2010-11-16

2010年の紅葉ドライブ3日目は石川県金沢からスタート。
今日は、金沢21世紀美術館、糸魚川まで高速でワープして、白馬、戸隠へ。その後、山田温泉の共同浴場「大湯」に浸かり東京へ戻るルートです。

9:30 駅前のホテルをチェックアウトし、金沢21世紀美術館へ。

石川県立美術館付近にて
金沢の紅葉といえば兼六園ですが、今回は時間の制約上スルー。

広坂交差点で雪吊りの作業をしていました。冬支度する金沢の風景を見れただけでも満足。

金沢21世紀美術館
10:00 到着
妹島和世さんと西沢立衛さんが設計したガラス張りの円形の建築。威圧感があるわけでもなく、デザインを主張し過ぎることもなく、居心地の良い空間が広がっています。

昨夜、21世紀美術館の展示内容を調べていたら、東京奥沢で日本の家具・雑貨を取り扱う「D&DEPARTMENT」の企画展「本当のデザインだけがリサイクルできる〜Only honest design can be recyclable. 」が開催されいるようです。しかも無料。今日はコレを見ることにします。
館内の一角、ガラスに囲われたブースに鼠色のスチールラックが設置され、その中に独自の感性で収集されたモダンデザインの中古品やデッドストック品がみっちりと積められています。プチD&DEPARTMENT倉庫っぽい展示になっていました。
特にインスピレーションを刺激するものではなかったですが、詰め込まれたアイテムを見て行くと、改めて消費スピードの速さを感じさせられました。

金沢21世紀美術館
 http://www.kanazawa21.jp/
D&DEPARTMENT PROJECT 本当のデザインだけがリサイクルできる
http://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=46&d=861

11:00 今日は"一応"東京に戻る予定なので、そろそろ金沢を出発することにします。
（って、金沢ここしか見てないですけど！）

北陸自動車道（東金沢〜糸魚川）

金沢東ICから北陸自動車道へ

遠くに薄らと雪化粧した立山連峰を前面に見ながら疾走

12:00 親不知付近で日本海へでます

 糸魚川で降りる予定だったので、そろそろスローダウンしようと思ったところ後方から白いクルマが迫ってきます。「やべっ、敵機か？！」と思って避けると、ABARTH グランデプント！ほんの500m程でしたが並走できました。
めちゃくちゃカッコいいし、いい音してました。欲しい・・・

糸魚川〜白馬（国道148号線）
12:15 糸魚川ICで高速を降りて国道148号線を姫川に沿って南下


国道148号線はフォッサマグナに沿って走る道。白馬までの道のりはほとんどがスノーシェッド（洞門）とトンネルの中

13:00 道の駅小谷で一休みして白馬へ

白馬〜戸隠（国道406号線）
13:30 白馬駅手前の国道406号線を左折

目指すは、戸隠です。

国道406号線は道幅が狭くタイトなコーナーが続く道。この辺の紅葉はもう終わりですね。

背後に白馬の山々を見ながら東へ進みます

戸隠中社うずら家さん
14:15 県道36号線を戸隠方面へ

15:00 戸隠中社に到着。お目当ては、当然お蕎麦。
ここ最近、年に1回くらいは来ている戸隠蕎麦の名店「うずら家」さん


大権現という大笊に盛られたお蕎麦とキノコの天ぷらをいただきました。いつ来ても美味しい。お店の雰囲気も家庭的で居心地が良いです。

16:00 食後に中社をお参り、長野市街へ向かいます。

うずら家
 http://www2.odn.ne.jp/~uzuraya/
※2010年は11月29日から12月17日まで蕎麦粉の仕込みのためお休みです
http://r.tabelog.com/nagano/A2001/A200101/20000191/
長野県長野市中社3356
10:30〜16:00 売切れ次第閉店

戸隠〜長野〜山田温泉大湯
戸隠から長野市街へ降りる県道沿いでサンセット

今回のドライブも終わりに近づいてきています。

善光寺まで降りたところで、門前にあるカフェ「BAKERY'S STREET & CAFE」さんで一休み。ソファ席の居心地良すぎです。

BAKERY'S STREET & CAFE
http://r.tabelog.com/nagano/A2001/A200101/20001115/
長野県長野市西後町まちなみ1583番地リブロ表参道1F
9：00〜19：00

18:00 善光寺を出発して、カフェで調べた高山村にある山田温泉の共同浴場「大湯」を目指します。市街地を抜け、リンゴ畑の山道を登ると、さらに道は険しくなります。45分程走り到着。

18:45 山田温泉共同浴場大湯に到着

開湯200年を誇るこじんまりとした温泉街、山田温泉。その真ん中に位置する赴きある共同浴場。

平日の19時だというのに、5人前後の人が入っています。おそらくほとんど地元の方。
10人以上入れる湯船には熱めのお湯がなみなみと注がれています。塩化物泉なので身体の芯から温まるのが分かります。地元に根付いたこういった場所が守られているのが日本の宝なんだなぁと実感。