替え歌その他。

流石に最近はようやらんが、数年前知人とメール受発信時にはこのような軍歌に由来するタイトルばかり付けて打電していた。こういうくだらんことばかり思いつきおってと言われそうだが、そういうときに限って頭がフルパワーで回転しているわけである。東風4Dフルスロットル。

「乳よ あなたは強かった」
「よくこそ逝ってくださった」
「膿み 逝かば」
「大君の屁にこそ死なめ 帰りみはせじ」(c)筒井康隆*1
「華東隼督戦隊」
「筆禍舌禍の海超えて 止まらぬ舌こそわが心」
「お多福に祈る」
「嗚呼この顔でこの声で 妻を娶らば5000ペソ」
「嗚呼堂々の油槽船」
「膿みの男だ 変態勤務 月月火水木金金金金…∞」

*1:「虚構船団」。

「語彙に負荷を掛ける」ということ。

コクトーかぶれと言われようがどうでもよい。
一度くらいまともな文章をこちらに起こしておこう。

文章を書く際に匿名である必要は元々ないのだが、私生活に色々と嘴を挟まれることが厭なので、とりあえず筆名を使用している。如何に匿名掲示板であろうとも、その文体を隠すことはできないのは自明の理であるが、そもそも自分の理念として「文意を汲み取れる人間のみに理解できる文章を書く」ことを貫いているので、その延長線上に自分の文体は存在する。当然、そのためには語彙にかなりの負荷を掛けることになる。*1

具体的には「〜した」とそのまま書くのではなく、自分の中でそれを代位する表現に置き換えることなのだが、たぶん自分を知らない人間からは「わかりづらい」あるいは「訳のわからない表現」と指弾されるだろう。それこそが自分の望むところだ。
自分を知らない、いやわかっていない人間に、勝手に土足で踏み込まれたくないというのは、自我を有する人間の持つ欲求である。特に、若者はそういった欲求を強く持っているがゆえに、若者同士の間でのみ通用する表現が常に生みだされる。ただし、自分はそういう「仲間」になれるだけの語彙を持っておらず、騒ぎまくるだけの熱気もなかったので、それとは一線を置いた手法を追求せざるをえなかった。

10代、20代のうちは、まだそれをものにはできなかった。「語彙に負荷を掛ける」には、自我が強すぎたからだ。30代になって、少しはましになってきたかもしれないが、そのあたりはよくわからない。

*1:その意味で、コクトーが「語彙に負荷を掛ける」ということとは異なる

「保守」の課題。

乗りまくっているときは(仕事はさておき)、こういう内省的な文章もそこそこ書けるので、ついでに書いておこう。別に西部邁信者ではないが、結果論としては同じようなものになってしまったが、とりあえず書く。
「保守」が「革新(的なもの)」に対する対立概念である以上、中道であろうが何であろうが「革新」の「敵」と看做された以上は十把一からげに扱われてしまう。更に性質が悪いことに「革新」は感情に訴えるものであるから、非常に聞こえのいい言葉を持って大衆の支持を得ることが往々にして多い。残念ながら「保守」それ自体は、相手の読解力に依存しなければならないという点で、かなりのハンデを背負っているのだ。
じゃあ、どうすればいいんだ、という解を必至になって探してみたのだが、残念ながらそれに対する有効な手段が見つからない。たまたま自分の場合は、異国駐在のうえに国際結婚という形で、自国を相対化することができた上に、もともと「殿軍」にぶち込まれやすい性質なのでどうにかやってきているものの、通常はそういう立場に追い込まれることはないわなぁ。

薬物流入増加→「安保理」。

【北京14日時事】香港の人権団体・中国人権民主化運動情報センターは14日、北朝鮮から中国に流入する薬物が増加し、北朝鮮と国境を接する吉林省では今年1〜9月に約30人の北朝鮮人が薬物案件で摘発されたことを明らかにした。北朝鮮当局はこうした事態に措置を講じておらず、同センターは中朝国境の鴨緑江が12月に凍ると、中国への薬物密輸はますます増加する可能性が高いとしている。

なんだかわけのわからん文章が続いたので、久々に特ァネタ。「核実験」のその後、まあ筋書きはある程度書かれていたんでしょうが、それにしても中国の北鮮に対する態度の厳しいのは、これが理由なんでしょうな。「貨車の拉致」とかそれに呼応する形での「贋金決済」、それに対して「薬物増産」とか。

「粉飾」統計。

【北京14日時事】中国国務院が12日に国家統計局の邱暁華局長(48)を在任わずか7カ月で突然解任したことが憶測を呼んでいる。解任理由に関する公式発表はない。同統計局の国内総生産(GDP)数値の信憑性には以前から政府内でも疑問視する指摘が多かっただけに、14日の中国系香港紙・文匯報(電子版)などは、同前局長がデータ偽造で調査を受けているとの情報があると指摘したほか、最近の経済政策に関して中央と路線の違いがあったとしている。

実は「粉飾」の疑いといったらテラワロス

若者は2割、吉林省の実質失業率

吉林省都市部の失業率が、25歳未満の若者では約2割に上っていることが、国家統計局が2005 年に全国規模で行った人口調査の結果で明らかになった。調査によると、同省の都市部失業者は約50万人、失業率は7.97%。これに対し登録失業者は27 万6,400人、同失業率は4.2%にとどまっており、未登録の失業者の深刻な実態が浮き彫りになったといえそうだ。特に16〜19歳の年齢層では失業率が21.74%、20〜24歳では18.85%に上っている。また、男性の失業率が6.59%だったのに対し、女性は10.15%と2けたに達している。都市別では最高が遼源市の10.24%、最低が白城市の5.26%で、長春市は省内で3番目に高い9.07%だった。(10/11NNA)

しかし白城なぜそんなに失業率が低いのか。元々人口が少ないのかそれとも農業(牧畜)従事者の口には困らないとか。新京がそこまで高いとは思わなかったが、産業構造が満州時代から基本的に変わっていないせいだろうな。(さらに言えば、中国が戦後満州から接収したインフラを元に産業を構築してきたせいもあり、今更変えようもないのだが)