業務日誌

2017-02-22 水曜日(晴)@所沢

[]3月の主な海外SF・FT・ミステリ・その他新刊予定


ハヤカワ文庫SF

自由民の基地』H・G・フランシス ホルスト・ホフマン 

『虎の王者キサイマン』H・G・エーヴェルス 

『終わりなき戦火 老人と宇宙6』ジョン・スコルジー 

ハヤカワ文庫FT

『風の名前 1』パトリック・ロスファス 

ハヤカワ・ミステリ文庫

『紳士と猟犬』M・J・カーター 

『冬の灯台が語るとき』ヨハン・テオリン 

ハヤカワ文庫NV

『死を告げられた女』イングリッド・デジュール 

『T2 トレインスポッティング(上下)』アーヴィン・ウェルシュ

ハヤカワ文庫NF

『チューリングの大聖堂(上下)──コンピュータの創造とデジタル世界の到来』ジョージ・ダイソン 

哲学のきほん──七日間の特別講義』ゲルハルト・エルンスト 

HPB

『地中の記憶』ローリー・ロイ 

単行本

『セガ vs. 任天堂(上下)──ゲームの未来を変えた覇権戦争』ブレイク・J・ハリス 

『愛と怒りの行動経済学──賢い人は感情で決める』エヤル・ヴィンター 

『ポクスル・ウェスト最後の飛行』ダニエルトーデイ 

『地下道の鳩──ジョン・ル・カレ回想録』ジョン・ル・カレ 


創元SF文庫

『迷宮の天使(上下)』ダリル・グレゴリイ

創元推理文庫F

『ぼくが死んだ日』キャンデス・フレミング

『旧神郷エリシア 』ブライアン・ラムレイ

創元推理文庫

『ルート66(上下)』キャロル・オコンネル

『書店猫ハムレットの休日』アリ・ブランドン

ブラウン神父の知恵【新版】』G・K・チェスタトン

コードネーム・ヴェリティ』エリザベス・ウェイン

創元海外SF叢書

時間のないホテル』ウィル・ワイルズ


岩波文庫

『船出 下』ヴァージニア・ウルフ

重力と恩寵シモーヌ・ヴェイユ


オークラ出版マグノリアロマンス

『夜明けのささやき』マヤ・バンクス

マグノリアブックス

『最後の乗客』マネル・ロウレイロ


KADOWAKA 単行本

007 逆襲のトリガー(仮)』アンソニー・ホロヴィッツ


河出文庫

デカメロン(上)』ボッカッチョ

『植物はそこまで知っている感覚に満ちた世界に生きる植物たち』ダニエル・チャモヴィッツ

河出書房新社単行本

『とるにたらないちいさないきちがい』アントニオ・タブッキ


講談社文庫

灰色の密命(上下) 1919年三部作(2)』ロバート・ゴダード


光文社古典新訳文庫

ナルニア国物語3 馬と少年』C・S・ルイス

人生の短さについて』セネカ


新潮文庫

美女と野獣』ボーモン夫人

チャップリン自伝 若き日々』チャールズ・チャップリン

『機密奪還(上下)』マーク・グリーニー

単行本

『人生の段階』ジュリアン・バーンズ

内面からの報告書ポール・オースター


竹書房文庫

キングコング 髑髏島の巨神(仮)』ティム・レボン

『クウォトアンの生贄 覚醒兵士アレックスハンター(上下)(仮)』グレッグ・ベック


ちくま文庫

悪党どものお楽しみ』パーシヴァル・ワイルド

ブコウスキーの酔いどれ紀行』チャールズ・ブコウスキー

『ウルトラ怪獣幻画館』実相寺昭雄


中公文庫

『国のない男』カート・ヴォネガット


徳間文庫カレッジ

『小説「聖書」旧約篇(下)』ウォルター・ワンゲリン


白水社

『この人、カフカ?ひとりの作家の99の素顔』ライナー・シュタッハ

白水Uブックス

『不在の騎士』イタロ・カルヴィーノ

エクス・リブリス・クラシックス

マンスフィールド傑作短篇集 不機嫌な女たち』キャサリン・マンスフィールド


原書房コージーブックス

『スープ専門店(2)招かれざる客には冷たいスープを』コニー・アーチャー

秘密のお料理代行(2)真冬マカロニチーズは大問題!』ジュリア・バックレ

原書房ライムブックス

『募る想いは花束にして』エリザベス・ホイト

壁の花のひめやかな恋』アナ・ベネット

単行本

トールキンのベーオウルフ物語』J・R・R・トールキン

『トールキンのクレルヴォ物語』J・R・R・トールキン


ハーレクイン文庫

『一ペニー花嫁』アン・ハンプソン

『愛しすぎて…』シャロン・ケンドリック

『嘘つき天使』アン・メイザー

片思いの日々』ベティ・ニール

『かなわぬ恋』ダイアナ・パーマー

『ぼうやはキューピッド』レベッカ・ウインターズ

ハーレクインSP文庫

『見せかけの結婚』ミシェルリード

『硝子の初恋』ヴィクトリア・グレン

MIRA文庫

伯爵がいざなう破滅のキス』ローラ・リー・ガーク

悪魔公爵と鳥かごの乙女』ロレイン・ヒース

『あなたの愛を待ちわびて』ローリー・フォスター

『さよなら片思い』キャンディス・キャンプ


Pヴァイン

『ファンギ 菌類文学アンソロジー(仮)』オーリン・グレイ/シルビア・モレノ編


二見書房ザ・ミステリ・コレクション

『スライトリー・シェイディー(原題)』アマンダ・クイック

『ノー・ワン・ノウズ(原題)』J・T・エリソン


文春文庫

ゴーストマン 時限紙幣』ロジャーホッブズ


論創海外ミステリ

『ラスキン・テラスの亡霊』ハリー・マーマイケル


早川書房は、

人気シリーズ、最新刊『終わりなき戦火 老人と宇宙6』

映画に合わせて『T2 トレインスポッティング(上下)』


東京創元社は、

『迷宮の天使(上下)』は「最先端の知見を駆使して精神と心の謎に迫る、新世代の脳科学SF」だそうで。

『ぼくが死んだ日』は一応チェック。

『旧神郷エリシア』はタイタス・クロウ最終巻!

『時間のないホテル』は「J・G・バラード『ハイ・ライズ』+スティーヴン・キングシャイニング』ともいうべき巨大建築幻想譚!」そそられる!


竹書房文庫

『キングコング 髑髏島の巨神(仮)』のティム・レボンは『エイリアン 虚空の影』ぶり。


ちくま文庫は、

オールタイムベスト『悪党どものお楽しみ』文庫落ち

『ウルトラ怪獣幻画館』は買っちゃいそう。


中公文庫は

カート・ヴォネガット『国のない男』が文庫落ち


白水社は

『不在の騎士』が文庫落ち


Pヴァインは、

『ファンギ 菌類文学アンソロジー(仮)』がかなり楽しみ。

[]3月のコミック新刊予定


13『ちはやふる(34)』末次由紀講談社

13『KEYMAN(13)』わらいなく徳間書店

17『だがしかし(7)』コトヤマ小学館

23『惑わない星(2)』石川雅之〈講談社〉

23『冒険エレキテ島(2)』鶴田謙二 〈講談社〉

23『ヒストリエ(10)』岩明均〈講談社〉

2017-02-16 木曜日(晴)@所沢

[]見本出来!

元祖水玉本舗その1

元祖水玉本舗その1

元祖水玉本舗その2

元祖水玉本舗その2

元祖水玉本舗』見本出来!


連載当時、「単行本出ないかな〜」と思い続けていた作品の、まさか20年後にその作業のお手伝いをすることになろうとは!

人生わからないねw


これが出たのは本当に嬉しい。

動きがなかったら、コミケで出しちゃおうかなぁ〜と思ってたんだけど、同人ではこの印刷と値段では出せなかった。原稿デカイから、家じゃスキャンできないしw

本の雑誌社様に感謝

2017-02-11 土曜日(晴)@所沢

[][]『エリア51(14)』看板元ネタ探し

エリア51 14巻 (バンチコミックス)

エリア51 14巻 (バンチコミックス)

ハイパーヌエからの日本神族vs.エジプト神族の内戦は幕引き。

そして、新エピソードが開始。

どうしていたのか気になっていたキリマルの妹が登場。


敵も味方もチョイ役も、全てがそこに生き、味わい深い作品だけど、中でも、やはりアマテラスは抜きん出ていたなぁ……


雑誌で読んでるから、薄々そうじゃないかと思っていたけど、巻末の宣伝はいつものようにフェイクであって欲しい、と思う気持ちと、だらだら続けないで、これ以上はないカッコイイ幕引きを見せて欲しい気持ちのアンビバレンツ。

「エリア51」という街は非常に魅力的なので、そこを舞台に、また別の物語を紡いで欲しいなぁ。「正しい星辰」も読みたい!


ランプの魔神の三番目の願いが最後の最後で効いてきそう。


ところで、単行本のお楽しみ、キャラクター紹介だけど、ブエルは設定凝りすぎてない?w


第59話

看板は、アマテラスが主人公のエピソードなので、邦題「太陽」がつく映画から。


「HOMBRE」 →  『太陽の中の対決』*1

「PAPAR T GER」 →  『太陽にかける橋』*2

「KINF OF THE SUN」 →  『太陽の帝王』*3

「PLEIN SOLEIL」 →  『太陽がいっぱい*4

BAR TOTALECLI」 →  『太陽と月に背いて*5

2017-02-10 金曜日(曇)@所沢

[]Vechnyi Khleb


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『永久パンアレクサンドル・ベリャーエフ岩崎書店ベリャーエフ少年空想科学小説選集6〉


ドラえもん』のバイバイン*1の元ネタとして有名(?)な作品

『アフター0』の「雪に願いを」*2とも展開が似ていて、インスパイア元かな?


この世から飢えをなくすために博士が開発した、勝手に増える永久パン。

しかし、企業がそれを嗅ぎつけ、勝手に売り始めてしまう。

それが世界の破滅につながるとも知らずに……


旧ソ連時代の作品で、かなり直球の資本主義批判なんだけど、永久パンが過剰に増え始めてからがかなり面白い。

増殖のスピードが早くなり、捨てるのはもったいないけど、そのままでは家が埋まってしまうため「食べ屋」が現れたり、労働をなくすことが目的だったのに、逆に永久パンを除去するために延々と働かざるえなくなってしまう。あんなにみんな欲しがっていた永久パンを押し付け合うために戦争が起きるも、増えすぎた永久パンに遮られ、まともに進軍できなくなってしまったり。

陸も海も武器が効かない不定形物体で埋まってしまうのは「ひる」*3と通じるものがあるんだけど、こちらはそれが食べ物で、しかも除去として「戦闘」ではなく果てしない「労働」になってしまうのが世界破滅ものとしてもユニーク


永久パンときくと、焼きたてのパンがポコッと増殖するイメージかもしれないけど、出てくるのは、作中で「カエルの卵」と形容されるドロドロの液体。味は美味しいらしいw

『男のゲーム』*4といい、『タクシデルミア』*5といい、旧共産圏の物語に出てくる食べ物はどうして、こう不味そうなんだろう……