フランスの野党、社会党は、2007年の次期大統領選に向けた政策綱領を、党員投票で承認した。注目なのは、同性婚の容認が含まれていることだ。
仏社会党、党員投票で次期大統領選の政策綱領を承認 [Yahoo! ニュース/読売新聞]
綱領には、<1>最低賃金(税込み)を現行の1218ユーロ(約17万7000円)から2012年までに1500ユーロ(約21万8000円)に引き上げ<2>現在9・3%の失業率を今後5年間で半減<3>同性結婚の容認<4>教育予算の重視<5>45万戸の住宅建設――が盛り込まれた。
最新の世論調査によると、次期大統領選に向けては、党内でロワイヤル元環境相(52)が大きくリード、右派のサルコジ内相(51)と決選投票となった場合は、同内相を破って大統領に当選するとの結果が出ている。
そしてフランスと言えば、今日は「ゲイ・プライド」の日だ。temjinus さんによれば、50万人の人手が予想されているそうだ。
Gay Pride ゲイ・プライド 本日午後 [仏語西都逍遥]
今回のテーマは同性婚のオープン化と未婚カップルの養子縁組、レスビアンヌカップルの人口妊娠、トランスセクシュエルが性変更手術を受けないでも戸籍変更が可能にするなど。
行進は13時にモンパルナスを出発、16時にバスティーユ到着の予定。
[Gay Pride fr]
[Marche des Fiertés LGBT ]
ちなみに2005年のパリのゲイ・プライドの模様は、「Oh la la Paris」を参照のこと。写真が豊富だ。
- GAY PRIDE - PARIS - 2005 [Oh la la Paris]