屏東県民公園は、日本統治時代の1909年から操業された台湾糖業股份有限公司(台糖)の製糖工場と製紙工場で、その跡地が公園としてリノベリノベーションされ2021年にオープンした。工場は1994年に廃止され、2014年には歴史建築に登録されている。公園の全長は約1.2kmの線形で、総面積は約20haにもなる。 その園内には、保存された倉庫のほかに、製糖工場時代の地下室「地坑」や、遺構を再利用した舞台劇場である「地景劇場」などがある。また、随所に散策、休憩、運動、遊戯ができるスペースが設けられている。公園内で産業遺産の構造物を活用し、それらの活動の場を提供したことによって、2021年に日本のグッドデ…