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プロパガンダ

(一般)
ぷろぱがんだ

政治・思想宣伝

英語表記はpropaganda
特定の思想によって個人や集団に影響を与え、その行動を意図した方向へ仕向けようとする宣伝活動の総称。特に、政治的意図をもつ宣伝活動をさすことが多いが、ある決まった考えや思想・主義あるいは宗教的教義などを、一方的に喧伝(けんでん)するようなものや、刷り込もうとするような宣伝活動などを指す。要するに情報による大衆操作・世論喚起と考えてよく、国際情報化社会においては必然的にあらわれるものである。今日その方法は、必ずしも押しつけがましいものではなくなり、戦略化し巧妙なものとなっている。
インターネット・テレビ・ラジオ・新聞・出版物・映画・ポスターなどのメディアから、貨幣・切手・有価証券、旗・紋章・マーク、音楽や芸術、建造物・都市計画、ファッションまで、プロパガンダに利用される対象は様々である。テレビやインターネットに代表される情報社会化は、プロパガンダを一層容易で、効果的なものとした。わずかな費用で多数の人々に自らの主張を伝えられるからである。

背景

比較的古くから用いられているカタカナ語であるが、第二次世界大戦後のアメリカで、ナチスのゲッペルスによる国際宣伝戦を特定して「プロパガンダ」と呼ぶ風潮があったため、日本でも好ましくない感じを受けて敬遠されていた。ところが、1989年のベルリンの壁崩壊に始まり湾岸戦争やイラク戦争などに至る国際紛争が、衛星放送やインターネットを含む情報戦でもあったことから、限定された意味ではなく「プロパガンダ」という言葉が再び用いられるようになってきている。

戦争プロパガンダ10の法則

プロパガンダの一つに国策プロパガンダがある。第一次世界大戦でイギリス政府が行った戦争プロパガンダは国民に戦争するしか道がないことを信じ込ませるものだった。

  1. われわれは戦争をしたくはない。
  2. しかし敵側が一方的に戦争を望んだ。
  3. 敵の指導者は悪魔のような人間だ。
  4. われわれは領土や覇権のためではなく、偉大な使命(大義)のために戦う。
  5. そしてこの大義は神聖(崇高)なものである。
  6. われわれも誤って犠牲を出すことがある。だが、敵はわざと残虐行為におよんでいる。
  7. 敵は卑劣な兵器や戦略を用いている。
  8. われわれの受けた被害は小さく、敵に与えた被害は甚大。
  9. 芸術家や知識人も正義の戦いを支持している。
  10. この正義に疑問を投げかける者は裏切り者である。

その他

  1. タイの生活雑貨メーカー
  2. YMOの散開記念映画
  3. トレヴァー・ホーンがプロデュースした音楽集団
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