景勝桜
愛する上杉景勝さまの縁の地を調べていて、黒部市に景勝桜(参照:富山県歴史観光案内所、景勝桜復活プロジェクト)ってのがあるのを知った。残念ながら、景勝さまが嘆賞した黒部市指定天然記念物にも指定されていた初代の桜は昭和49年頃に枯れてしまい、今は三代目でしかも元気がない(sauce:頑張れ景勝桜|ぎゃらりー市姫)らしい。心配だ〜! だけど、前に京都の伏見に「景勝町」や「景勝橋」があるのをご紹介したが、桜っていうのは、武将らしくてなんかすごくいいネ。(*^-^*)すてち〜♪
しかも、落城目前の魚津城を救援しに行く途中。あの、清々しいまでの死への覚悟を語った佐竹義重への書簡を書いた直後だ。景勝さま、当時28歳…。戦国武将の手紙を読む―乱世に生きた武将の鮮烈な心状 (角川選書)にも、
戦国武将からの手紙―乱世に生きた男たちの素顔 (学研M文庫)
- 作者: 吉本健二
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2008/05/13
- メディア: 文庫
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
この書簡が書かれたのは旧暦の5月1日、魚津城落城は6月3日…。この書簡の冒頭に「ずっと籠城しておりましたゆえ」と無沙汰を詫びているので、景勝さまがこの桜を見たのは旧暦5月の中旬(今の6月下旬)として、伝承のように満開の桜を咲かせていたかどうかは疑問だが、死を覚悟した若武者が、真っ直ぐな目で新緑の生い茂る「花のあと」の桜の巨木を見上げる図。。。絵にでもしたいような、いい構図でなないか〜ッ! 景勝さまを描いた絵といったら、有名な上杉神社蔵や米沢市上杉博物館蔵の上杉景勝像や本朝廿四孝の役者絵の他は、二世・五姓田芳柳の「上杉景勝一笑図(笠間日動美術館蔵)」しか知らないが、この構図で誰か描いててくれないかな〜。(¬ε¬)
北越耆談に「景勝、小男なれども、何様にも顔、魂、何百人の中にも無類の大将なり」と評された景勝さま。小兵だけど眉目秀麗ってことでしょうかね? 岳宏一郎氏も
- 作者: 岳宏一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1997/12
- メディア: 文庫
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
こ〜んなアタシみたいなコアなファンは私くらいだろうとお思いでしょうが、世の中にはマニアックに景勝さまを愛する人々も結構いる(参照:世界の中心で景勝と叫ぶ会様、カゲカツィストの会様)んですよ〜! 蒸し返すようですが、この際、あの忌々しい大河ドラマ「天地人」の木偶の坊&ヘタレな景勝像は、世の中から完全に拭い去って欲しいです!o(>_<)o
あぁぁああ。堺屋太一氏の「三人の二代目」、ドラマ化されないかなぁ。今度こそ、いい原作&脚本でネ。(^-~*
Sea Monkey ^_~*