田名部伸紀建築設計事務所

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2018-12-31

田名部伸紀建築設計事務所 ブログの案内です。

f:id:N-Tanabe:20161023225510j:image:left:w85 【 MoAi in ny 】

2016年秋、帯広で27坪の二世帯住宅、竣工しました。

f:id:N-Tanabe:20160930042914j:image:left:w85 【 MoAi in ny 設計story】

計画から引渡しまで設計の仕事を紹介します。現在、書き出し中!

f:id:N-Tanabe:20150925114823j:image:left:w85 【 DOMA/NATORI 】

2015年夏竣工。仙台近郊での住宅設計です。実りある経験でした。

f:id:N-Tanabe:20140126204324j:image:left:w85 【 DOMA/K House 】

2014年冬竣工。難しい敷地での設計となる函館の住宅です。

f:id:N-Tanabe:20111023191914j:image:left:w85 【 DOMA/yamanote 】

2010年冬竣工。札幌での住宅設計、『きらりと光る建築賞』受賞。

f:id:N-Tanabe:20161103011644j:image:left:w85 【 DOMA/yamanote 設計物語】

建築中の様子を伝えています。ジロ住む家です。

f:id:N-Tanabe:20110901002632j:image:left:w85 【 DOMA/hachiken 】

2011年夏竣工。札幌の住宅設計、難しい建築条件ながら無事竣工。

f:id:N-Tanabe:20120704003500j:image:left:w85 【 DOMA/道南の家 】

2009年冬竣工。北海道らしい風景の中の、函館近郊の住宅です。

f:id:N-Tanabe:20161103010838j:image:left:w85 【 DOMA/道南の家 設計物語 】

田名部の設計とは?設計始めから竣工までを丁寧に案内します。

f:id:N-Tanabe:20100427155535j:image:left:w85 【 bookshelf 】

2006年にネットコンペで最優秀、2007年竣工。10周年を迎えました。

f:id:N-Tanabe:20121022073413j:image:left:w85 【 BUTSUGWANJI 】

道東にあるお寺、その建設、増築、改修を記しています。

f:id:N-Tanabe:20150330203808j:image:left:w85 【 マンション・デザイン】

分譲マンションのデザインもしております。

【南14条 電車通り】 【N3E5 永山公園前】 【北1条マンション】

書き出したブログも早7年になります。書き過ぎたり、足りなかったり、気分次第の徒然ですが。

徒然過ぎて整理も間々ならず、それでも、あれこれ書きたい事はたくさんありつつ。

設計した住宅、建築についての案内を新たにしました。お読み頂けると幸いです。

帯広で竣工した【 MoAi in ny 】の設計時のお話を書き出しました。たぶん暫く続きます。

※写真をクリック頂くと写真集へ、【】のタイトルをクリック頂くと記事へ飛びます。

2018-04-23

おばけの居ないおばけ屋敷が好き。

今朝の朝ドラを観ていたら、

明治村にあるフランク・ロイド・ライト

帝国ホテル(移築)が舞台となっていた。

チラっとだけだけれど、

思わず食事の手が止まり、息を呑む。


一度は訪ねたけれど、微妙な場所故に、

いつかはと思いつつ。


以前、東京池袋の自由学園を訪ね

その事を書いている。

今携わる設計において、この時に感じた

スケール感は素晴らしく良かった。


真似たり、似せたりしても意味はない

けれど、感じた「良さ」は学びたく、

自身で再現できる使えるものにするには、

さらに探求が欠かせないのだけれど、

少なくともこの世の中に「良い」ものが

あると実感できた事実に価値がある。

知った以上は自分も求めたい。

2018-04-21

VITRA

あるオーナーから先日プレゼントを頂いた。

フィンランドヘルシンキの、ご案内させて

頂いた本屋での一枚を載せさせて頂いている。


彼は訪ねたその店先で見つけた、無料で

配られている本を私にと携えて下さった。

無料?だがしかし、それが良い。


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立派な装丁の写真集だ。VITRAの。

VITRAとは椅子メーカーです。

私が訪ねたのはもう20年前になりそう。

・・・月日の経つのは・・・


フランスドイツスイスの国境の町、

バーゼル・・・とても印象の良い好きな町、

から程近い Weil am Rheinに工場がある。

本社のはず。何故かここはドイツだったような。

ライン川沿いの場所。


当時から世界中の建築家による建築が建ち、

壮観だった記憶がある。


まだ実作にそう恵まれている頃のフランク・

O・ゲーリーやザハ・ハディドの建築があり、

安藤忠雄さんの建築も建っていた。

綺麗に整えられた緑、空の大きな広い敷地、

ここでガイドツアーに申し込み見学をする。


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皆様がツアー中、私はザハさんの建築を描いた。

このスケッチブックはバーゼルで買ったはず。


VITRAに椅子は、イプシロンチェアを使っている。

日常はアーロンチェアを使うのだけれど、

足を投げ出したくなる時は座る。

運動不足とは言うまい。腰の弱い私は腰に負担の

掛からぬ椅子でなければ一日座っていられない。

イプシロンやアーロンを使っている時は、

何日でも座っていられる。むしろ、寝転んで

いる時よりも体に負担を感じない。

しかし、故に体が甘えてしまっているらしく、

こここそが問題なのかもしれない。

2018-03-28

30分の1 模型を作った。

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40mの長い空間、その先端の間を望む。

1/30の模型では部分しか作れないけれど、

光の具合、人の大きさ、臨場を感じる。

2018-03-27

見積書

見積書が届く。シビれる。

開封して鑑を確認、見積額に目を通す。

そして内容を確認して行く・・・には、

時間を要する。しばし、悩ましく佇まる。


数社から届き、届けられた書類は分厚く、

施工者の仕事を思わずには居られない。

入札形式をとる現設計、施工者の選定を

しなければならない。


何も考えずに先ずは付箋を貼ることにした。

山の様な見積書の紙の束、理解への第一歩。

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先日図面説明を行った際にお渡した実施図面、

これと対となる見積書、分類と項目立てられ、

拾い出された項目には数量と単価が記される。

あの図面が見事に施工者の言語に置き換わる。


実施図面はクライアントの要望を建築の言葉に

置き換えるもの。見積書はそれを施工できる

形へと更に置き換えられている。

より現実的で具体的に建築へと近づいている。




施工者の圧倒的な職能を実感させられる時か。

参加頂いた施工者は大きなところも小さな

ところもあり、多様となっていた。

訪ね、訪ねても頂き、ここならと思う業者を

選定できたのではと思う。


見積書の所見の印象ではあるけれど、

作成された方の個性が色濃く反映してもいた。

どのように建築するのか?が記されていた。


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先週末にクライアントを訪ね、役員方々と協議、

一社を選定することとなった。

昨日、その報告を先ずは電話にて果たす。


これから創るのに、断りの電話は恐縮してしまう。

おそらく、どの施工者と仕事をしてもきっと、

有意義だったに違いないと思えた。


丁寧で誠実、見事な書類を作成頂き感謝。

次の機会を期待し、応えるべく今、頑張ろう。

まだ、予算とは開きのある選定一社、

今後一月が勝負だと思う。


最後の写真は、クライアントのお寺の玄関の、

猫です。

2018-03-09

図説

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一昨日、図説と相成った。

一年3ヶ月の設計期間を経てここまで。


実施図面は意匠図×52枚、構造図×33枚、

電気設備図×15枚、機械設備図×19枚、

全119枚となった。


規模、法的に求められる内容を考えると、

電気、機械は思いの他図面枚数が多く、

何より構造は特別に多い上に、

意匠図はまだ描き足りない。


描く枚数を考えると協力事務所にHELPをと

考えてもいたのだけれど、結局は自分で

描きたいと思い、描いた。

描き過ぎたかもしれない。


・・・描いた分だけ拾われ価格が入れられる。

コストを抑えたい、それは当然なのだけれど、

この仕事では漏れのない事を優先したかった。

住宅規模で期待できる工夫は通じない内容、

特別で特殊と言える部位は殆どないにも関わらず、

でも、描いたのは、設計者たる私の意図、想い。


依頼に応えて下さった施工者は皆様が、

誠実な方々であると思えました。

無事に施主と工事契約に至る日があるとして、

その後の建築時の労を思えば尚一層、

真摯に建築に取り組んで頂ける施工者を

期待したい。


コストを抑え、なんら特別なものもなく、

あっさりとしつつ、必然の空間を求めたい。




1年3ヶ月、みっちりと設計に取り組む。

クライアントには長い時間だっただろうか。

私と対峙する事となり、辛い時間も多く

あったはず、でも諦めたり投げ出す様な事なく、

真剣にここまで一緒に取り組んで下った。


もちろん、施主、クライアント本人なのだし、

それは当然の事なのだけれど、付き合わせて

しまったかもしれないとは思いつつも、

重要なのは今後。建築が始まってからが、

本番とも言える。その際は判断、決断が

常に付きまとう厳しい時間になる。

きっと、このクライアントは耐えられる。

おそらくは様々に悩まれつつも楽しまれる。


と、その前にはおそらく最も大きな壁となる、

見積もり調整がある。勝負は3月末に迫る。


今はフルに求めらる姿を考えたに過ぎず、

今後は優先順位を的確に見定め判断をし、

猶予も余裕もない最も厳しい時を迎える。


規模は今以上に減ずる事は出来ない。

質を落とせば手はあるだろうけれど、

貧祖は求めない。では何で工夫できるのか、

今から様々を考え選択肢を探さなければ。


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JRが楽なのだと気付いた昨今です。

朝はともかく駅に向かい、

帰りも駅まで行けば家に帰る事が出来る。

自動車で通う方が時間猶予はあるのだけれど、

疲れ方には差があるみたい。


なのだけれど、流石に戻ってからは心身共に、

動けない程の中に居て、なのに未だ眠れない。

怠惰と緊張が入り混じる妙な時間の最中です。



最初の写真は図面タイトルに使った模型写真。

現実に色づかせるべく勝負はこれから。

2018-02-16

「柱が必要です。」

設計には幾種もある。

私は意匠設計者。他に構造設計、

機械設備や電気設備設計など、

より専門的な設計がある。

意匠はそれらを統括し計画をする。

デザインもする。


クライアントが設計契約をするのは、

私の様な設計者となるのだけれど、

私の負えない専門は他の設計者に

協力頂く事で設計を達成できる。


一般的な木造住宅のような小規模の、

経験的判断も出来得る規模を超える場合、

専門の設計者の協力は欠かせない。


実際、構造設計や設備設計は、

ある規模を超える場合は確認申請上も

書面に名前を連ねる必要がある。

つまり、責任ある専門設計者だ。


今携わる設計では構造、電気、機械、

各々に専門の設計者の協力を得ている。

チームのような具合で心強い。


意匠設計者が難題を吹っかけて・・・

という事も無いとは言えないけれど、

どの人も手強く、頭が上がらない。

・・・でも、上げる。


構造設計をお願いしている事務所、

そこには親分が在る。

今日来たメールが衝撃的だった。


こんこんと耐力壁についての解説文、

そして、あろう事か居室出入口正面に

柱を記したスケッチが送られてきて、

「柱が必要です。」と丁寧に明記される。


・・・入れないじゃないか!


先ほど構造設計事務所に電話し、

担当の方に衝撃的でしたと話せば彼も、

笑っていた。


明日は勝負しに行かなきゃ。

2018-01-30

次への芽

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人の目には真冬そのものの森の中、

けれど目を凝らして眺めてみれば、

木々の枝先には若い色が着いている。


既に丹念に織り込まれた葉が準備され、

水と暖かさを、もう待っている。


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雪は白いのだけれど、場所によっては

種が落ちている。

秋ではなく、冬のこの時期に落とすのか。

しかも幾種もあるようだ。


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プロペラタイプの種もある。

ネズミ・・・の目線ならどれも御馳走?

種子の実の部分や新芽は美味しいかも

しれない。


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薄い新雪が重なった事もあり、落ちた種が

浮き沈みしつつ雪原に広がる。






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乾いた冷たい風だからか、妙に鋭利になびく。

案外、眺めるとその鋭さの重なりは興味を惹く。


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雪原から伸びる、こういうのも好きだ。


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夏は唯の草原なのに、何かを隠して眺めると、

何かしらの摂理が隠されえているのだろう。


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と言う事で、最後は狐の足跡。

ネズミが狙われるのだろう。

冬の方が生命の営みを強く意識できる、

のかもしれない。

2018-01-29

加速させる。

加速させると物理なら微積分の世界、

難易度が上がるのに、現実には、

簡単になるような気がする。


・・・決して、手振れではない。


考えて撮った、ハズだ。

以前チャレンジしたのだけれど、

思い出して再びチャレンジしてみた。

具象から抽象への、とは違うかな?

雪原の白地は速度も感じさせてくれる程に、

とても静か。厚い雲に覆われる昼間は、

指向性を無くした光に満ちていて、

陰影を無くし帯びる、妙な明るさがあり、

光について考える機会にも出来た。


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・・・面白かった!・・・けれど、

シャッタースピードを長めに設定し、

カメラを振り回しながら撮っていて、

通りすがりの方に

「何を撮っているのですか?」

と聞かれ、答えられなかった・・・

2018-01-28

はじめまして。

仕事しなきゃと急いていて、

仕事場に閉じこもっているのだけれど、

ただ閉じこもっているだけかもしれなく

なってもいて、

何処か何か何んとかと思い立ち、

非常に久しぶりに西岡水源地公園へ行く。



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結構、通っているのに、

行けば何時も何かかにか見つけてしまう。

今日はコイツだ! ネズミ?


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初めて野ネズミを見たかもしれない。

何を間違ったのか駐車場でキャッキャと

走り回っていて、撮れたし、

追い掛け回しもした。


本気なら手掴み出来そうだった。

驚かせて御免ね。

2018-01-27

照明器具

これはマンション・デザインの事例なのだけれど、

照明器具について悩んでみようかと思い立つ。

マンションのエントランスホールはハレの間、

ある程度のコストを掛ける事が出来た事例。

・・・案外、空間は大きくはないのだけれど。


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二つの在るエントランスホールのうち大きな方。

カーテンウォールのあるスッキリとした大空間。


意匠性のある照明器具は限られ、このような

大空間に栄える器具は殆ど見られない。そこで、

当初は製作を考えた。けれどコストが合わない。

悩みに悩み、探しに探し・・・やっと見つけた。

「あと幾つ在庫がありますが納品は何時?」と、

メーカーから不安ながらに連絡があったかな。

受注後の製作ではないものの、受注を見込んで

製作しているらしく、何と言うかほぼ受注品。


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大きな空間を満たすため、ここでは照明に委ねた。

カーテンウォール越しに外からも眺められ、

ホールに相応しい大きな明かりを手に入れられた。


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もう一つのホールはやや小ぶり、住宅的スケール。

背の高い空間には縦のヴォリュームのある照明を

選んだ。


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採光の光と同じく、照明にも種類がある。

照度を担う器具、明るさ感を担う器具、

空間の光のヴォリュームを作る器具・・・

照度は天井に組み込まれたダウンライトが担う。

ダウンライトは必要に応じて様々がある。

明るさ感は壁設置のブラケット照明や、

家具に組み込んだ間接照明が担っている。

ダウンライトの光は直上である事もあり、

見上げなければ気付かず、ただ手元が明るい。

見た目の明るさは、照明に照らされた明るさ、

ここではブラケットに照らされた壁面や、

間接照明が担っている。

そして、縦のペンダント照明が空間に

ヴォリュームのある光を与えている。


このような大きな空間では、小さな照明を

多灯する方法が特に好みではあるのだけれど、

器具数の増加はコストにも直結し、現実には

なかなか採用に至れないな。


これは本当に綺麗な照明空間を創る事が出来。

出来が良過ぎてCGの様な写真が撮れてしまい、

むしろ、どこか嘘くさい写真なのだけれど、

実際は本当に、

満ち足りた感すらある綺麗さです。


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それなりにコストを掛ける事が出来た事例、

ではあるけれど、ギリギリの中で取組んだもの。

石を使う事が出来ているものの、床はタイルを

ボーダー加工して用いたり、苦労をしている。

中でも気に入っているのは壁、塗り壁仕上げ。

コストの掛かる手間を要する仕上げとしていて、

選定した仕上げは職人の個人差が生じると判明、

結局、一人の職人に全てを委ねる贅沢さだった。


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壁面を照らすブラケット照明、天井その他を

照らす間接照明・・・それらは照らされる部位が

照明器具の一部となるので、受照面の美しさが

欠かせない。これがクロスの壁だと悩ましくなる。


使ったブラケット照明、これは非常に高価なもの。

消灯時でも鑑賞に堪える器具を選定できた。

いつもこれと思い、しかし最初に減額対象となり、

それが初めて使えたのだけれど、選んで良かった。


照明器具は消灯時の違和感も考慮する必要がある。

灯らない照明ほど悲しいものはない。

コストの掛けられない時は・・・

消灯時には建築の一部となり気配のないものを

選ぶようにしている。


雑談でした。

2018-01-21

寒かった。

先日訪ねた十勝、寒かった。

道東出身である私は高校生の頃、

たいした厚着もせず、コートもボタンせず、

閉じたまぶたがくっつく等の事象を確認し、

今日は寒いのかと知ったのだけれど、

それは大抵、-25℃前後であった。

元気だったんだなーと思う。


先日は昼間の寒さが新鮮で心地よく、

夕刻の冷え込みに驚き、夜間の、

体の芯から凍てつく様に言葉を失う。


そして「今日は暖かい。」という声を聞く。

寒かったのに!!

でもそう、-10℃は暖かい方だった、かも。




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みなみ街を見つけた日、帰りにふらり、

一昨年竣工の住宅に立ち寄ってきた。

綺麗に除雪されている様をみると、

大切にされている事がみてとれて、

安心してしまった。


引渡しは秋遅くでもあったので、

この冬が初めて迎える通常の冬となる。

家は十分に暖まっているはずなので、

昨冬と比較して過ごし易くなっているはず。

暖房機器の設定も要領を得ているのではと思う。


竣工時の冬を除き、初年度の冬は迷うだろう。

でも、2年目、3年目はどうすれば良いのかを、

効率よく行えるようになるものと思う。

さて、具合がどうなのかは改めて訪ね聞こう。

2018-01-20

みなみ街

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帯広はやや南の方、ふらりと迷い込み、

出会う。自分がここに飲みに行く事は

無いかもしれない。けれど、興味深い。

・・・とても、気になる。


古くとも丁寧に手が入れられる様、

除雪は行き届き、トイレは共用の様子

なのだけれど清潔感もあり、

寂れた感じもあまりしない。


周囲には古い家屋もあるし、

昔から人の住む地域なのだろうか?

訪ね来るのは地元の人だろうか?


こういう雰囲気、

学生時代に過ごした室蘭や、

岩見沢辺りで出会いそうな、

興味惹かれる光景。




廉売スタイルのこのような呑み屋街、

帯広には少なくないらしい。

北の屋台?だったろうか、街中の屋台も

こういう下地があればこその地域性?


歩く速度に呼応する岩見沢とは違い、

帯広の街区は広い。2倍はありそうな程。

隣の街区か街並へ行くまで凍えそう。

そういう距離感から地域毎に発生したものか、

それが集合して廉売スタイルへ発展したのものか、

考えると興味深い。


偶然に出会ったのではあるけれど、

探してみたくなる。

2018-01-16

光の具合はつい、眺めてしまう。

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私の案件ではないのですが、今見ている現場。

計画から実施、監理までを担う。


ディテールは綺麗に、ではなく効率的であり、

質感は質よりも機能的合理的を求め、

空間はタイトではなく緩い。

そういう施設の設計ではあるのだけれど、

空間は問われる。


設計は柔軟、要望により何時もとは違う性質の、

そういう設計にも取組む。基本は変わらない。


今日の現場、足場越しの光がなかなか素敵で、

つい、眺めてしまう。





見ているのは南側の窓。

未だボード下地、木組のままの状態なので、

室内光環境は整わないのだけれど、

南側の採光にのみ頼る室内であれば、

このような陰影の、コントラストの強い

室内になってしまう。


2間幅、高さは2.2mの大きな開口を正面から

眺めても、それは変わらない。

室内を「明るく」するには工夫が欠かせない。

南側に大きな窓があれば「明るい」は最早、

信じるかどうかという問題でしかない現実。


この建築は光が回る工夫をしている。

強い光がありつつも、落ち着きある環境を目指し。