KIRINJI TOUR 2010/2011 @ 那覇 桜坂セントラル

書いたのは1/25です!

ツアー最終日。
飛行機に乗って那覇へ。一人で飛行機に乗ったのは27年間で初めて。
遠征で飛行機乗るときもいつも母親と一緒だったから、それだけで緊張*1。いつもと違う気分。写真はそんな気分の中で撮った、中部国際空港へ向かう電車から見えた風景。名鉄に乗るのは遠征のときくらいだから、気分がいつも上がるんだ。
苦手な飛行機。一生懸命「翼の王国」を熟読して、気を紛らわす。亥年のシングルの人、わりとお金持ちの人と交際できるそうです!やったね!w 飛行機、全然揺れなくて助かった。
那覇空港に着いて、周りのお客さんの発言「そんなにあったかくない!」。あったかい、というには温度が足りない。けど、寒くない。過ごしやすい気候ではあるんだけどね。ガツーンとあったかいの、求めちゃうよね。
ホテルにチェックインして、荷物をおいて、国際通りをふらふら。会場の桜坂セントラルは不思議な魅力にあふれてました。ちゃんとシーサーがいる!

この日もソールドアウト!すごいなキリンジ!遠征組だけじゃあキャパ360は埋まらないでしょう?ああ、この会場もたくさんのファンでいっぱいになるんだなーって胸もいっぱい。
ドリンクチケットがおはじき!それだけで胸きゅん。来てよかったなあって思う。ロビーに入るとお花が。そうだよなあ、初めての沖縄公演だもんなあ、としみじみ。中に入ったらシャンデリアが。何このライブハウス!素敵!さらに中に入ったらやや右手にミラーボール。その中途半端な位置がかわいくて和む。ああ、今日はミラーボール付き愛のCodaだ!とわくわくする。
いつものBGM、シャンデリアの光が弱まって(なんてロマンティックな!)、歓声。
ああ、最後のライブが始まる。
(ここからはいつものレポだよー!一曲ずつまた書いてるよー!もう知ってるよ!っていう人はここまででOKです!笑)
台風一過で始まり。玄さんがきゅいんきゅいんと沖縄風なメロディをペダルスティールで挟み込む。沖縄での台風一過はこんな感じなのかもなあ、とニッコニコしてしまう。最後にいいもの聴けた!
夏の光、「沖縄のみなさんこんばんは、キリンジです」、そしてまさかの高樹さん歌詞飛ばし!泰行さんニヤニヤ(笑)ねえ、最終日にそんなことってあるんだねー!珍しいもの見たー!
と言っても、泰行さんも油断禁物です。「足跡は波に消されるだろう」とちゃんと入ったのにはっとして高樹さんを見る。『え、何』という顔の高樹さん。そして再度ニヤニヤする泰行さん。
これね、私の説、聞いてくれますか!名古屋で高樹パートの「太陽も死ぬ日が来る」も全力で歌ってしまって(確か名古屋だけじゃないけど)、『二番は兄ちゃんのターンだから間違えない!』というのを泰行さんは気をつけてたんだと思うんだよね。で、気をつけすぎて、本来自分が歌わなきゃいけない「足跡は〜」なのに、「あれ?!これ兄ちゃんだっけ?!」って混乱したんだと思う(笑)で、いつも間違えて全力で歌ってた「太陽も〜」を照れつつ口ずさんでた、というのが私の説!です!違ったらごめんね、泰行さん!でもきっと合ってるよね!(笑)

泰行:こんばんはキリンジです。というか、初めましてですね。沖縄は初めてです。最終日だし、いいライブにしたいと思ってます。よろしくお願いします!

ホライゾン!、アウトロのベースが好きー。
温泉街、以前から、「色白のお嬢さん」の前に伊藤さんが入れるポロンポロンが好き、と書いてたんだけど、最終日はイントロで入れてきやがりましたw もう!(そしてそれをしつこく追う私も私だな…)
Rainで歌詞間違えた泰行さん。1番と2番を入れ替えて歌って事なきを得た…はず(笑)その動揺のせいか、二番ではボイパは入らず…残念。(何を楽しみにしてるんだ、私は…
セレーネ、伊藤さんハンパない!と毎回書いてるけど、最後も書く!だってほんとにハンパないんだもん!特に「細くピアスの穴から」のところが大好き。一昨年の年末のBBLで初めて聴いたときも本当に好きだったけど、今年のは今年ので最高。伊藤さんが好きすぎる。青木ローディーさん(勝手に命名)も小窓から顔出して、うっとりしながら聴いていらっしゃいました。そういうところが憎めないぜ青木ローディー!
泰行先生は今日もピンクネクタイをシャツに突っ込んでのスティールパンでございました(笑)
ただねー、いいんだけどね、アウトロの一番最後って、高樹さんがイントロと同じメロディをゆーっくり弾いて〆じゃないですか。それに拍手がかぶったんだよね…個人的には最後まで丁寧に弾いてくれてるから、こっちも丁寧に聴きたいなーと思っててね…拍手したい気持ちが勝っちゃうのも分かるんだけどね!

泰行:あったかいですねえ。
高樹:(からかうように)あったかいのは沖縄だからじゃなくて、ライブハウスだからなんじゃないの?
泰行:あーそれは確かにあるよね。衣装、東京と一緒にしようと思ってたけど、暑そうだったからカーディガンをやめた。けど…(既に泰行さんは汗染みどころの騒ぎではない…w)…暑いです。
(客、見れば分かるよという感じの笑い。)
泰行:最新アルバム、ボイエンシー…って言ってももう去年のことなのかー。

そしていつものお年玉の残りで買ってねトーク。からの星座。
星座、ほんとよく声が出てた!星座は泰行さんの歌い出しに全てがかかってると言っても過言ではないと思うよほんとに。「ピアノも機関車も」の伊藤さんのキーボードが好き。空港への電車の中で聴いて、涙が出そうだった。この曲をこのツアーでやってくれてうれしい。ありがとう、って思う。
お次は秘密。前々から思ってたんだけど、間奏での泰行さんの控えめなハーモニカに応える控えめなキーボードが好き。最後に忘れずに書けてよかった!
Round and Round。声がきれいに出てましたー!私これをBEST3に挙げました。ほんと好きだわ。間奏のディビをマイクに入れてくれ!と前書いたけど、この日はきもーちマイクに入れてくれてた気がする。ありがと泰行さん!アウトロのギターは原曲に忠実でありながらアレンジしてたような気がして、最終日の遊び心かなーってにっこり。
そして!あまりに暑すぎたのか、泰行さんはここでピンクのネクタイをしゅるりと!きゃー!!やばいっすよほんとにー!!そういう萌え仕草はやばいっす!!(※個人的に男性の『ネクタイをゆるめる』『ネクタイを外す』動作が何より好きです。ごめんなさい、でもそういう嗜好なんです。)
嫉妬も相変わらずかっこいいねえ!ネクタイを外したシャツ姿の泰行さんが歌ってるからでしょうか!何割増?!で、「か」チェックは終了します、と言いながらも、この日も最っ高の音程でした。(書かずにはいられない…どうやったらやめられるだろう…)
都市鉱山。なんだか高樹さんにヒューが少ないんですけどwww ちょっと可哀想になってしまった…可哀想…泰行さんがここでも最終日的な遊び心発揮!ギターがちょっと違った感じで楽しい!素敵!
空飛ぶ深海魚、「ギターを替えるのが遅れてて、入れるか心配だったw」だそうです。メモにそう書かれてます…今は思い出せません…たった数日前のことなのに…
そして次のMCがカオスです。あんなに四方八方に話題を移されると絶対書きこぼしがあるし、順番もごちゃごちゃになるよ…なんとか頑張ってみますが!

泰行:あったかいというか、暑いですね。
高樹:こういう気候だと、やっぱり体が楽ですね。
泰行:なんかそわそわしちゃう。入学式のときみたいな。不安と期待の入り交じった感じ。

ちょっとここで切りますよ。
私はすごく感動しました。泰行さんはときどきこういうことをさらっと言うから困る。フェアリー泰行、とか私もときどき茶化してるけど(例:一昨年のBBLでの「かしづくってなあに?」発言)、こんな人が本当にいるのかと思ってしまうよ。そうなんだよ、確かに「あったかくなってきたけど上着はまだ必要かな」という感じの気温。それは入学式の頃、春の気候。それを、「そわそわする、不安と期待が入り交じる感じ」と表現した泰行さん。なんて人なんだ。感動する、という言葉が適当か分からないけど、自分がこういう人のファンであることはとても幸せだと思う。こういう感性の人だから、深海魚みたいな歌詞が書けるんだろうなと思う。泰行さんはすごい人なんだよ。

高樹:あー、春みたいなね。過ごしやすいですよねえ。
玄さん:ほんと関節とかねえ!!
(客笑う)
高樹:いや、関節は特に…寒いところから来ると厚着だから違和感ありますよね。セーター着たまま暑い暑い言いながら国際通りを歩いた。今日の午前中。
泰行:活動的だねえ。
高樹:昨日早く寝たからさ、今朝8時に目が覚めちゃって…そもそも、水があったかいですよね。ホテルの水が思ったよりもあったかい。お風呂のお湯とか、向こうの感覚で出すと思ったよりも熱くなる。
泰行:ああ、それ分かる。アヂッ!!ってなった、俺も。
(この『アヂッ!!』は小芝居がかっていてナイスでした!)
高樹:でしょ?あー、あと玄さんのトイレのシャワー、超熱いよ。

すみませんこのあと高樹さんいろいろおっしゃってて、それに対して玄さんもいろいろお話されたんですけど、お二人とも早口かつあんまりマイクに入ってなくて聞き取れませんでした…orz
二人のやりとり、最後は熱く語ってる玄さんに

高樹:まあ、細かい話はいいんですよ。(ピシャリ

と言って糸冬了。

高樹:まあ沖縄初めてですからねえ。
お客さん:待ってたよう!
泰行:ありがとうございます。あれですね、沖縄のものを沖縄で食べるとおいしいですね。東京で食べるより断然おいしかった。昨日はタイモっていうの?あれをコロッケみたいにして揚げてあるのを初めて食べたけど、素朴でおいしかった。沖縄初めてだからねえ。
高樹:泰行はプライベートでは来たことあるでしょう?
泰行:あるね、一回。そのときは台風だった。
(客笑う。なんで泰行さんは可哀想なのがあんなに似合うんだろう!というのは私の感想w)
泰行:台風だったから、市内からちょっといったところにある、きれいな海水浴場?の立ち入り禁止のところで、バシャバシャしてた。立ち入り禁止のところで、バシャバシャ。
(なぜ2回言うんだ泰行さん…かわいいぞ!)
高樹:じゃあ、ここらでツアーの楽しかった話を一つ。
(沈黙…)
泰行:そんなハードルを上げられても…にっちもさっちも行きませんよ。
(言葉のチョイスに個人的に受けましたw)
高樹:まあ、確かにね。
泰行:そっちこそどうなのさ。
高樹:うーん、ありませんっていうのもアレだし…あー、郡山でね。楽屋で廊下、みたいなところなんですよ。で、天井が5mくらいの高い感じで。せっかくリハであたまっても冷えきる、みたいな。で、トイレが外にしかないから入場前に行ってきて下さいね、って言われたのね。雑居ビルみたいなところに入ってるライブハウスだったから、てっきり共通のトイレがあると思ったら、うらの神社のトイレに行けっていう。もう、平然と借りさせるのよ、神社のトイレを。
泰行:確かに開場前に行けって言われたけど、俺、入場後に行ったよ。何食わぬ顔で。お客さんも意外と平気そうだった。…あのさ、女の人は分かんないかもしれないけど。よくライブハウスのトイレって、氷が敷き詰められてるじゃん。あれなんでかね。
高樹:あー、あるねえ。なんでかね。
泰行:あれかなって、ニオイがもわーっとしないようにかなとか思うんだけど。
高樹:そのライブは椅子は年季が入っててかっこいいんですけどね。○○とか来てて(すみません、分かりません><)。
玄さん:その○○も神社のトイレに、入場前に行ったかもしれないと。
高樹:そうなんですよ、あの○○でさえもちゃんと言われた通り神社のトイレで用を足したのかと…
泰行:氷にかけてたかもよ。溶けろーって。
高樹:女性の方は知らないかもしれないけど、細長い方のトイレって、的があるんですよ。ここを狙えっていう。でね、恥ずかしいことに狙ってしまうんですよね、これが。
泰行:サルも人間も変わらないってことだよねえ。
高樹:そういうことになるね。それで、もっとハイテクなのは火の絵が書いてあるんですよ。火事の絵。で、おしっこをかけると火が消えていくんですよ。
泰行:え!そんなのあるの?!(この間の星飛雄馬の話のときのような素の驚きっぷり)
高樹:何、そのうらやましそうな顔は…
泰行:いや、なんかすごいんだなーと思ってさ。
玄さん:トイレの話、やめようよ…
高樹:確かにwww
泰行:(考え込んだのちに)ヌードとかやるといいんじゃない?
会場中:は?!
泰行:(やや早口で)おしっこかけて脱がすんだけど、うまく脱げなくて残念!とか!
高樹:ああ、当たり外れつけるのね。
泰行:で、半年ごとに入れ替えればいいんだよ!
高樹:あー、それパーキングエリアでやってもいいね。
泰行:パーキングエリアは確かにいいね!
高樹:パーキングエリアのトイレってすごいんですよ、ずらーっと
泰行:(ジェスチャー付きで)ずらーっと!
高樹:20個30個並んでるから。スロットみたいに当たりを揃えろ!みたいにしてもいいかもしれない。
泰行:さあ。こんな感じで今まで回ってきたんですけどね…大爆笑の回もあったんですが…こうして失笑を買って終わった回もありつつ、全国津々浦々を回ってきましたが。
(客笑う)
高樹:ウケるまで話し続けたっていう
泰行:そうそう、笑ってもらうまで話し続けてここまできましたね。じゃあ後半戦!いきたいと思います!(とかっこよく言ったのにギター替え忘れててあたふたする泰行さんw)

もしもの時は、アンコールのイメージが強すぎて、ここで入るとなんだか不思議な気持ちになっちゃうんだよなあ。終わりじゃない終わりじゃない、と自分に言い聞かせてるうちに終わってしまう。なんともったいない!
ブルーバード、最初の音が伸びて、なかなかイントロに入らなかったような気がしてドキドキしたけど、いいブルーバードでした。
ムラ☆サン。何回聞いても、ライブだと楽しい。こういうのを鉄板と呼ぶんだよね!
十四時過ぎのカゲロウ。やっぱり最後のアコギかきならしてる泰行さんがいい!そして、私は伊藤さんに求めるものが大きすぎるのかもしれないと思うよ…アウトロのキーボード、九州から神戸にかけてが一番好きでした…なんて言われても伊藤さんも困るよなあ…
あの世で罰を受けるほど。歌い出し前に泰行さんは何かが気になってしまい、歌詞を間違えるハプニング。結局大丈夫だったのかな??

泰行:それではあと二曲で終わりにしたいと思います。今日はどうもありがとうございました!

小さなおとなたち。初めて聴いた時(もう一昨年なのか…)からずーっとずーっと思ってたんだけど、「浮かぶよさあ」の「うかぶー」のところで、私はいつも飛行機がふわあっと高度を上げるときの感覚を覚えるのです。それがものすごく好き。それを今回のツアーで毎回感じられて幸せだった。この曲が本当に好き。またいつか絶対ライブでやってほしい。
アンモナイトの歌。この日は楠さんまるい楽器やってなかった気がする…見えてなかっただけかな?
素晴らしい曲だよね。いつも書いてきたけど、この曲をライブで聴けることの喜びっていうのは相当だと思う。アマゾンでのレビューを始め、いろんなところで「幻想的」という表現をされていて、幻想的な雰囲気を忠実に、それ以上に表現できていることが、本当にすごいと思うのです。ああ、うまく書けないな。
アンコール、泰行さんは汗ぐっしょりなのに着替えずに出てきて、各地から「着替えないのか…!」というツッコミの声が聞こえるw
なかなか始まらず。高樹さんがお茶目な感じで「ん?大丈夫かな?」と言っておりました。高樹さんらしいよね。楠さんが「イヤモニが。」とおっしゃってましたが、ミニモニ…とか思ってしまった私はそういう世代なんです、すみません。
愛のCodaでミラーボールが回る。それは素晴らしいこと。しかしだね!この日の泰行さんはちょっとセーブぎみに歌ってたんだよ!声量控えめ!残念!まあ…大阪の盛大な歌詞飛ばしがトラウマだったのかもしれないけども…うん、そうかも…だって最後のディビに入ったら結構声張り上げてたもんなw いや、でもタンバリンも控えめで残念だったんだよ…
Drifterもなかなか始まらず。キリンジの二人が再度心配そう…だけど無事始まる。
ほんとにいいDrifterだったんだけど、やっぱり音響はホールには負けちゃうよね。それがすごくもったいないというか。ライブハウス→ホールだと音がよくて当然だから何も思わなかったけど、やっぱりHatchもレモンもほんとに音よかったんだなあ、って思った。そんなこと気にしなければいい話なんだけどね。
最後、いつもの。

泰行:最後に、相当古い曲なんですけど、このバンドでアレンジしていい感じになった曲

というわけでデイジーチェイン。今年に入ってから、イントロが泰行さんの「ありがとうございました!」にかぶせぎみだったと思うんだけど、この日は玄さん千ヶ崎さんは顔を見合わせて、しっかり丁寧に聴かせてくれました。うれしかった!そして玄さんのバンジョーのチューニング?が思ったようになっていなかったらしく、「あっ!これはこうしておいてくれないと…」「じゃあ、気を新たに」って、イントロを結果的に二回やってくれたのも嬉しかった!デイジーチェイン大好きだ!
そしてダブルアンコール。

泰行:(曲直前に)アンコールありがとうございました!

なんて言うもんだから、また拍手がわき起こって静まるまで始められない罠w
だってエイリアンズだからね!ほんとに余裕のボーカルでした。みんなやっぱり好きなんだねえ。

泰行:では、最後に悪玉という曲を…これで本当に最後なんですけど(笑)

悪玉では泰行さんマイマイ言わず…言ってくれよー!(笑)
ほんとの最後にメンバー紹介。玄さんがピックを投げて、天井に当たって落下。千ヶ崎さんは投げる真似をして笑う、お茶目!もちろん楠さんも笑って投げる真似。そうしたら伊藤さんは困った顔、をしたくせに、楠さんのセットからいただく真似をして笑う。キュートだ…

泰行:キリンジ堀込高樹堀込泰行でした!どうもありがとうございました!また沖縄に来れるように頑張ります!よいお年を!

そうか、沖縄の人たちには、もう「よいお年を」なんだな、と思って切なくなった。私としては今年もまだまだキリンジに会うつもりだったから、妙にショックだったというか。私ってなんて恵まれてるんだろうって再確認しました。ライブさえあれば、(ある程度は)いつでも聴きに行ける距離にいられるのって、本当にありがたいことだ。本当に。
外へ出たら、入場したときには付いてなかったネオンが付いていた。

明日があるから、寂しくないんだ。
アンケートを書いて、提出して、なんとなくうろうろしていたら写真を頼まれた。夜の写真って難しい、長い間カメラを動かしてはいけない。確認してもらってる間に、後ろから声が聞こえた。聞き覚えのあるお名前だな、私もフォローさせてもらってる人の名前だ、と思ったら。
「れいさんにまだ会えてないね」
…?! この名前の並びからして、私?!
どうしよう、違ったら相当自意識過剰だけど、でもこれでもし私だったら名乗らないのは失礼だ…と思って、勇気を振り絞って、振り返って、
「あの、れいですっ!!」
どんな自己紹介だw
お二人はびっくり。「え、れいさんって、れいさん?えー?!」と言いながら、お二人もお名前を教えて下さって、ついったーでフォローさせていただいている、いつもあたたかいツイートをされるお二人でした。お会いできた偶然!こんなことってあるんだー!とドッキドキ。明日もよろしくお願いします、とお話してお別れ。

一人でふらふらホテルに帰って、ブルーシールのアイス。バニラ。おいしかった。そのあと、このレポの元になるメモを、ノートに書きなぐり。このノート、横浜からの感想とMCがずらーっと書かれてるんです。このツアーにおける、私の歴史そのもの。
書き終えて、上の日記をメールから更新して、お風呂入って歯を磨いて寝ました。次の日への不安と期待を胸に。

*1:今回母は主婦業を優先するとのことで断られましたw 確かに3週連続遠征はキツいよね…