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2017-05-17 読了

[] 畠中恵 『うずら大名』

うずら大名

 名主の家の三男に生まれ、家督も継げずどこか婿入りする当てもなかったものの、長兄は亡くなり次兄は養子へ行っていたため、家を継いでいた吉之助が、ある晩何者かに襲われます。それを助けたのは「御吉兆ーっ」と鳴きながら飛んできた白いうずらと、その飼い主である武家の有月でした。かつて吉之助らと同じ道場に通っていた昔馴染みの有月は、吉之助の周囲で起こる様々な困りごとを解決し、吉之助は有月の藩に金子を用立てる「大名貸し」となりますが、江戸近隣で大名貸しをする豪農たちの不審死や、幕府の根幹を揺るがす陰謀に立ち向かうことになってしまいます。

 大人になっても泣き虫なままの吉之助や、不思議で可愛いうずらの佐久夜、切れ者だけれどもどこかすっとぼけた有月など、個性的なキャラクターによって軽妙に繰り広げられる物語。

 ですが、物語が進み事件の裏にある陰謀と、それに関わる者たちの姿が浮かび上がって来るにつれ、吉之助たちの哀しみがずしんとくる作品となっていると言えるでしょう。軽妙さの中にあるからこそ、最後の結末に込められた苦さが静かに引き立つ一作。

[] 仏行寺のツツジ

昨年はあっという間に終わってしまっていた仏行寺のツツジですが、今年はオオムラサキが咲くまでに少し時間がかかったようです。

ちょっと早めでしたが、4月29日に行ってきました。

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早めに咲くクルメツツジなどは見頃。

梶原景時の息子の景季の腕がおさめられているという源太塚へと続く散策路からの景色を今年も楽しむことが出来ました。

[] ゴールデンウィーク

昭和記念公園のネモフィラ。

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ひたち海浜公園まで行く元気は無かったので、手近(?)な昭和記念公園で済ませてしまいました。

こじんまりとした丘に咲いているネモフィラが見頃でした。

ネモフィラだけでなく、他の花もチラホラ咲いているのも良い感じ。



亀戸天神の藤。

連休の谷間の平日の夜、行ってきました。

スカイツリーが出来てから行くのはそう言えば初めて。

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それなりに人はいましたが、平日の夜ということもあってテレビで見るほどの混雑ではなく、ゆっくりと見ることが出来ました。



あしかがフラワーパーク。

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激混み。

園内は広いので、それほど大変ではありませんが、以前訪れた時は夜のライトアップの時間はそこまで人だかりではなかったのに、今回は特に外国人観光客が増えていたこともあって、夜でもかなり混雑していました。

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藤はメインの大藤がまさに見頃で、まさに圧巻。

混雑覚悟で(しかも遠いですが)行く価値アリです。

夜に行くと、藤の花の香りが物凄くて、ジャスミンにも似た香りでした。



小田原城。

昨年も行った小田原城の御堀端にある「御感の藤」。

今年は見頃にちょうど当たりました。

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…ライトアップしてくれないかなぁ。

2017年読了冊数:7

現在の積読:0

2017-04-19 読了

[] J・D・ロブ 『孤独な崇拝者 イヴ&ローク41』

孤独な崇拝者 イヴ&ローク41 (ヴィレッジブックス)

 「この女はあなたをないがしろにして、悪口を言った。」と、かつてニューヨーク市警の警部補であるイヴとやりあったことのある女性弁護士が、舌を切られた遺体で発見されます。犯行現場に残された犯人からのメッセージには、イヴに対する異様な執着と妄信が記されていました。

 ある種のストーカー犯罪にも似た犯行は、徐々に妄想がエスカレートし、やがてはイヴの周囲や自分に応えてくれない彼女自身への敵意へと変わって行きます。本作ではそうしたプロセスを過不足なく描いており、緊張感を持った展開を楽しめます。結末近くには、犯人がすぐ間近まで迫ってくる緊迫感もあり、また犯人の異常な心理の説得力もある、読み応えのある一作になっていると言えるでしょう。

 シリーズ40作を超えてなお、中だるみすることの無い面白さがあります。

[] 桜・その2。

そこそこ寒い日が多かったので、いつまでも彼岸系の枝垂れ桜が残っていたものの、染井吉野が満開になる頃から急に暖かくなったため、その後は一気に咲いてしまったような。


池上本門寺

こちらは何だか去年より夜桜見物に来ている人が多かった気がします。

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二ヵ領用水

今年は並木の紅枝垂れの枝の剪定がされてしまっていて、特に歩道側でちょっと残念な状況でした。

植わっている場所を考えるとそこそこ酷な環境なので、まだ若い木なのに弱っているのかもしれません。

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鎌倉(2回目)

去年はソメイヨシノが終わった時期に訪れていた、大町にある時宗の教恩寺。

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去年よりはちょっと遅めの明月院の紅枝垂れ。

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紫陽花の時期には考えられないくらいすいてますが、春の桜の時期も綺麗なお寺です。

スズメやタイワンリスをすぐ近くで見ることが出来るのも楽しいです。

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花子とタローはともかく、小鳥のおうち…?

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歩いていると、ナガミヒナゲシが年々増えていることに気付きます。

可愛いんですけどね。


新宿御苑

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気が付けば八重桜の時期ですが、気温が高い日が続いたり、雨風が強い日がちょいちょいあったりで、今年は八重桜のシーズンが短かったような気がします。

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いつもだと、連休の最初の頃まで楽しめる桜もあったりするのですが、今年はそこまでもたないような。

御衣黄。

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兼六園菊桜。

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2017年読了冊数:6

現在の積読:0

2017-04-07 読了

[] 三上延 『ビブリア古書堂の事件手帖7 栞子さんと果てない舞台』

ビブリア古書堂の事件手帖7 〜栞子さんと果てない舞台〜<ビブリア古書堂の事件手帖> (メディアワークス文庫)

 ビブリア古書堂にやってきた吉原という男は、脅迫まがいの取引も厭わない危険な古書店主であった、久我山の弟子であり、栞子の母である智恵子との因縁のある老獪な小道具商でした。栞子たちは、彼が手にしている3冊のシェイクスピアのうち、ファーストフォリオと呼ばれる稀覯本がどれなのかを当てなくてはならないことになってしまいます。

 長らく続いたシリーズも、本作でもって一応のシリーズ最終巻。栞子と母親の智恵子との確執や、智恵子の過去やその行動の謎もだいぶ明らかにされ、さらにはシェイクスピアの古書という世界的に大きな存在をガジェットとして用いた贅沢な結末が本作では描かれます。

 栞子と対立する立ち位置にいた智恵子に加え、本作ではすでに故人ではあるものの、作品世界に大きな影として存在していた久我山の系譜と言っても良い悪役として、古物商の吉原という男が登場します。一筋縄ではいかない老獪な相手と、母親の智恵子を敵に回し、栞子たちは入札の場での対決をすることになります。

 緊迫感のある入札シーンや、窮地からさらに窮地へと追い込まれる展開、どんでん返しの面白さなど、エンタメとしてもシリーズ内屈指の一作と言えるでしょう。

 最後に明かされる久我山の意図と、智恵子の思惑、それらを乗り越えた栞子と大輔の「これから」が見える良い結末でした。

[] 桜ー。

前回から1か月ほど間が空いていますが、その間勿論あちこちプチ徘徊しておりました。

桜の季節、まだまだこれからですが、ぼちぼち編ということで。

もはや堅気じゃないとか一部で言われていますが、徘徊先が全て近場なのでセーフだと信じて疑いません。


とりあえず新宿御苑。

大島桜。

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高遠小彼岸。

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陽光。

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枝垂れ桜。

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ソメイヨシノが咲く前でも、かなり人が増えて来ていました。

ここの枝垂れ桜を撮るのにも、年々全体像は撮れなくなっていて、今年は本当に一部だけ辛うじてという…。(しかも天気がイマイチだったので尚更厳しい…苦笑)



そしてとりあえず鎌倉。

雨上がりに行ってきました。

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毎年楽しみにしている光則寺の海棠は、まだちょっと早かったものの、可愛い蕾がたくさんついていて、また山門前の枝垂れ桜が見頃でした。

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東郷寺の枝垂れ桜。

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京王線の多磨霊園駅から5分ほど歩いたところにある東郷寺の山門の下、身延山久遠時から苗を貰ったという5本の枝垂れ桜があります。

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黒澤明の「羅生門」の門のモデルとなった山門のあるお寺で、とにかく枝垂れ桜は見事でした。


とりあえず夜桜。

珍しく普通に皆さん出掛けてる目黒川とか行ってきました。

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人は多かったですが、むしろ最近の新宿御苑よりは楽かなぁ?程度でした。


とりあえず近所。

クリスマスローズとか菜の花とか。

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枝垂れ桜。

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2017年読了冊数:5 積読:1冊

現在の積読:3

J・D・ロブ 『孤独な崇拝者 イヴ&ローク41』 ヴィレッジブックス