好きだけど危ない

アイルランドの女性歌手3人のアルバム『New Irish Hymns』。リーダーはモイア・ブレナン。エンヤの実の姉と言ったほうがわかりやすいかも(エンヤもフルネームはエンヤ・ニ・ブレナンなんだよね)。アルバムカバーを見ると並んでいる人の中央が明らかにエンヤそっくり。この人がお姉様でしょう。
一言で言うと、素晴らしいです。涙がちょちょ切れます。ヴォーカルアルバムでここまで感動したのは、シンガーズ・アンリミテッドの『Christmas』を聴いて以来。内容は題名通り全部賛美歌なんだけど、既存の賛美歌の印象は全くなくて、ビートもメロディもともに大事にしたパワーのある歌ばかり。かといって『天使にラブソングを』ほどはじけすぎたわけでもない品の良さもあってぴたりとバランスが取れています。
問題はだ。宗教曲って危険なんだよな、といつも思うのです。素晴らしすぎるのですよ。そりゃあまあ信仰心という強い動機があってこその素晴らしい音楽かも知れない。でも、音楽という麻薬の力を通して知らないうちにその衝動にこちらが染め上げられてるかも知れない。そういう危険さです。音楽は麻薬ですよ。精神状態を変容させるし、習慣性があるし、依存形成するし。

ナブラなら前期に挫折したぞ

計算機ネットワークでは回線の輻輳について待ち行列としての解析の仕方。来週からいよいよルーティングの話に戻るらしい。
解析学概論Bではフーリエ変換の話もさらりと流して(さすが「概論」だ)、今週からベクトル解析。もしかしてナブラ演算子とか頭痛いのがこれから飛び交うのか? 今回は外積の定義とベクトルの微積分・極限の定義まで。
論理回路ではフリップフロップ回路のバリエーションと応用。レジスタの構成まで。「非同期クリア端子付きポジティブエッジトリガ型クロック入力付きデータフリップフロップ回路」って噛まずに十回繰り返せる?
OS実装論ではレジストリ。いつ電源が急に切られてもなんとか矛盾せずに動作できるようにログファイルと交互に慎重な書き込みができるようになっているんだと。でも扱いにくいということで嫌われはじめ、そのうちXMLに取って代わられるとか。

まじで最後ですかこれ

本番は日曜日だから4日後。しかし、あしたは混声の方の練習。あさってはチケット交換で演奏会聴きに行くし、3日後は混声の本番。はい、個人的には今日が最終練習です。
『思い出すために』。ベースのパートソロなんか聴くとホントきれい。斉唱って全然ごまかしがきかないので一番難しいんだけど、しっかり揃うとこうまで美しいということか。全曲に渡ってそういう曲。
そうそう、お客さんだったらいつでも歓迎してますぜ。