高所清掃用の箒で感電

一命は取りとめたようで、何よりです。こういう事態が起こるということは、掃除する前に「饋電停止+接地」でしょうか。

10日23時10分頃、長野新幹線上田駅の下りホームで、駅員(46歳)が倒れているのを同僚の駅員が発見した。
この駅員は病院に運ばれたが、全身に火傷を負い重傷。上田署は、清掃作業をしていたこの駅員が、誤って新幹線の架線に箒を接触させ、感電したとみて調べている。
事故当時、ホームに乗客や駅員はいなかった。JR東日本によると、この影響で、軽井沢〜上田駅間で新幹線の送電が一時的に止まり、安全確認のため、下りに13分の遅れが出た。
同署などによると、倒れていた伊藤さんの近くに、長さ約4mの高所清掃用の箒が落ちていた。架線の電圧は25kV。柄はアルミ製だった。
(2007年10月11日=Yomiuri On Line)

首都高速中央環状新宿線一部開通へ

色々あって地下方式になったのですが、600億円/kmかかっています。

首都高速道路会社は10日、建設中の中央環状新宿線の4号新宿線〜5号池袋線間(約6.7km)を12月22日に開通させると発表した。一般道で約30分かかる新宿〜池袋間が約10分に短縮する。都心部を通過する車両が中央環状新宿線に迂回することで交通量が分散し、首都高全体でピーク時の渋滞の長さも約2割短くなると期待されている。
12月に開通する区間は、ほとんどが地下トンネル。途中に3カ所の出入り口を設け、一般道と接続する。渋滞する都心環状線を通らなくてもよくなり、例えば中央自動車道の高井戸から常磐自動車道三郷ジャンクションまで、現在は約90分かかっているのが約60分と30分短縮する。総事業費は約4000億円で、1日あたり往復約4万6000台の通行を見込む。
渋滞が短くなり、車の流れがスムーズになることで、車の排出ガスも減る。年間で二酸化炭素(CO2)は約6万t、窒素酸化物(NOx)が約70t、浮遊粒子状物質(SPM)は約4tが削減され、環境改善に貢献するという。所要時間の短縮など経済効果は年間約930億円と試算している。
(2007年10月11日=NIKKEI NET)

2.5GHz帯の申請出揃う

個人的には、次世代PHSに期待。

2.5GHz帯を使った高速無線通信システムの導入に向け、各事業者から総務省への認定申請が出揃った。計4社から申請が行なわれたが、免許付与は2社に対して行なわれる予定*1。免許が付与される事業者は年内にも決まる見込み。
申請を行なったのは、申請順にウィルコム、オープンワイヤレスネットワーク(OpenWin)、ワイヤレスブロードバンド企画、アッカ・ワイヤレスの4社。申請の受付期間は9月10日〜10月12日で、ウィルコムは9月28日に、そのほかの3社は10月11日に申請を行なった。
同周波数帯は基本的に新規事業者に割り当てる方針が明らかにされており、携帯電話の3Gサービスを展開している事業者およびそのグループ会社は対象外とされている。一方で、既存の携帯電話事業者が参入するには、出資比率が3分の1以下であれば参入が認められており、NTTドコモはアッカ・ワイヤレスに、KDDIはワイヤレスブロードバンド企画に、ソフトバンクイー・アクセスはOpenWinにそれぞれ出資し、間接的ではあるものの、2.5GHz帯でのサービス展開を目論んでいる。また、3社はいずれもWiMAXでの参入を表明している。
(2007年10月11日=ケータイWatch

*1:今回、全国展開する移動通信に割り当てられる周波数は、2545MHz〜2575MHzと2595MHz〜2625MHzの30MHz幅が2つ。