GOSICKs (桜庭一樹 / 富士見ミステリー文庫) ISBN:4829163100

GOSICKs

西欧の小国ソヴュール、聖マルグリット学園に東洋からの留学生がやってきた。
その死神と噂される一弥はあらぬ殺人容疑をかけられる。
そんな彼を救ったのは、図書館塔に引きこもる謎の少女・ヴィクトリカだった。
6編収録、349ページ


なんだかミステリーというよりもキャラクタ小説としての側面が強くなっているのですが
その傾向はどこまでいっても止まらないです。
とにかくヴィクトリカの態度は可愛らしいですね、どうしてくれよう。


一応一話完結のストーリーもあるのですが
謎にもなってないような謎だったりして(意味不明だな)
そちらのほうは今までと同様にあんまり楽しめませんでした。
(つうか私ってミステリーで心底楽しんでいるのって連城作品くらいだな…)


今回も上質のキャラクタ小説です。
★★★

東京では震度5弱というかなり大きな地震があったのですが
私はこの時新宿のゲーセンで『テトリス』の真っ最中。
ちょうど中速から高速に落下速度が変化するという集中力がいるところだったので
そのまま座ってプレイを続行していたのですが
今から考えるとこれって危険な行為ですよね…
やっぱ即座に安全(そうな)ところへ退避しないといけないでしょう。
だけど周囲にはそんな人はひとりもいなかったことを明記しておきます。
大都会で大地震が起きたらアーケードゲーマーの死傷率は高そうですねー。


それよりも帰りの電車が参りましたよ…
JRは復旧がちょっと遅いね。