週間オフェンスラインMVP(第7週)
さて、今週も、「オフェンスラインスタッツ」を用いた、
「週間オフェンスラインMVP」を掲載したいと思います。
まず、第7週の「ベストオフェンスライン選手」は以下の通り。
選手名 | ラン | パス | 反則 | オフェンスライン ポイント |
|
---|---|---|---|---|---|
LT | タリック・グレン (インディアナポリス・コルツ) |
6 | 18 | 0 | 24 |
LT | ドブリカショー・ファーガソン (ニューヨーク・ジェッツ) |
20 | 4 | 0 | 24 |
LG | トッド・ヘリマンズ (フィラデルフィア・イーグルス) |
38 | 3.5 | 0 | 41.5 |
C | ニック・マンゴールド (ニューヨーク・ジェッツ) |
36 | 2 | 0 | 38 |
RG | ショーン・アンドリューズ (フィラデルフィア・イーグルス) |
42 | 3.5 | 0 | 45.5 |
RT | アンソニー・クレメント (ニューヨーク・ジェッツ) |
24 | 4 | 0 | 28 |
今週は、「イーグルス+ジェッツデー」。
人数としてはジェッツの方が3人で多いですが、
ポイントとしてはイーグルスの両ガードがダントツです。
(イーグルスは、試合には負けてしまいましたが)
あと、左タックル選手は同ポイントで2人が並びましたが、
「パスのコルツ」「ランのジェッツ」というのが、よく分かりますねぇ。
そして、今週の「週間オフェンスラインMVP」は、
イーグルスの右ガード、アンドリューズです。
アンドリューズは、カレッジで大活躍してドラフトにアーリーエントリー。
2004年、イーグルスにドラフト1巡全体16位指名されNFL入り。
当然、いきなりの活躍が期待されたわけですが、
この年の開幕戦、スターター出場を果たすも、試合中に右足を骨折。
これにより、残りのシーズンを棒に振ることになってしまいました。
翌年、つまり昨シーズンは全試合にスターター出場。
そして今年、6月に契約延長を果たし、
なんと、2015年までという長期にわたるイーグルスとの契約となりました。
これには、イーグルスの今後のオフェンスを支え続けていってもらいたい、
という思いが込められているのでしょうし、
その期待に応えてもらえそうと思ったからこその、契約延長なのでしょう。
イーグルスも、これから数年すれば、ランニングバックは替わるでしょうし、
クォーターバックだって替わるかもしれません。
しかし、オフェンスラインにはアンドリューズが不動で存在している。
そんな存在になっていきそうですので、
末永く、注目していきたいところですね。
さて、第7週時点での「オフェンスラインベスト10」は、以下の通り。
順位 | 選手名 | ラン | パス | 反則 | オフェンスライン ポイント |
---|---|---|---|---|---|
1位 | RT ジョン・スティンチコム (ニューオリンズ・セインツ) |
40 | 53 | 0 | 93 |
2位 | C ケイシー・ウィーグマン (カンザスシティ・チーフス) |
82 | 4 | 0 | 86 |
3位 | RG ショーン・アンドリューズ (フィラデルフィア・イーグルス) |
90 | -1 | -7 | 82 |
4位 | LT タリック・グレン (インディアナポリス・コルツ) |
50 | 42 | -21 | 71 |
4位 | LG ディラン・ギャンディ (インディアナポリス・コルツ) |
50 | 21 | 0 | 71 |
6位 | LT ルーク・ペティグー (ニューヨーク・ジャイアンツ) |
78 | 13 | -21 | 70 |
7位 | C ジャマール・ジャクソン (フィラデルフィア・イーグルス) |
68 | -1 | -7 | 60 |
8位 | LG デリック・ドッカリー (ワシントン・レッドスキンズ) |
60 | 12.5 | -14 | 58.5 |
9位 | RG マイク・ゴフ (サンディエゴ・チャージャーズ) |
40 | 18 | 0 | 58 |
10位 | LG ダレン・コレッジ (グリーンベイ・パッカーズ) |
56 | 4 | -7 | 53 |
1位は、試合のなかったスティンチコムがキープ。
先々週まで2位で、先週6位に落ちていたウィーグマンが、再度2位に浮上。
そして、今週の「週間オフェンスラインMVP」アンドリューズが、
先週27位から、一気に3位にまでアップしてきています。
イーグルスオフェンスは、今週、絶好調だったため、
7位にもジャクソンが、先週40位から大幅アップしてきていますね。
ただ、値の詳細を見てちょっと意外なのは、
「パスプロテクションポイント」がマイナスになっていることで。
QBドノヴァン・マクナブの「一発」はありますが、
今のイーグルスオフェンスは、明らかにランが支えている、という状況なんでしょう。
「オフェンスが絶好調」といえば、コルツも。
左側の2人が、先週15位・20位から、仲良く並んで4位となっております。
こちらは、もう、パスが絶好調。
といっても、「ランブロッキングポイント」も低いわけではありませんので、
やはり、オフェンストータルとして良い、ということになりそうです。
以上、第7週の「オフェンスラインスタッツ」でした。
ディフェンス選手ランキング(第7週時点)
さて次は、試しに載せていっている「ディフェンスインパクトポイント」です。
まずは、第7週で高い値となった選手を、
ディフェンスライン・ラインバッカー・ディフェンスバックで、それぞれ1人ずつ。
選手名 | ポイント | タックル | サック | パスDef | INT | FUM |
---|---|---|---|---|---|---|
DE バートランド・ベリー (アリゾナ・カーディナルズ) |
75 | 2 | 3 | 1 | 0 | 2 |
LB デマーカス・ウェア (ダラス・カウボーイズ) |
36 | 7 | 1 | 0 | 0 | 1 |
CB チャールズ・ウッドソン (グリーンベイ・パッカーズ) |
60 | 5 | 1 | 2 | 1 | 1 |
さすが、「ディフェンスのNFC」。
今週も、全員NFCチームの選手です。
1番値が高いベリーは、週間MVPにもノミネートされているほどの活躍だったわけですが、
ならば、どうしてオークランド・レイダーズに9対22と完敗しているのか・・・?
・・・と、調べてみたら、どうやら、ベリーが活躍しだす前に、
既に17点も取られていた(第2クォーターなんだけど)、という事実を発見。
遅すぎました。
AFC週間MVPは、そのレイダーズのDEデリック・バージェスが受賞しているのですが、
「ディフェンスインパクトポイント」の値としては、そんなに高くありませんでした。
ウッドソンも週間MVPにノミネート。
こちらは、しっかりと勝利に貢献した形となりました。
なお、NFC週間MVPは、タンパベイ・バッカニアーズのCBロンデ・バーバーが受賞しましたが、
わずかの差で、ウッドソンの方が値が上でした。
ラインバッカーのウェアは、頑張っているのですが、チームの勝利には届かず。
ウェアが敵陣9ヤード地点で引き起こしたファンブルは、ターンオーバーにつながるも、
5プレー後にQBドリュー・ブレッドソーがインターセプトを喫してしまい、
全く報われませんでした・・・。
さて、第7週時点での「ディフェンス選手ベスト10」は、以下の通り。
順位 | 選手名 | ポイント | タックル | サック | パスDef | INT | FUM |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 | DE ジュリアス・ペパーズ (カロライナ・パンサーズ) |
186 | 30 | 8 | 4 | 0 | 3 |
2位 | SS ケリー・ローズ (ニューヨーク・ジェッツ) |
176 | 37 | 3 | 4 | 2 | 3 |
2位 | DE ジェイソン・テイラー (マイアミ・ドルフィンズ) |
176 | 24 | 8 | 0 | 0 | 4 |
4位 | CB チャールズ・ウッドソン (グリーンベイ・パッカーズ) |
157 | 26 | 1 | 8 | 1 | 3 |
5位 | SS エイドリアン・ウィルソン (アリゾナ・カーディナルズ) |
148 | 32 | 4 | 3 | 3 | 1 |
6位 | DE アーロン・キャンプマン (グリーンベイ・パッカーズ) |
143 | 20 | 7 | 0 | 0 | 3 |
7位 | CB ウォルト・ハリス (サンフランシスコ・49ers) |
142 | 21 | 1 | 5 | 3 | 2 |
8位 | CB ドレイ・ブライ (デトロイト・ライオンズ) |
138 | 24 | 0 | 9 | 0 | 3 |
9位 | LB スコット・フジタ (ニューオリンズ・セインツ) |
131 | 38 | 3 | 3 | 2 | 1 |
10位 | LB ショーン・フィリップス (サンディエゴ・チャージャーズ) |
130 | 18 | 6 | 3 | 0 | 2 |
1位・2位は、先週と変わらず。
ただし、2位タイに、先週12位からテイラーが上がってきました。
あと、目立った上昇は、先ほど紹介したウッドソンが、
先週25位から4位へ大幅アップしたのと、
同じパッカーズのキャンプマンが、先週15位から6位へアップしたあたりかな。
キャンプマンは、第2週時点では1位でしたし、
その後もベスト10の常連でしたので、「戻ってきた」って感じですね。
以上、第7週の「ディフェンスインパクトポイント」でした。
第8週の希望(まとめ)
では最後に、第8週の「希望」のまとめを。
第8週の「勝利チーム希望」は、以下のような感じです。
なお、「第1弾」=「ドラフト直後Ver.」、「第2弾」=「プレシーズン直前Ver.」、
「第3弾」=「開幕直前Ver.」で、「直前」=「現在の気持ち」で、
希望が前と変わらなかった場合は、省略してあります。
希望 | ||||||||
アウェイ | ホーム | 第1弾 | 第2弾 | 第3弾 | 直前 | |||
ARI | GB | ARI | ||||||
ATL | CIN | CIN | ATL | |||||
BAL | NO | NO | ||||||
HOU | TEN | HOU | TEN | HOU | ||||
JAC | PHI | PHI | ||||||
SEA | KC | KC | ||||||
SF | CHI | SF | CHI | |||||
TB | NYG | TB | ||||||
STL | SD | SD | ||||||
IND | DEN | IND | ||||||
NYJ | CLE | NYJ | CLE | |||||
PIT | OAK | PIT | ||||||
DAL | CAR | CAR | ||||||
NE | MIN | NE |
再び14試合。
今週は、「恒例」のテネシー・タイタンズの試合に加え、
アトランタ・ファルコンズ対シンシナティ・ベンガルズの試合も、ひっくり返しました。
いやぁ、先週の試合で、ファルコンズのQBマイケル・ヴィックが、
また応援したくなるような活躍を見せてくれましたので。
(ヴィックは好きだけど、走ってばかりなのは、どうもねぇ・・・)
先週1試合たまたまではなく、これからずっと、ああいうヴィックでいてくれたらなぁ。
・・・まあ、これまでの流れを考えると、僕が「希望」をひっくり返した時点で、
ファルコンズの勝利はなくなったようなものだが・・・。(ダメじゃん)
なお、以前に書いていた、この週の「補足」は、こちらになります。
http://d.hatena.ne.jp/Kiyota/20060701
ああ、「QBデイヴィッド・カー対QBビリー・ヴォレックの初対決!」な・・・。
・・・見事なまでの幻だったなぁ・・・。
今週唯一の同地区対決。
とにかく、テキサンズの勝利を、強く、強く願います。(いろんな意味で)
ダラス・カウボーイズが全米放送の試合ばかり、ということは、すっかり忘れてましたが、
改めて結果を調べてみると、ここまでの「全米放送」4試合で、
1勝3敗という成績でした。
・・・結局、「目も当てられない結果」になったのかよ・・・。
今週のカロライナ・パンサーズ戦は、
いつぞやかのピッツバーグ・スティーラーズ対サンディエゴ・チャージャーズの試合と同様、
「どちらも負けてもらいたくない」試合ではあるのですが、
ここは、「応援度」の圧倒的な差で、パンサーズの「勝利希望」は変わらず。
・・・そうなると、カウボーイズは、もう、沈んでいくしかないんだけども・・・。
本日は、こんなところで。