サーガ9 紅蓮の島

グイン・サーガ9 紅蓮の島

 南無三!


解決法4. 日本語話者を主人公にする

 日本人が異世界ワープしたり転生するタイプの作品だと、「主人公一人称によって地の文記述する」ことでかなり無理なく言語の問題をクリアできます。もちろん現地の人々は現地の言葉を喋っているはずですが、主人公本人にさえ理解できていれば「日本語認識し直している」という体裁で日本語一人称記述を理由づけることが可能でしょう。


ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

ハーモニー (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

ハーモニー』は日本語話者である霧慧トァンによる一人称小説です。異国語で交わされる会話も頻繁に描写されますが、作中での表記は当然日本語。本作は日本語がどうとかよりも「一人称記述された小説」として面白い仕掛けがあるわけですが、そこは読んでのお楽しみ。ていうかこれ別に異世界じゃなかった*1


幻想再帰のアリュージョニスト

 もうひとつ例を挙げると、最近のなろう小説*2の中でいちばん面白いと私の中で話題の『幻想再帰のアリュージョニスト』の主人公シナモリ・アキラもこのタイプです。本作の序盤では、転生事故言葉も通じない異世界に飛ばされたアキラ四苦八苦しながらもなんとか現地人とコミュニケーションをとっていく様子が、彼自身の日本語一人称で語られていきます。


解決法5. 異世界語が日本語翻訳されているという設定にする

 何らかの方法で、異世界言語日本語翻訳されているという理由付けをするタイプの解決法です。翻訳コンニャクですね。主人公の頭の中で翻訳しているという意味では、前段の「日本語話者を主人公にする」方法もこの分類に含まれるかもしれません。

 世界や国が変わるたびに通訳言語学習の泥臭い描写説明を入れるのは結構大変です。特に物語の大事な導入部で「言葉が通じなくて大変〜」みたいな描写に筆を割いてたらほんとに書きたいことが書けなくなったりもするでしょうから、便利な翻訳魔法でぱっと理由付けしてしまう作品はけっこう多いと思います。


拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫SF)

拷問者の影(新装版 新しい太陽の書1) (ハヤカワ文庫SF)

 変化球としては、小説自体が「異世界言語で書かれた文章を、読者が読める言語翻訳したもの」という体裁をとっているパターンジーン・ウルフの『新しい太陽の書』などはまさにこれです。ハヤカワ文庫から出ている和訳版の場合ウルフ英訳した文章をさらに日本語で二次翻訳した書物、ということになりますね。あとずらずら商品リンク並べてきましたけどよく考えなくても私アフィリエイトやってなかった。

「異世界小説翻訳したもの」という解釈が便利なのは、作中に一切そんなことが書かれていなくても読者の頭の中で「そういうことにしておく」ことができる点です。言語的に納得のいかない表現があっても、「これは翻訳者が悪いんだ」ということにしてすればとりあえず整合性はつけられます。今後もし異世界作品で「韋駄天」みたいな表現に出逢ったら、作者ではなく翻訳者のせいにしてしまいましょう*3


幻想再帰のアリュージョニスト

幻想再帰のアリュージョニスト』というWeb小説には「心話」という一種のテレパシーが登場します。これは対象者言語文化背景に応じて適切な語彙を選択し、「意味」を相手の頭に流し込むという呪術です。異世界では「槍と沼」のたとえを用いたて表現されている概念が、対応する日本語概念として「矛盾」という言葉翻訳されるといった塩梅。こういう設定があれば、「南無三」だろうと「チューリングテスト」だろうと、あと「ステマ」とか便利な文化依存言葉が使い放題になるというわけですね!


解決法6. 逆に異世界人に日本語を喋らせる

 逆転の発想として、異世界日本語を浸透させることでみんな日本語を喋っている、という状況を作り出してしまうパターンも考えられます。日本語を喋る、ということは文化背景のある言い回し日本語に取り込まれた外来語等も扱えるということになるので、中国由来の故事成語はどう扱うべきか等の諸問題が一挙に解決してしまいます。私の知るところでは、

幻想再帰のアリュージョニスト

という最近のWebライトノベルがこの方法を採用しています。アリュージョニストの世界には呪術的な言語翻訳ネットワークみたいなものがあって、その世界言語辞書プールに「日本語」を登録することで現地人が勝手に「日本語」を喋り出すという仕組み。

 一方で、異世界の住人同士もこの方法でコミュニケーションを行っているため、ひとたび呪術ネットワークに異常が生じると突然何万人もの人間が意思疎通不可能になってしまう、といったこの世界特有の「災害」の描写などもあります。普遍的絶対的な上級言語の開発と、それによる人類の思考の枠組みの進化、などは本作のテーマひとつにもなっていて、単純に日本語表記の問題を解決するに留まらない要素となっています。

「ああなるほど、ってあれ? じゃあ『今、ここにいる俺』は過去なの? 現在思考しているように感じられる俺自身は未来にいる俺が感じている記憶ってこと? なら俺はどこにいるの?」

ハイデガーでも読んでればいいんじゃないですか(適当)」

「あっこれ俺の脳内妄想だ! 異世界人がハイデガーとか知ってるはず無い!」

「わかりませんよ、現世界ハイデガー立ち位置にいる存在が提示され、それが翻訳された可能性があります」

 とまあこんな感じで会話が成立したりしなかったり(厳密にはこの会話は「日本語辞書登録するために日本語の会話を解析しているシーン」ですが)。世界に「日本語」を習得させることは、「日本語」の持つ文化背景や思考基盤、ひいては現地から見た「異世界人(ゼノグラシア)」である主人公存在そのものを世界に浸透・定着させることも意味します。技術流入が異世界文明に影響を及ぼす物語文化版……であるだけでなく、主人公自身が間世界アイデンティティをどのように確立するかという問題にも繋がってくるところが、このアイデア面白いところです。


解決法7. 典礼言語扱いする

 「解決法1」でも触れた話ですが、かなり世界設定に凝った作品でも「英語」をわりと平気で出してくる作品は沢山あります。英語圏の作品ならもちろん仕方ないとして、和製ファンタジーでも技名魔法魔物モンスター名その他諸々を「英語」で記述するのはほとんど当たり前、という文化日本にはあります。

 ファンタジー概念自体を主に欧米から輸入してきた歴史的経緯が絡んでるんでしょうけど、もっと単純に「僕の考えたかっこいいカタカナ英語を使いたい!」という欲望が存在するであろうこともたぶん無視できません。かっこいい異世界言語を考えるのも面白いですが、「エターナルフォースブリザード!」みたいな英語必殺技名を叫ぶことにも抗いがたい魅力があります。あるんですよ。「永久凍結大力法呪(エターナルフォースブリザード)!」とか漢字にルビまで振れれば完璧です(鼻息)。

 こういった要求に応えるためには、単純に漢字英語を排除するのではなく、むしろそれらの言葉が異世界で用いられている状況についての積極的な理由付けが必要になってきます。ただし基本的には異世界語を喋っている設定なので、どうにも整合性が付けられない……そんな時に取り得るひとつの方法は、思い切って英語漢字をある種の「典礼言語(?)」として扱うことです。

 大雑把に言うと、日常言語としては使用されていなのだけど、宗教的、神秘的文脈においては「秘された言語」として儀式的に使用されていることにするパターンです。仏教におけるサンスクリットの梵字や真言のように、あえて現地語に翻訳せず原語のまま記述・発音することである種の意味や力が生まれるという発想を利用するわけですね。この発想をうまく活かすことで、異世界言語が交わされる世界に無理なく私たち世界言葉を混ぜ込むことに成功している作品があります。それが


幻想再帰のアリュージョニスト

 この作品世界には、日本のマレビト信仰などと同様、「異世界から来たものは力を持つ」という呪術的思考が存在します。そのためローズマリーとかベアトリーチェといった「異世界風」の命名をすることで子供呪術存在強度を高める習慣があったり、呪術儀式に異世界言語を取り込むことで他世界文脈の参照を可能とする手法が定番化していたりするわけです(つまり、この世界では「異世界」の存在古代から認知されていることになります)。ですから、アリュージョニスト世界で何の説明もなくいきなり

「喰らえ必殺! 聖絶の神火(サクリファイヤー!)」

 えっ何そのノリ。さっきの内功云々といい、俺はこの世界ジャンルがよくわからなくなっていた。いやジャンルとか無いのか? 考えてみれば一人のデザイナーが整えた異世界というわけじゃないんだよなあ、ここって。

天然ものの世界に統一感を期待する方がおかしいのかも知れない。

 みたいな文章が出てきても全然驚くに値しないんですよ!(強弁) いやほんと。

 で、主人公自身もまた「異世界人」であるため、その存在文化的背景自体が呪術的意義を有しています。そこで主人公特殊性に目をつけた複数の勢力が云々かんぬん……というのが作品の本筋に大きく絡んでくるため、言語文化背景、あと意思疎通とか存在承認といったモチーフに、本作はかなり多くの描写を割いています。日本語による異世界記述の問題について複数のアプローチから解決を試みている点なども、好き者には魅力的な要素かもしれません。ボルヘスとかレムとか好きな人にもお勧めかも。


 という感じで、「異世界ファンタジー日本語外来語が出てくる問題」について、思いつく解法と対応する作品を適当に並べてみました。いくつか重複してしまいましたが、いずれも言語の取り扱いに限らない魅力に溢れた作品なので是非触れてみるとよいかと思います。それではよい異世界体験を。

*1:とりあえずハーモニー名前を挙げとかなければならないという謎の強迫観念

*2お約束ですが作者の名前は「最近」さんです。

*3:この段落は9/29に追記。『指輪物語』をしないのは流石にどうかと突っ込まれまくったので無理矢理ねじ込みました。「3」と「5」のどっちのカテゴリだったかで変に迷って結局言及しそびれてたのですよ……(普通に「5」でした。)。

2014-09-14

神話、引喩、オカルトパンク。一部で妙に評価が高いWeb小説『幻想再帰のアリュージョニスト』とは

 この小説が面白すぎてもう辛抱堪らなくなったので(エア)ステマ*1です。


 異世界転生保険とは契約者本人を受取人として、保険である新たな人生給付する制度である

 身の程を知らない、馬鹿な思いつき――そのような予断に基づいて下された攻撃命令暗号通貨の交換所に攻撃を仕掛けた十六人の呪文使い達が一人残らず攻性防壁で脳を灼き切られたばかりか、感染呪術によって三親等以内の親族が皆殺しにされるという大惨事に直面して、ようやく【公社】の電脳保安部の責任者は事態が自らの手に負えないレベルにあることを認識した。

 事象改竄系過去遡及呪文【叙述悪戯】。

 語りの焦点をずらし遠近感を狂わせ、時間を遡って過去の事象を再解釈し、『実はこうだった』という事実の開示(に偽装した過去改変)を行う類推呪術アナギア)の一種。

 性別誤認、年齢誤認、人物誤認、数量誤認、状況誤認、時間誤認、動機誤認、行為誤認――

 それらは発覚した瞬間、『今までそうだと思っていた確かな事実』を歪め、『実はそうではなかったという気付き』によって事象を上書きしてしまう。

 『信用できない時制と語り手の解決』と呼ばれる呪文の基本。


 ……っというような文章を読んでワクワクできる方。悪いことは言いません、『幻想再帰のアリュージョニスト』を読みましょう。サイバーパンクオカルトパンク、ダークファンタジー伝奇神話呪術ネットミーム承認欲求……あとなんか色々、そんな要素をごった煮に詰め込んで見事にまとめ上げたライトノベル、あるいはもっと広い意味での群像活劇エンターテイメントがここにあります。ぶっちゃけ本心としては、知識がまっさらなまま今すぐ本編の方を読みにいってもらいたいくらいです。よって以下の文章は全て蛇足なのですが、本作の存在を一人でも多くの人に知ってほしい、読んでほしい。そういう願いを込めて『幻想再帰のアリュージョニスト』を紹介してみたいと思います。


どんなお話

 本作はダブル主人公制の異世界ファンタジーです。近未来日本から異世界転生保険で転生してきた隻腕のサイバーカラテ使いシナモリ・アキラオカルトパンクめいた暗黒街で仲間の魔女たちと呪術バトルを繰り広げるパートひとつの軸。駆け出しの修道騎士言語魔術師アズーリア・ヘレゼクシュが呪術少女たちとパーティ組んで迷宮探検したりレアモンスター退治したり百合百合したりするパートがもうひとつの軸。かたや血みどろの殺伐チンピラ世界、かたやカワイイ魔女たちの剣呑イチャコラ世界(やや語弊)とずいぶん毛色が異なりますが、そういう視座の多様さこそが本作の魅力です。なおいずれにしても人の命はお安い模様。

 世界背景は小島アジコさんの紹介記事が視覚的にも分かりやすいのでそっち見ていただくのがいいと思います。世俗化した宗教勢力によって支配される「地上」は異種族を「異獣」呼ばわりして排斥・同化することで成り立つ資本主義社会。一方の「地獄」は多種族的な福祉共生社会ですが、資源枯渇の危機に瀕して地上の聖女の命を狙っている……と、まあいろいろ歪んだ背景を土台として、修道騎士団やら魔女秘密結社やら企業やらヤクザやら魔王やら神々やら転生保険会社の掃除屋やらが跳梁跋扈します。複数勢力が入り乱れて神算鬼謀の限りを尽くす群像活劇、そしてそこに巻き込まれた主人公たちの行方は……って感じのお話ですね。

 オカルトパンク、と大ざっぱに括ったように、「技術」として十分に発達した呪術私たちの知る系統とは異なる「科学」で世界近代化させています。メディアもあればネットもある、大量生産・大量消費社会です。一方で呪術は再現性のない「神秘」としての側面をも守り続けていて、神話時代から続く魔女秘密結社世界への影響力を持ち続けていたり、個人に過ぎない高位呪術師軍隊を凌駕する戦力として戦争の趨勢を決定づけたりしています(このへんはいかに魔法の「科学」的体系化を避けるかっていう問題意識に対するひとつアプローチになってるかと思います)。

 モノの溢れる街を後にして迷宮の中に一歩でも踏み込めば、そこはもうMMOめいたRPGの世界。四つの系統に大別された呪術、「杖」と「呪文」と「邪視」と「使い魔」が縦横無尽に駆け巡り、テクノロジー言葉遊び世界観と関係性、「自然科学」と「人文科学」と「人間の本性」と「社会科学」がせめぎ合うケレン味溢れる異能バトルが繰り広げられます(なに言ってるか分からないと思いますが、とりえあずノリと雰囲気が伝われば)。

 ……っと、細かい背景を説明し始めるときりがないので、この辺で。さらっと表層を触れただけでも、雑多な要素がばんばん詰め込まれてる印象を持たれたかと思いますが、実際まったくその通り。本作には様々な分野の教養や、神話・既存作品からのモチーフ、さらにはネット上で日々囁かれるしょうもないネタに至るまで、ちょっと過剰なくらい多様な要素が参照・引用されています。タイトルにアリュージョン(引喩――引用を利用した修辞法)と冠されているとおり、作者の「最近」氏は本作が借り物のイメージの集積から成り立っていることを隠そうともしていません。後述しますが、むしろこの積極的な引喩を駆使するスタイルこそが本作を貫く思想ですらあるのです。


コントロールされた混沌

 というわけで、本作を読みはじめた人は色々な意味での"過剰さ"に面食らうかもしれません。「異世界転生保険」という異世界生モノパロディとして始まったかと思えば「サイバーカラテ」とか言いだし、ああニンジャスレイヤーリスペクト小説なのねと思ったら「異世界言葉が通じないから身振り手振りでコミュニケーションをとらなければならない」というハードで七面倒くさい状況をがっちり描写し始める。一見ハック&スラッシュなRPG風の迷宮世界だけど、火属性とか水属性とかの分かりやすい魔法理論ではなくもっと文化人類学的な「呪術」的世界観を背景としているらしい。色々な要素が次から次へと提示されるので、読者には本作の「核」がどこにあるのかなかなか見定められません。

 そのうえ、本作は分量も大長編クラス。連載開始から5ヶ月半で160万字……と言ってもちょっとピンと来ないかもしれませんが、だいたい10万字くらいから薄めの文庫本を1冊を出版できる、と言えば、この出鱈目さが伝わるでしょう。じっくり文庫数冊分の時間をかけて迷宮内暗黒街の話をやったかと思えば、新章開始とともにいきなり主人公が交代して魔女たちの百合百合イチャコラ話(語弊)がまた文庫数冊分も続く。目の前で繰り広げられる物語を追うだけでも十分面白いのですが、展開が飛躍する範囲とタイムスパンがあまりにも広大なため、ちょっと振り回されるような感覚を覚えるかもしれません。

 だから、多くの読者は「これ、まとまるのか?」と不安に思うはずです。作者の持てる知識と"やりたいこと"を節操なく詰め込んだ大風呂敷の先にあるのは、収拾のつかない破綻ではないのか。展開がころころ変わるのは、作品自体が行く先を見定められていないからなのではないか、と。

 まあ絶賛調の紹介レビューでこんな話をするからには答えは決まっているのですが、これがしっかりまとまるわけです。冒頭でネタとしか思えない登場の仕方をしたサイバーカラテはやがて本作のテーマの一軸を担う重要な要素に昇華されていきますし、一見節操がないように見える雑多な記述は"様々な視座のせめぎ合いで成立する"本作の世界観の何よりの表現です。奇矯で支離滅裂に思えるキャラクターたちの行動は、その実彼らの内面に秘められた行動原理に則って一貫しています。ある程度読んでから再読すると分かるのですが、100万字越しで回収されるような気の長い伏線も実は序盤からばんばん張られている……というよりは、根本的な世界背景とプロットの大枠があらかじめイメージされているため、ひとつひとつの描写が有機的に絡み合っていて、最終的に"伏線"として立ち上がっていっているように見えます。

 未来を"回想"する巫女さんが出てきてかなり先の展開を予言したり、全9章予定*2であると作者さん自身が発言してたりもするので、実際本作は終着点を見定めて書かれているタイプの物語であるようです。あんまメジャーな例でなくて申し訳ないのですが、話の作りや伏線の使い方は『ランドリオール』とか『胎界主』に近いものを感じます*3。もちろん本作はまだ連載途中なので、終わり方がどうなるかなんて分かりませんが、各章のラストはしっかりと締まっているので「そこそこ綺麗に風呂敷を畳んでくれそうだな」という安心感、信頼感を私は抱けています。

 これだけ様々な要素をぶち込んだ混沌とした作風でありながら、全体としてはちゃんと制御されている。その驚くべき構成力とバランス感覚は、趣味感性の相性をひとまず脇に置いたとしてもなお定量的に評価せざるをえない、ある意味本作の最も図抜けたところだと思います。そのスケールがあまりにもだだっ広いので、読んでる側になかなか全体像を掴ませてくれないのが玉に瑕ではありますが……。あとまあ全体的に重いし長いので、読み進めるにはそれなりに気合いが要るかもしれません。2章以降は1話あたりの文字数がそこそこ抑えめになってくれるので、1章が最初の山ですかねー。2章から本腰入れて描かれる呪術世界観がとにかく面白いので、どうか是非そこまで。


「本物」に立ち向かう「まがいもの」

 ……大枠の紹介はこんなところかと思うので、以下は私の個人的興味の視点から趣味感想です。そんなもの興味ないけどアリュージョニストは面白そうだと思った人は躊躇なくこのページを閉じて本編読みに行きましょう!


 はいじゃあ後は蛇足の蛇足なのでだらっと書きます。本作の大きなテーマひとつが「引喩」であり、様々なイメージを外部参照することで作品世界を形作っていることは上述しましたが、ここでひとつの批判を想定することができます。曰く、「借り物のイメージをいくら積み重ねたところで"ほんとう"の価値を創り出すことはできないのではないか」「いくら面白そうに見えても、既存のものを組み合わせただけの付け焼き刃は決して"本物"に適わないのではないか」

 この問いかけは、本作の物語の前に何度も立ちはだかってくる問題です。主人公の一人は情動制御プログラムで脳を弄って自己正当化しなければ戦うことも決断することもできない人間のクズですし、別の主要キャラはそもそも普通意味での自我を持たず、他人の中にある自分のイメージを参照することでようやく形を保っている不確かな生物(非生物?)です。件の「サイバーカラテ」も、集積されたデータから最適な動きを割り出してアプリの示す通り動けば誰でもタツジン並みの動きができる! 恐怖は情動制御アプリで克服せよ! って代物であって、この思想の中には人間的な成長もくそもありません。「精神の成長」や「新しいものを創り出す力」にこそ人間真実を見出す人は、彼らのことを「まがいもの」*4とみなすでしょう。

 では本作は人間精神力決断力、努力や成長を無意味断じて嘲笑するニヒリスティックな作品なのかというと、決してそんなわけでもありません。主人公の周りには自らの力で運命を切り開こうとする強い意志を持った人物、強固な存在級位を持った尊敬すべき人物が魅力を持って描かれています。あるいはそういう「本物」の力が目の前に立ちはだかり、「まがいもの」にすぎない主人公を大いに苦しめたりもするのです。

 自分の力は、存在は「まがいもの」にすぎない、と突きつけられたとき、では「まがいもの」の自分を捨てて「本物」を目指そう! とはならないところが、本作の面白いところです。付け焼き刃の力、借り物の自己像、そういうものに頼ることで生かされてきた主人公は、自身の「まがいもの」としての在り方を貫きます。「本物」と「まがいもの」を峻別し、前者を良しとする思想にとって、これは噴飯もの開き直りでしょう。しかし、彼らは臆しません。いえ、「"まがいもの"である自分はやはり"本物"の前では取るに足らない存在なのではないか」という自己否定の恐怖と戦いつつも、情動制御で決断アウトソーシングし、他人の記憶の中に自分を見出して「本物」に立ち向かう。本作に描かれる「まがいもの」の姿は愚かしく滑稽で、それでいて力強くも感じられます。


まあ読みましょう

 と、感性的に好ましいところをひとつ挙げてみましたが、書きたいことはまだまだ色々あります。さすがに紹介記事の本旨からずれるのでこれ以上は書き連ねられませんが、「解釈」を「語る」ことによって事物の本質を変化させる「呪術」のとらえ方がめちゃくちゃ面白いとか、既存の「物語る」ことで既存の神話を語り直す試みが興味深いとか。あと小五マインドをお持ちの面々におかれましては「地獄の十九魔将」とか「修道騎士団守護の九槍」とか「天使の九位階」とか「星見の塔の七十一姉妹」とか文字列見てるだけでワクワクしますね? あとキャラクターの魅力とかこのスペースで語りようがないですがメイファーラすごく良いとか、メイファーラすごく良いとか、はぁ尊い。

 壊れ物のようにそっと触れて、静かな部屋の中でひとり優しく愛でたい作品というのもありますが、本作は間違いなくみんなであれこれ話した方が楽しい作品です。言葉は呪力を宿し、「語る」ことによって対象の本質は変化する。複数の視座が世界の確からしさを常にゆらがせ彩り続ける。そんな呪術世界観を持つ本作を語る行為は、それ自体が作品に対するフィードバックをもたらすでしょう。いやつまりアリュージョニストの話する人がもっと増えて欲しいって言いたいんですけど。ここのところ毎日狂ったように「アリュージョニスト」で検索しては結果に変化がなくて溜め息ついてる私にどうかご慈悲を!(知らんがな)

 えー。本作は今のところ、数あるなろう小説の中の一作品として(一部私みたいな面倒くさめのファンが付きつつあるものの)ほとんど埋もれている感じです。ただ、同じような面倒くさい人に補足されれば絶対楽しまれるはずだと、これは確信しています。かれこれ10年近く、この場末まがりなりにも感想サイトやってきてそれなりの人に読んでもらえるようになったのは、きっとこういうとき、こういう作品を紹介するためだったのだと思っています。


 まあ騙されたと思って、どうぞ。

*1:作者さんがネット上の友人である点、私が昔やってた創作神話の設定群がアリュージョニストに引用されてる点でのみ一応接点があるので、本当にステマと言われないようこれだけ明記しておきます。

*2あくまで予定らしいですが。 https://twitter.com/homiya/status/509978759445745664

*3:両方、作者さんも読んでるそうですし。

*4:このへん『胎界主』で言うところの「胎界ブツ」「まがいもの」を意識してます。

2014-09-13

『WORLD WAR Z』

WORLD WAR Z〈上〉 (文春文庫)

 戦争記録インタビュー集という体裁のモキュメンタリーなのですが、タイトルは第Z次世界大戦とかゾンビ世界大戦と訳すそうで、要は世界的なゾンビパンデミックによる大パニックで壊滅状態に陥った人類が体勢を立て直し、反撃に打って出て見事ゾンビ鎮圧にいたるまでの一連の流れを「世界大戦」と表現しているわけですね。

 インタビュー相手はアメリカ本国から南ア中国インド神聖ロシア帝国(えっ)と多岐にわたり、所属軍人から民間人までいろいろ。ゾンビと戦う個人の冒険活劇に焦点を当てた作品ではないため、ゾンビものでありながら社会派小説でもあるという、面白い取り合わせになっています。とはいえ、インタビュアーはほとんど自分意見差し挟まず良き聞き手に徹しているため、直接的なテーマ性とかメッセージ性、積極的価値観提示というものは行われていません。個々の主張を否定肯定もせず、人々の生の言葉をただそのままゴロリと並べていくだけの本書は、物語に「有益教養」を求める向きには物足りないものがあるかもしれません。そういう意味で、本書は社会派の体裁をとりつつも根本的にはジャンクゾンビ小説です(なお、私の観測範囲では社会派的なものあくまジャンク的に消費する態度(?)*1を指してボンクラ自称してる人がけっこういるのですが、その文脈で言えば本書はたいへんよくできたボンクラ小説と言えるのでしょう)。

 とはいえ、いきなり人類規模で社会機能が壊滅したような絶体絶命の状況で、それでもなんとか生きのびようと必死こいて手を尽くす人々の姿を見ていると、まあなんというか元気が出ますね。絶体絶命の窮地に陥った時こそ人間本質が現れる、みたいな論調は好きではないのですが、もっとミもフタもないボンクラ的娯楽として「人が必死こいて這いずっとる様眺めるんはええもんやのうー(アホ面)」という楽しみ方はあると思います。倫理的にどうこうよりも、ともかく「力強い」と思える作品でした。

*1:この定義が正しいのかどうかはよく分かりません。

2014-08-31

俺屍2リプレイ(7) 1122年3月〜10月 四代当主すずめの時代

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  • 由良英(剣士): ゆらふさ。前当主の妹の偏屈武人。いつの間にか一族最年長になってしまったので最近ようやく人当たりが軟化。
  • すずめ(槍使い): 当主四代目萩谷烏兎。前当主の娘。他人事に首突っ込んで揉め事やすタイプのお節介焼き。最近ようやくスルーを覚えた。
  • 夜鳥子さん: 謎の居候最近すずめがほっといてくれるようになったので居心地よさそう。
  • 泉牛(薙刀士): 当主の弟。母が死んでから口やかましい姉の影で人の間を取り持つことが増えた縁の下の苦労人タイプ。最終的にキレて暴れる。
  • 透雀(槍使い): 当主の息子。何考えているかからないぽんわり系イケメン
  • あらすじ: 前作より難易度低いけど世の風潮的に仕方ないのかなーとか余裕ぶっこいてたら祭具2つ目取ったあたりで急激に難化したので泡ふく一族であった(主語間違い)

1122年3月 寄り道百鬼祭り

 黄川人情報では次の百鬼祭りは6月だそうな。うーん、潮丸は楽勝でしたが、その後強化された鬼たちの強さを考えると今の面子で戦うのはちょっと怖いですね。百鬼祭り道中のお宝稼ぎには行きたいし戦闘は逃走可能なハズなので様子見くらいはするとして、本気で撃破を狙うのは来年に回すのがよさそうです。これ以上雑魚鬼に強くなられるのもきついですし……。

 今月も由良英を透雀の指導につけ、残りの三人で討伐。先月無駄式神を使って疲労が溜まった夜鳥子さんには漢方を呑んでもらいました。ついでに温泉にも浸かってみたのですが、前回の防御アップと違い技の水が小増加という結果。やっぱ効果ランダムなんですね。


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 で、なぜか祭の提灯が灯っている富士見ヶ原。んー、よく分かりませんねえ。せっかくなので様子を見に行ってみましょう。


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 あんたが言うか……って感じですが、まあお互い大変ですわね。


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 フツーに開催されていた百鬼祭り。あら……? この先に晴明はいるのでしょうか。ていうか敵が強化されてるのに無為無策のうえ三人パーティで突っ込むのは無茶だったような……しかも何この鬼見たことないんですけど! 有寿の魔鏡で常時先手をとれるようにしてるのでなんとか倒せてるという感じです。ていうか当たり前だけど先制強い。やっぱ素早さは重要ですねえ。


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 うひゃー虫寄せ花乱さま解放で奉納点4582獲得! 解放条件は「隊長が花乱火を覚えている」とそんな難しくもなかったのですが、報酬めっちゃおいしいです。


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 ふーむ、晴明は出なくとも百鬼祭り自体は毎年各地に出現して、それはそれでボスがいるということなのですね。ちょっと怖いですが、退却用のアイテムも持ってるので挑戦してみることにします。


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「両親を目の前で鬼に食われてボクらも鬼になったんだよー」といきなり重い話を始める双子タヌキ、紅梅童子と白梅童子。これもうちの祖神です。相手と同じ姿に化ける能力があるみたいで、いきなり二匹とも当主すずめの姿になりました(小さくて見づらいですが)。うーん、これ攻撃力めっちゃ高いパターンでは……。

 敵に矛錆びをかけて攻撃力を下げたり、味方に火祭りをかけて対火防御を上げたりとまずは補助術を優先。火祭りは、敵の化けたすずめの性能が本物のすずめと全く同じなら攻撃は火属性のはず、という推測によるもの。その甲斐があったのか、もともと大した攻撃力があったわけでないのかは分かりませんが、一撃のダメージは100程度。これならまあ凌げます

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 力尽きたのかなんなのか正体を現したタヌキの図。「子供に本気出してるよ〜」とかぬかして逃げていきました。ご先祖様……。

 で、百鬼祭り最深部から普通に外に出られました。戦闘後に強制帰還となるのは晴明戦の時だけみたいですね。

  • 奉納点 10456 => 18817(+8361)

 わーい大戦果です! 虫寄せ花乱の解放が大きかったですが、それ抜きにしても4000点近く稼いでいます。入手巻物は全体地属性攻撃の土々呂、上位単体回復術の円子、敵全体猛毒化の美津乳。お雫の回復料量はだいたい150かそこらなので、敵の攻撃が激しくなってくれば円子も必須の術になっていくでしょう。


1122年4月 透雀初陣

 みだれひな祭りだードンドコドーン(原文ママ)

 さて、今月は当主すずめの息子、透雀が初陣です。体力にかなり不安があるので、慎重に慎重に行きましょう。奉納試合とかぶってしまいましたが、体力130の透雀を連れて行くなんてことはとてもできません。雪辱をはらすのは来年に回しましょう。


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 恐怖しか感じないんですがそれは。


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 こういう発言が出てくることすら兄弟仲が改善したしるしに思えて微妙ほっこりするのですが、バックグラウンドがサツバツとしすぎて感覚麻痺してるだけな気がしますね。


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 一角鬼を150体倒して金翔天竜馬さま解放。奉納点おいしいです。解放アイテムの「金翔ノ袈裟」も中防具としては強力。直接の血縁はないながら彼も一族に縁のある神様なので、ありがたく使わせていただきましょう。


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 ぐえっ! おぼろ夢子戦、まさか分身の術です。全部実体なら勝てっこないので、三体は幻でしょうか。


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 素の回避が高い上に回避上昇、命中低下術まで使ってくるので、全体攻撃の術を撃ってみたところ本体以外は消滅。なんとなく戦い方は分かりました。分身の術は何度でも使ってきますが、それ自体で一手を消費させることになるため幻体を確実に消していくのも悪くありません。最終的には全体攻撃術の併せで撃破。けっこう時間がかかってしまいました。

  • 奉納点 18817 => 24760(+5943)

1122年5月 すずめ第二子交神

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 初陣から帰ってきた透雀。うーん、やっぱり体力が伸び悩んでます。こんな体力で中階層の敵のところに乗り込んだら、冗談抜きに命がありません。場合によっては体力満タンからの一撃即死もありえるでしょう。少しずつ溜めてきた強壮体水葉が倉に6つほどあるので、50ポイントかそこらは底上げできますが……。

 成長期の今月のうちにもう一度討伐行って少しでも体力上げるべきかな、とも思うのですが、初陣だった先月ほど劇的にレベルが上がるわけではないし、今月交神しとかないと由良英とすずめの寿命が厳しいし……。どうにも苦しいところですが、交神を優先させましょう。由良英は1歳9ヶ月、当主すずめも1歳7ヶ月。初代当主の享年をとっくに越えていて、老化が始まっていないのが不思議なくらいなのです。ていうか透雀初陣の前の月に交神しとけばよかったんですよね……これは単純な計画ミスです。


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 依然奉納点には余裕があるので、透雀の父・霧ノ摩周と同ランクの神さま赤羽根天神と交神。生まれてくる子供資質次第では、ここから家系を二つに分けて一族の才能に幅を持たせていく方向もアリです。交神の言葉は「いつでも飛んでくからね」。爽やか系です。

  • 奉納点 24760 => 11874(-12886)

1122年6月 根の子参り百鬼祭り!(棒)

 さて、再び百鬼祭りがやってきましたが……透雀を守りながらでは晴明との決戦はおろか百鬼祭りの鬼狩りも微妙なところ。あまり高望みはせずに行きましょう。


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 夜鳥子さんのことを探っているうち、「消された神」なるものに行き当たったと言う黄川人。交神リストに放り込んでおいたとのことなので、帰ったら見てみましょう。


 道中、太刀五郎さんを倒しつつ進軍。次は雷電五郎も呼んでやろうとか言ってましたけど、まさか二人同時に戦うわけじゃないですよね……。


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 中階層の敵、天魔大将太刀風を撃たれた図。有寿ノ魔境で常時先制を取ってるので、冷や冷やしつつもなんとか狩れています。おそらく属性関係で夜鳥子さんの土攻撃がほとんど通らず、泉牛やすずめでも一撃では倒せないので、相手に手番を回す前に殴るのがやっとという感じ。しかもこの迷宮場所によっては地形効果命中が下がるので、なおのこと事故が怖いです。それにしても、風の技が43の泉牛と62の透雀で、ここまでダメージが違うんですねえ。


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 道中、緑の蝋燭を発見。これで今後は暗闇部の行動範囲が増えます

 で、いちおう百鬼祭りを探してはいたんですが、あまり慣れていない迷宮だった上に怖々とした進軍だったため、おみこしの発見はならず。来年までに下調べしとかないとですね……。

  • 奉納点 11874 => 14753(2879)

 獲得巻物は清水。地形ダメージと地形効果無効化してくれます地形効果で攻撃力を上げてくる敵もいるので、これかなり重宝するかも。


1122年7月 次男誕生

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 赤羽根天神のもとより当主すずめの第二子が到着。ガタイの良い見かけによらず掃除好きですって。


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 朱雀に縁のある父と母の名をとり、そのまんま朱雀と名付けましょう。心が軒並み高く、体力もそこそこ、技はちょっと不器用だけど例によって火だけは総じて高い、というパラメータ。防御がやや低めなので、後衛職が適任ですかねー。弓使いいっときましょう。それにしてもこの兄弟の口の形、特徴的ですけど誰に似たのやら。祖父神である孔雀院明美からの隔世遺伝ですかねえ。


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 素質の総合点はこの通り、兄の透雀を大幅に超える結果になりました。父神の奉納点は兄よりわずかに低かったので、これは意外。本格的に分家を考えてよさそうです。


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 で、唐突スクリーンショットも取れないほどの早業でこめかみに矢を射られて吹っ飛んだコーちん。矢文みたいですがなんですか。


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 あー、先月スルーしちゃったもんで寂しかったんですね……もうやだこの仇敵。


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 しかし暢気な話題ばかりとはいかず、遂に親の世代呪いが回り始めました。最年長1歳11ヶ月の由良英、1歳9ヶ月の当主すずめは仕方ないとして、ちょっと想定外だったのは夜鳥子さんの老化。そりゃ彼女も1歳7ヶ月なので短命の一族としては高齢なのですが、まさか当主よりも早く老いがはじまるとは……。しかし夜鳥子さんは討伐隊の主戦力なので、まだ抜けてもらうわけにはいきません。6000両の漢方薬健康値を82まで回復。もうひと月だけ頑張ってもらいます


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 あっ見忘れた……。来月、来月には。 


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 今回もおぼろ夢子戦。神は不死だから短命の人間の気持ちが分からず、それゆえ人間に対して羨望すら持っているみたいな話。次は兄の幻八の名も上げてましたが、これから出てくるんでしょうか。


 マップ上で「くらら」の術を使って敵の動きを止め、背後から接触して確実に先手を取りながらの天魔大将狩り。これならなんとか安定して戦えます。ここらの敵はなぜか妙に戦勝点三倍が出やすいので、その辺も稼ぎに貢献。神様解放ボーナスがあったわけでもないのに3000点オーバーの成果でした。

  • 奉納点 14753 => 17910(+3157)

 今回は全体攻撃術の巻物、太刀風を獲得。よく敵に使われてたので、すっかり自分も持ってるものだと思い込んでましたね。


 う。薬で自分を騙しながらなんとか前線に立っていた夜鳥子さんですが、屋敷に帰還すると同時に膝をつきました。衰弱の度合いとしては同程度だった由良英と夜鳥子さんですが、やはり無理をしての出陣がこたえたのでしょうか。彼女はそのまま床に伏せ、来月を待たずに息を引き取りました。


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 1年7ヶ月に及ぶ滞在の中、彼女最期まで多くを語りませんでした。すずめなどは何が何でも彼女を一家に馴染ませようと躍起になっていましたが、生前の母に窘められでもしたか、近頃はそれなりの距離を置いて接していたようです。結局、なぜこの家にいるのか誰にもよく分からない不思議な人でしたが、それはそれで謎の存在感があったとも言えます。それに、年上の由良やすずめはともかく、泉牛や透雀・朱雀兄弟にとって彼女は「自分が生まれたときから自然と家にいる無口なお姉さん」でした。そういう捉えどころのない人として、彼女もそれなりの居場所を萩谷家の中に持っていたのだと思います


1122年8月 すずめ第三子交神

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 はい、これが件の「消された神」とやら。なんか扇子っぽいの持ってるし、めっちゃ晴明っぽいシルエットなんですけど……本人なのやら縁者なのやら。そいえば昨年会ったとき自分も転生してるみたいなこと言ってましたね。奉納点的には昼子と黄川人に継ぐ高位にあたり、太照天夕子すら凌駕していますクリア後に交神できるパターンっぽい……?


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 なお先月亡くなった夜鳥子さんはこんな状況。「再生中」ってフレーズ、どことなロマンがありますね(しらんがな)。


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 今月はお盆でご先祖様が降りてきました。強力な火属性コブシ強敵を倒しまくった萩谷家伝説の人、炎神天ノ風。かなりパラメータが弱体化されてるので夜鳥子さんの代わりに雇うってことはできませんが……(そもそも火属性の拳装備してないし)。


 こういうわけで朱雀の時は交神タイミングをちょっとミスっちゃったんですけど、本来なら子供の初陣のひと月前に交神を行うのがベストなサイクル。というわけで、朱雀が初陣となる来月に備え、今月のうちに当主第三子の交神を行います朱雀指導は、今月も由良英に任せましょう。もはやほとんど寝たきりになってしまった由良英ですが、教師の役だけは今もしっかりとこなせます

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 んー、奉納点抑えめで体力、防御力まわりにあまり弱点がないよう選ぼうとすると、この辺になっちゃいますね……。トトロ、じゃなかった土々呂震玄をお相手に選択。「よいではないか、よいではないか」だそうです。戻ってきた当主がぷりぷりしてたので、何があったかはあまり触れないほうがよさそう。

  • 奉納点 17910 => 12337(-5573)

 さて。夜鳥子さんが1歳7ヶ月で死んだいっぽう、由良英は萩谷家最長寿の2歳に達し、当主すずめも1歳10ヶ月となりました。特に由良英などは初代当主である父やその兄弟さらには姉をも看取ってきましたが、まさか自分より年下の夜鳥子さんのことまで看取ることになるとは思っていなかったでしょう。人付き合いの苦手さという点で、会話がなくともどこか通じるものはあったかもしれません。


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 その由良英も、家族の誰もが覚悟していた通りこの月に永眠しました。お節介な当主とは揉めてばかりだった彼女ですが、血の気が多いという点で根本的に二人はよく似ており、夜鳥子さんとは別の意味で通じるものもあったはず。一種の喧嘩友達、という表現的外れではないと思いますし、言葉に出さぬ信頼もあったでしょう。実際、毎月討伐に出て家を留守にしてばかりいた当主に代わり、その息子二人にきっちり稽古をつけたのは由良英なのです。人を突き放すような態度は最期まで変わりませんでしたが、それが彼女なりの人との接し方だったのかもしれません。


1122年9月 焔獄道討伐

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 竜巻被害で計3万両分の被害。ぐえっ。


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 そろそろ夜鳥子さん転生させえやという煽りが来ました。んー、でも先月交神したばかりで今月夜鳥子さんを呼ぶと新しい子が一挙に二人来ることになっちゃうので、そこはちょっと調整します。


 さて、当主すずめも健康値が57となり、たとえ漢方を呑んでもなかなか戦える体ではなくなりました。仕方ないので当主の抜けた三人で討伐隊を組み、異国の傭兵で穴埋めする方針をとります。透雀を隊長にしたのは、前列・後列移動の直接操作をしたい機会が多いため。体力が低く昏倒しやすいので討伐隊敗走率も上がってしまますが、今回は初陣の朱雀に配慮して強い敵とは戦わないつもりなので、まあ。


 お屋敷ではそれなりに強い槍使いを228両で雇えました。んー、すずめよりやや格上、ってくらいの方だったんですけどなんでこんなに安いのかしら。前回尋ねた家は3万両とかだったのに……。


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 こんなところで紫の鍵入手。なんか富士見ヶ原あたりで扉を見かけた記憶がありますぶっちゃけフリーズした場所なのであんまり近づきたくないのですが……。


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 背後から敵襲かまされた図! 後列に置いてた朱雀、あと一撃でお陀仏でした。はじめて逃走アイテム使っちゃいましたよ……。うーん、慎重に進んでるつもりですけど、どうしても気の抜ける一瞬ってありますね。なおプライバシー保護のため画像の一部がコーちん化しています

  • 奉納点 12337 => 14419(+2082)

1122年10月 三男誕生

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 高いところが好き……らしい当主雀の第三子が土々呂震玄のもとからやってきました。


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 ふくよか……だけどめっちゃつぶらな瞳なので父親みたいなバカ殿ではないでしょう。性能は得意不得意がすごいはっきりしているものの、体の資質は全て高水準。めちゃくちゃ使いやすそうな子です。心の風と技の風が低いのはご愛敬でしょうか……見た目通りののんびり屋なのかもしれません。母と父の名にあやかって、黄雀と命名。黄色五行の土の色です。兄は透明と朱なので、そっちにもかけてます

 体の資質バリバリ武闘派なのでエース目指して薙刀を任せてもよいのですが、夜鳥子さんと役割が被るのが辛いところ。ここは思い切って、我が家初めての拳法家などどうでしょう指導は母である当主すずめが直々に行いますが、先月の由良英がそうだったように彼女も既に半分寝たきりの状態。庭の覗ける部屋で半身だけを起こし、黄雀の稽古を見守ります


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 さて、今回はオンライン遠征。わずか4ヶ月にして攻撃力500オーバー、敏捷も500近いという高性能な壊し屋さんを仲間にしました。萩谷家ではまだ解禁されていない職業なので、使い勝手のほどを見てみましょう。行き先は、おそらくまだ入ったことのない唯一の初期迷宮天衝くどん」です。


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 おぼろ夢子の兄、おぼろ幻八。直接の血のつながりはありませんが、やはり先祖が交神でお世話になったことのある神です。戦い方は基本的に妹と同じ。分身を技消費最小の全体攻撃術「ツブテ」で潰し、適当に殴ったり術を当てたりして勝利です。


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 今回は道に迷ってあまり敵と戦えなかったのですが、朱雀が一族初めての奥義「朱雀三炎弓」を閃きました。弓の三連攻撃。ボスや、貴重な巻物などを持った大将を確実に仕留めたいときなどに重宝するでしょう。


  • 奉納点 14419 => 17201(+2782)

 道に迷ってこれなら、まあ上出来でしょう。獲得巻物は敵の風属性を下げる風葬、単体全回復の壱与姫。要はベホマです。


 いっぽう、家に残って黄雀の指導に当たっていた当主すずめは容態が急変。次期当主を指名せねばならないときがやってきました。弟の泉牛は既に呪いの紋が浮き出はじめているため、さほど先は長くありません。とはいえ、透雀、朱雀、黄雀の三兄弟はまだ未熟。特に長男透雀の肉体的な打たれ弱さは当主として都合が悪く、彼が隊長を務める討伐隊は常に敗走のリスクがつきまといます。結局、バランスがよく総合的な資質も高い次男朱雀五代目当主を務めることとなりました。透雀がこんなことで弟にわだかまりを持つような性格でなかったことは、家族の誰にとっても救いだったでしょう。


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 年の近い叔母である由良英や居候の夜鳥子さんなど、無愛想な連中を気にかけて積極的に構ってきた彼女。その世話焼きの大部分は余計なお節介で、逆に揉め事を増やして弟の泉牛にとばっちりが行く(そしてキレる)みたいなことも多かったわけですが、いずれにしても常に彼女が一家の中心にいたようなところはありました。当主となってからは人との距離の取り方もそれなりにわきまえ、ともすると孤立しがちな由良英や夜鳥子さんにうまく居場所を作っていたような節もあります根本的に、人が好きだったのでしょう。

 戦闘面では、体力の低さがネックになりつつも槍使いとしての本分をしっかりと果たし、堅実に働きました。夜鳥子さんの派手な攻撃の前に隠れがちですが、彼女属性攻撃が効きにくい鬼神を相手にしたとき頼りになったのは由良英の刀とすずめの槍。今ひとつ華やかな活躍に欠けることを当人は気にしていましたが、彼女の戦い方は同じく「体力の低い槍使い」である長男透雀の見本となるでしょう。


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