企業法務戦士の雑感 このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2018-05-22

[]「若いのに勇気がある」のか「若さゆえの勇気」なのか。

ここのところずっと話題になっていた(らしい)アメフト定期戦での“反則タックル”事件で、遂に、当事者である日大の選手が実名で顔を出して記者会見する、という偉業を成し遂げた。

顔も実名も晒したうえで、「監督、コーチの指示による反則タックルだった」ことをストレートに認める会見だったこともあり、これまで逃げまくってきた日大アメフト部首脳陣と比較して「勇気ある若者」という評価が一日にして固まろうとしている。

確かに、彼の会見は立派だったと思うのだけど・・・

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2018-05-20

[][]起きなかった波乱と新たな時代の象徴と。

桜花賞で豪快な差し切り勝ちを決め、一躍3歳牝馬世代のセンターポジションを勝ち取ったアーモンドアイ。

あれから1カ月ちょっとの間には、筆者も含め、「父がマイル・スプリント路線のロードカナロアだから、距離が伸びるオークスではそうはうまくいかないよ。」というひねくれ玄人チックなコメントも飛び交ったのだが、本番のレースではそんな雑音も見事に封印されてしまった。

比較的早いペースで流れた道中、いつになく前の方に付けてどうなるかと思ったら、再び上がり33秒2の脚を炸裂させるんだから、その後ろの馬たちの脚が届くはずもない。

勝ちタイム2分23秒8は、ジェンティルドンナレコードタイムにコンマ2秒と迫る好タイムで、後続には2馬身差の快勝。

単勝1.7倍という人気を冷ややかな目で眺めていたひねくれ者には、何とも痛恨の結果となってしまった。

そして、個人的に輪をかけてショックだったのが、今度こそ、と思っていたラッキーライラックが、桜花賞3着だったリリーノーブルすら交わせずに3着に敗れたこと。

直線で石橋脩騎手が追い出した時の一瞬の勢いだけは「おっ」と思わせるものがあったのだが、父譲りの不器用さゆえか、あるいは、こちらが本当の「距離の壁」か、どうにも伸びきれず、うまく立ち回った上位2頭との差がむしろ際立つ結果になってしまった。

ロードカナロアルーラーシップというキングカメハメハの血を引く種牡馬たち(非サンデー系)の子供たちが1、2着を占め、サンデー系のオルフェーヴル産駒が3着、そして、ディープインパクト産駒は2年続けて馬券に絡めず、という今回の結果は、最近の血統の潮流も見事に象徴するような話にもなっているわけで、来週のダービーの結果によってはこの流れがより色濃くなるかな、とも思っているのであるが、今はとにかく、春、これだけの強さを見せたアーモンドアイ、そして、その脇を固めた「牝馬クラシックトップ3」が無事夏を越して、秋、再び対決できるようになることを願うばかりである。

2018-05-19

[][] 京大「立て看」闘争に思うこと。

今年に入ってからAIスピーカーが順調に稼働していることもあって、ここ数か月、ラジオは聞いてもテレビは見ない、ラジオもヘッドラインニュースだけ聞いて後は音楽、という生活になってしまった*1

元々、10年以上ブログをやっているにもかかわらず、ネットニュースはスポーツネタしか拾わない人間なので、そうなると、すっかり世事に疎くなる*2

そのせいか、京都の吉田寮周りで立て看板撤去騒動が起きている、ということも、その騒動の元にあるあれこれも、この週末になって初めて知ることとなった。

大学当局が看板撤去を強行し、学生が負けじと反撃の応酬。

環境重視か、表現の場の重視か、等々、大上段に構えたらいろんな議論はできるわけで、無関係の人間から見たら面白いことこの上ないネタなのだが・・・。

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*1:そもそも音楽を聞く暇すらなく、家に帰ってからスピーカーと最低限の会話を交わしてお休み・・・という日がほとんどだったりもするけど。

*2:もちろん某経済紙だけは毎日読んでいるから、王道的なビジネスニュースだけは目にするのだけど、それ以外のネタにはすっかり疎くなってしまった。

2018-05-18

[][]失望しかない「27人」のリスト。

新年度早々に起きた“悲劇”さえなければ、今頃はロシアW杯に向けた密かな期待に胸を高鳴らせていたはずだった。

お世辞にもメディア受けが良い監督とは言えなかったし、選手受けはもっと悪かった、と聞く。

それでも、ハリルホジッチ監督が目指していたサッカーの姿は明確だったし、早期敗退の憂き目を見たこれまでの日本代表が抱えていた弱点を克服するための処方箋も施していたと思う。

親善試合はあくまでテストの場、本番に向けてメンバーが揃い、持ち前の分析力で対戦相手に応じた対策を徹底的に施せば、8年ぶりのベスト16、いやそれ以上の結果も出せる・・・と自分は確信していた。

それが、まさかの土壇場での解任劇。

ガラパゴス島国”を象徴するかのような不透明なプロセス、かつ、理由にならない理由で世界基準の監督の首を斬る、という日本サッカー協会の愚行に赤面したのが1カ月ちょっと前の話である*1

本当のところ何がトリガーになったのかは、門外漢の自分には知る由もない。

メディアでは様々なうわさが飛び交うが、それをどこまで信じれば良いのかもわからない。

ただ、個人的な感想としては、あの報を聞いた瞬間、日本がベスト16から上に行く可能性は限りなく低くなったな、と思った。

そして、5月18日、W杯本選に向けて発表された27人のメンバーは、さらにそんな予感を強めるものとなってしまった。

以下、ハリルホジッチが最後に指揮をとった3月とのメンバー比較。

<復活>

DF 吉田麻也

MF 青山敏弘

MF 井手口陽介

MF 香川真司

MF 乾貴士

FW 岡崎慎司

FW 浅野拓磨

FW 武藤嘉紀

<落選>

DF 宇賀神友弥

DF 森重真人

DF 車屋紳太郎

MF 森岡亮太

FW 杉本健勇

FW 小林悠

FW 久保裕也

FW 中島翔哉

DF陣に関しては、落とされた選手たち自身、代表でレギュラーとしての信頼感を勝ち得ていたとはお世辞にも言えなかったし、解任抗議コメントで一躍名をはせた槙野選手も今のところ落選を免れているから*2、これでやむを得ないとして、問題はMF、そして大幅入れ替えとなったFW陣である。

MFに関しては、最終予選の実質MVP井手口選手が戻ってきたことにはホッとしたし、乾選手、青山選手も現在のパフォーマンスを考えると選ばれてしかるべきだと思うのだが、香川選手をここで戻すのか・・・というところがとにかく引っかかる*3

そして、FWに至っては、岡崎選手はともかく、ここ最近は代表で通用するだけのものを見せていなかった武藤、浅野*4といった選手たちをなぜここで・・・?という疑問が拭えない。

少なくとも、欧州で実績を積み、目下世界基準のFWに一番近いと思われる久保裕也選手を外す、という選択肢はあり得ないと思っているし、3月の親善試合で希望の光を放った中島翔哉選手を連れて行かないのも、日本代表の未来にとって大きな暗雲というほかないわけで・・・。

自分は、西野朗監督が率いたアトランタ五輪U-23代表にはものすごく思い入れがあったし、例のブラジル戦の奇跡の勝利に狂喜乱舞したことも、未だに昨日のことのように思い出せる世代の人間である。だから、西野監督が何よりも信頼と安定を重視するスタンダードなチーム作りをする監督だということも容易に理解できるところで、スポンサー受けを狙ってこの選考にしたんだろ、なんて、悪態を吐くつもりはない。

だが、「マイアミの奇跡」が文字通り一夜限りの奇跡に終わってしまったことが如実に証明しているように、固定化されたメンバーで変化の激しい短期決戦を切り抜けるのは至難の業だし、少なくとも今回発表されたリストの中に、窮地を打開できるような化学反応を起こせる可能性を秘めた選手はほとんど見当たらない*5

あくまでこれはガーナ戦に向けた選手選考に過ぎず、予備登録メンバーからの離脱者の補充含め、まだまだ追加、入れ替えのチャンスはある、ということなのかもしれないが、「大昔の名前」と「一昔前の実績」だけで戦えるほどW杯って甘い舞台ではないし、日本代表も、今の代表監督も「横綱相撲」ができるほどのレベルではない、ということは、何よりも自分たちが一番良く分かっているはず。

こうなったらもう、今大会の結果も期待しないから、せめて4年後に希望を抱かせるだけの何かを、というのが自分の切なる願いである。そして、アトランタ五輪グループリーグで尖がり過ぎて「戦犯」扱いすらされていた一人の選手が、4年後の五輪、そしてその後のW杯で輝きを放った、という歴史がもう一度繰り返されるのであれば、今年の解任劇も、W杯での敗北も、いずれは肯定的な歴史の中に位置づけられるのではないかと思っている。

*1:前回のW杯で無名のチームをベスト16に導き、それ以前も欧州大陸で輝かしい実績を残してきた監督をこのタイミングで切る、ということの浅はかさを罵倒する言葉を探せばキリがない。監督としては何の実績もなかったジーコや、「昔の名前」でしかなかったザッケローニを“日本への理解がある”ということだけで重宝し、本番で見事なまでに散った過去との対比でいっても、あり得ない選択だったと思う。これで、しばらく外国の人とサッカー談義はできないな・・・と感じるに十分すぎる恥辱、国辱的解任騒動だった。

*2:もっとも、槙野選手のプレースタイル自体は自分は全く好きではないし、本番では「穴」になりかねないので、できればベンチにいてほしい選手なのだが・・・。

*3:個人的には、香川選手が嫌いというわけでは全くないのだが、どうにも、かつての中村俊輔選手と同じような負のオーラが付きまとっているように思えるだけに、大舞台で選ぶのはちょっと・・・という気がする。

*4:浅野選手に関しては、昨年のW杯予選・オーストラリア戦でのゴール、というのもあるので、まだ分からんでもないのだが・・・。

*5:せいぜい遠藤選手、井手口選手、乾選手くらいだろうか。監督としての状況に応じた采配、という点においては、西野監督の力量はハリルホジッチ監督に到底及ばないだけに、せめて選手セレクトの段階で自発的な“伸びしろ”に期待できるようなリストを用意してほしかったのだけど・・・。

2018-05-13

[][]ちょっとした雨のいたずら?

前週に続いて東京競馬場の芝コース1600mが舞台となったヴィクトリアマイル

上位人気は割れており、金曜日の発売の段階から1番人気もめまぐるしく入れ替わる展開だったが、個人的には、東京コースで先行させたときのアエロリットの凄さが印象に残っていたこともあり、迷いなく中心に指名していた。

そして、レースが始まってからも、好位から戸崎騎手が満を持して抜け出してきたアエロリットの姿を見た時は、「これは勝てる」と確信した、のだったが・・・。

空に雲こそ出ていたものの昼間の時点では「良」だった馬場は、昼下がりからの雨でこの時点では稍重に。そして、それが微妙に影響したのか、最後の直線、一番肝心なところでアエロリットは思いのほか伸びない*1

一方、スルスルと抜けてきたのは、稍重・重で3着以内率100%だった5歳牝馬ジュールポレール

そしてこちらもまた悪い馬場を苦にしない“シルバーコレクターリスグラシュー上がり3ハロン32秒台の脚で突っ込んで、勝った馬にハナ差まで迫る、という惜しい競馬をやってのけた。

もし、既に京都新潟では降っていた雨が、メインレースの時点で東京でも降る、ということを的確に予測できていたら・・・*2と、後から悔やんでもどうしようのだけれど、これもまた競馬

そして先々週、せめて先週の「前が止まらない乾いた馬場」だったなら、上位4頭の順位は確実に入れ替わっていただろう、と言ったところで意味がないのもまた競馬、である。

ちょっとしたファクターの変化が、結果にも大きな影響を与える。

それを改めて思い知らされた週末であった。

*1:この馬、重馬場だった昨年の秋華賞では1番人気ながら7着。3着以内に入れなかったもう一つのレース、昨年の桜花賞でも5着に終わっている。

*2:いつものことだが、用事がある日は昼くらいまでに馬券をまとめて買ってしまうのである。

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