蛇行する川のほとり3 (恩田陸 / 中央公論新社) ISBN:4120034267

蛇行する川のほとり3

彼女たちは、何かを隠している。何か大きくて、重く冷たいものを…。
書き下ろし学園ミステリー完結篇。
122ページ。


小さくまとまった3部作。
最初から一気に読むことをお勧めしたい作品ですが、
ここであらすじ書いてしまうと思いっきりネタバレに直結するのでなにも書けないなあ。


衝撃の2巻ラストから思いもよらなかった人物の語りで始まるこの3巻。
しっかりと物語は幕を下ろしていて、読後感も悪くありませんでした。
これぞ、まさに恩田陸にしか書けない作品ではないでしょうか。
その雰囲気がまさに恩田作品であるという証拠。
すごいね、こりゃ。


とりあえず1巻の感想と2巻の感想。
どちらも感想になってないですね…
http://d.hatena.ne.jp/G_CAR_STK/20031117#p3 (1巻)
http://d.hatena.ne.jp/G_CAR_STK/20031124#p2 (2巻)

今日は仕事で重大なミスをしてちょっとヘコんでいます。


なんてことは抜きにして、そろそろゴールデンウィークですね。
私は暦通りにしか休めませんが、
中には11連休などといううらやましい方もいらっしゃる模様。
そんなだったらさぞや読書も進む、と思いがちですが
実はそうではなかったりします。
私の読書の時間はそのほとんどが家の外で、
電車の中だったり公園のベンチだったりすることが多いので
家にいる時間が増えてもゲームで遊ぶ時間が増えるだけだったりします。


なもんでゴールデンウィーク中はがっつり読書量が減る予定…
コミックの感想ばかりが上がる毎日になるでしょう。
漫画は外で読む気にはあんまりならないのが不思議ですね。