しばらく、戦艦大和は日本のミリオタだけでの愛玩物だと思い込んでた。
でも、どうやら2つのオタク的コンテンツのおかげで、海外でも知名度はアップしてるみたいだ。
ひとつは『宇宙戦艦ヤマト』
タイトルを検索するのもうんざりするくらい、繰り返し映画化されている。
これはそれなりにアニオタでも人気のようだ。これがキッカケで第二次大戦の末期の戦艦大和の最期を知った外国人も多いだろう。ベスト・バトルシップのベストに入ることもある。
この戦艦の存在は、とくに東南アジアや中東の若者たちには意外な事実だったであろうことは、容易に想像できる。
二つ目は『World Of Warships』だ。ネトゲだがベラルーシのゲームであるのが特徴的。ベラルーシはロシア人ではなくベラルーシ人が主なので、第二次大戦の立ち位置が微妙なのだ。ナチスドイツとは戦闘しているのだが。
なので極東の太平洋戦争には中立的といえる。かといって大日本帝国海軍を賛美しているわけではないのはもちろんだ。
上記の動画には「Hands down the most beautiful battleship ever built.」のようなコメントが見られる。
艦首の造波抵抗低減のバルジを扱うビデオまである。
同型の武蔵に対して、その沈没船の発見者であるポール・アレンのコメントを引用しよう。
one of the most renowned and technologically advanced battleships in history
これも戦艦武蔵のギネス記録であるが、大和も同じ扱いを受けていると看取したい。
・世界最大の戦艦(総トン数)
・最大の艦砲を搭載した軍艦
・世界一被弾火薬量の多い軍艦
いずれにせよ、ミリオタではかなり有名となっているわけである。
ちなみに邦画にも巨大戦艦の美しさを強調したタイトルがあった。