拓海広志『ジャラン・ジャラン』♪

 今年の4月に結婚する友人から二人の門出を祝する歌を作ってほしいと頼まれ、久しぶりに曲を書いてみました。休日にパリのセーヌ河沿いの道を散歩しながら心に浮かんできたメロディを書き留めてみたのですが、楽器を使わなかったためにシンプルで覚えやすい曲になったと思います。


 「ジャラン・ジャラン」とは僕の好きなインドネシア語の一つで、「散歩」を意味します。人生を旅や航海、マラソンなんかに喩えることは多いけど、ゆっくり楽しむ散歩という風に考えてみてもいいんじゃないかな? この歌を贈る友人夫婦の幸せを心からお祈りしたいと思います。


【ジャラン・ジャラン】
(詞・曲/拓海広志)(2007年)


 風も止んだようだね 木漏れ日が優しく
 いつも二人歩く道 ジャラン ラン ララララ ラン
 星が小さくウィンク ほのかに道照らして 
 ちゃんと手を取りなよって ジャラン ラン ララララ ラン
 いつまでも どこまでも 一緒に歩いて行こう
 この道のりをずっと いとおしみながら
 雨に濡れて歌うよ まるで映画のように
 それも二人ならいいさ ジャラン ラン ララララ ラン
 ジャラン ラン ララララ ラン  
 ジャラン ラン ララララ ラン


 霧に煙る町並み 不安なときもあるさ
 きっと晴れるのを待って ジャラン ラン ララララ ラン
 月がいたずらして 道を隠してみても
 遠回りして行くさ ジャラン ラン ララララ ラン
 いつだって どこだって 一緒に歩いて行こう
 出会うもの全て 慈しみながら
 朝焼けの街角 小鳥の歌が楽しい
 今朝も二人出かけよう ジャラン ラン ララララ ラン
 ジャラン ラン ララララ ラン 
 ジャラン ラン ララララ ラン


(無断での転載・引用はご遠慮ください)


≪'The Hyper Bad Boys' - Music≫


【The Hyper Bad Boys play this song】


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