アスペルガー医師ロンの日常

医師でもあり、アスペルガー症候群当事者でもあり、更には911GT3&ロードスター乗りでもあるワタクシのささやか(?)な日常

NATTESTID SER PORTEN VID

 ロンマニアの皆様、こんにちはm(_ _)m


「ネタは盗めても芸は盗めない」

By 綾小路きみまろ


 といった今日この頃、皆様はどうお過ごしでしょうか。


*車両盗難にご注意

 クルマを買ったのなら、車体価格の10%ほどの金額をセキュリティーに注ぎ込むべし。コレはカーセキュリティーに関して良く言われてる言葉である。専門ショップでカーセキュリティーの良いヤツをインストールして、車両保険にシッカリ入って、人気の無いトコには可能な限り駐車しない。ソレでも盗まれるんだったら、交通事故に巻き込まれたと思って諦めるっきゃない。コレがカーセキュリティーに関するワタクシのジャスティスであり、この【野村謙(以後のむけん)が愛車を盗まれた話】に関するワタクシの感想である。まぁGT-Rは良く盗まれる事で有名なので、ワタクシも他人事とは思えないのである(^_^;)当然、ワタクシが今まで所有したクルマは、全てセキュリティーを組み込んである次第である。



 巷では「GT-Rは盗まれ易い云々」って言われてるけど、やっぱワタクシの知る限りでも、盗まれるヤツの多くがカーセキュリティーを甘く見てたりしてるのである。こう言っちゃアレなのであるが、GT-Rに限らずこの世代のクルマを好むヤツってのは、経済的にもあんま余裕が無いヤツが少なくないのである(^_^;)でもってクルマを手に入れたら、当然の如く弄るのである。つまりセキュリティーに回すカネを、悉くチューニング代とガソリン代に優先的に回しちゃうってワケである(´ヘ`;)世知辛い話であるが、今のニッポンは昔とは違って、もう安全で安心な国ではなくなってしまってるのである。いくらニッポンのケーサツが優秀とはいえ、限界はあるってモンである。だからチューニングに使える分を減らしてでも、セキュリティーにはカネを掛けるべきなのである。


*クルマ界のイングヴェイ・マルムスティーン、ギター界の土屋圭市

 クルマのドリフトとギター速弾きの共通点は何か?ワタクシは「双方共に当初はモタスポ/ギタープレイのオマケ的要素だったけど、とあるヒーローの出現を機にメインコンテンツにのし上がった」である。ドリフトもギター速弾きも、出来なくったって”本業”には殆ど何の差支えも無いのである。が、出来ないよりも出来た方が色々と捗るし、出来るって事はソレ即ち”本業”の技術レベルが高いって事の証明にもなるからである。何故そんな事を急に思ったかって、上記の記事で「のむけんの息子の名前が圭市」って事にビックリしたからである(笑)ワタクシがクルマに目覚めた時には土屋圭市は既に引退してた&ストリートでのドリフトも規制諸々で下火になっていたから実感湧かないのであるが、やっぱあの世代の人等にとって土屋圭市は偉大なパイオニアだったんだなって実感したのである。



 でもって「クルマにおいてのドリフトって何だろうな」って考えた結果「ギターの速弾きみたいなモンじゃん」って結論に辿り着いたワケである(笑)でもってソコから「”土屋圭市”と書いて”イングヴェイ・マルムスティーン”と読む。その心は”決してその世界のトップではないが、オマケ的存在だった技術をメインに押し上げて、業界に新しい流れを作ったパイオニア的存在”」ってなったワケである(爆)だからワタクシはイングヴェイ知らない人にイングヴェイの事を聞かれたら「ギターの土屋圭市」って答えるし、土屋圭市知らない人に土屋圭市の事を聞かれたら「クルマのイングヴェイ・マルムスティーン」と答える事にしてるのである(核爆)もっともどっちも知らなければ、説明し様が無いのであるが(^_^;)



 ワタクシが音楽に目覚め始めた頃が丁度イングヴェイの全盛期で、当時中坊だったワタクシはイングヴェイが奏でるギターの音色には随分驚かされたモンである。何ちゅーか「一体全体どんな魔法を使えば、こんな複雑なメロディーをこんな速く正確にリズミカルに弾けるんだよ( ̄Д ̄;)」って感じに、唯々愕然としたモンである。ただ残念な事に当時のワタクシはエレキギターなるモンを買って貰えなかった&ソコまで粘ってまで欲しくなかったってのもあり、ギタリストにはならなかった次第である(´・ω・`)今だったらフェンダーUSAカスタムだって買おうと思えば買えるし、昔みたいに「ロックやると不良になる」って咎める人も居ないのであるが、悲しい事にワタクシのやる気が失せてしまったのである(笑)


*自己表現法見つけた

 まぁ何ちゅーか、ドリフトもギターも、ワタクシがアスペルガー症候群である事が災いしてるのである(笑)ギターに関して言えば、所謂「自分の感じたモンをそのままギターで表現する」って事が出来んのである。アスペってのは言葉や理論で説明できるモンは理解できるし、その逆で自分の思った事を言葉や理論で説明できるのであるが、生憎ギターという楽器はそういう類のモンじゃないのである:

コレを観て余計な解説も無しに心が震えて止まらない様じゃないと、どうやらギタリストには向かないらしいのである(笑)でもってワタクシは説明文を読んでその意味を理解したけど、理論的に凄いとは思っても心は震えなかったって話である(^_^;)あとバンド諸々を組む時も人間関係云々が重要になってくるので、コレまたアスペにはハードルが高過ぎるのである。


 でもってドリフトがアスペルガーと関係あるのかと問われたら、ワタクシの長年の経験から言うと「大いにアリ」なのである(笑)ちゅーのもドリフトにおいて何が重要かって言われたら、ワタクシは「状況のリアルタイムな変化を感覚的に理解して、咄嗟の場合にも柔軟に対応してタイヤグリップをコントロールする能力」なのであり、コレまたアスペが大いに苦手とする分野なのである:

ドリフトに近い練習は何度もしてきたのであるが、やっぱワタクシは感じた事を一度理論にしないと理解できない→感覚を理論に翻訳してる間に手遅れになってしまうってワケである(笑)だからドリフトも速弾きも今はやってなくて、替わりにグリップ走行とブログ書きで自己表現をしてる次第である。何だかんだ言っても、若い頃の失敗体験は自分を知る上で重要。改めてそう思う今日この頃であった。