『愚行録』 11:30
大阪ステーションシティシネマ スクリーン11にて。
2017年「愚行録」製作委員会作品。
監督:石川慶/原作:貫井徳郎/出演:妻夫木聡、満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、眞島秀和、松本若菜、濱田マリ、平田満、中村倫也、山下容梨枝、他。
なかなか衝撃的なお話でしたね。カフェ店長(臼田)殺害事件の真犯人は割れなかったんでしょうか。また、田中記者(妻夫木)は自分が追いかけていた一家殺害事件の犯人を知っていたんでしょうか?
【追記】全編を通して、くすんだような色調で描かれた作品です。
【追記2】一家殺害事件って、突発的な犯行だったようですが、目撃者はいなかったのかな?犯行前のあの様子では何人かに目撃されていそうなものなんですが・・・。
【余談】田中記者が事件のあった家を訪ねた際に通りがかって彼と話をした近所の主婦(?)はみっちょんかと思いましたが、エンドクレジットには名前が無かったので、別人のようです。
『セル』 14:10
引き続き、大阪ステーションシティシネマ スクリーン12にて。
2016年アメリカ映画。
原題:Cell
監督:トッド・ウィリアムズ/原作:スティーヴン・キング/出演:ジョン・キューザック、サミュエル・L・ジャクソン、イザベル・ファーマン、オーウェン・ティーグ、クラーク・サルーロ、他。
ある時、携帯電話で通話中だった人々が通話口から流れる信号音を聞いて、一斉に異常をきたすという事態が勃発。主人公はたまたま充電切れで公衆電話でかけ直したので難を逃れ、地下鉄に避難した人々の一部と脱出を図り、自宅にいるはずの妻と息子を探そうとするのだが・・・というお話です。ゾンビじゃないですが、それに似たところもあります。ただ、この映画では異常をきたした人々は群生する鳥のように統率の取れた集団で襲ってくるし、はぐれ?と思っても、視覚を共有する能力(?)があるのか、すぐに仲間(?)が駆けつけて来るのでたちが悪いです(^_^;)。
【追記】最後はバッドエンドかよ!と思ったら、ワーストエンドでした。
『マザーズ・デイ』 16:55
シネ・リーブル梅田2にて。
2016年アメリカ映画。
原題:Mother's Day
監督:ゲイリー・マーシャル/出演:ジェニファー・アニストン、ケイト・ハドソン、ジュリア・ロバーツ、ジェイソン・サダイキス、ブリット・ロバートソン、他。
【未体験ゾーンの映画たち2017】
ゲイリー・マーシャル監督の遺作で、豪華女優陣が共演したこの作品がなんで「未体験ゾーン」で上映されるのかな?
ホントかどうかは知りませんが、『「バレンタインデー」「ニューイヤーズ・イブ」に続く「ホリデイ3部作」の完結編』だそうですし、もっと大々的に全国公開すればいいのに・・・。
【追記】豪華なのは主演女優3人だけでしたね(^_^;)。後はチョイ役でジョン・ロヴィッツとか、「ジュリア・ロバーツ」のマネージャー役のじいさんは見覚えのある顔でした。でも、それ以外は顔も名前も「誰?」状態で地味なキャスティングでした。
また、マーシャル監督の「なんちゃら三部作」というのも配給会社の宣伝臭いですね。残念ながら他の2作品と較べると内容的にも落ちるようです。