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2012-02-10 金曜日(晴)@所沢

[]SFが読みたい! 2012年版―発表!ベストSF2011国内篇・海外篇

SFが読みたい! 2012年版

SFが読みたい! 2012年版

1位『プランク・ダイヴ』*1

2位『ねじまき少女』*2

3位『奇蹟なす者たち』*3

4位『クロノリス−時の碑−』*4

5位『スティーヴ・フィーヴァー』*5

6位『エステルハージ博士の事件簿』*6

7位『ダールグレン』*7

8位『時間はだれも待ってくれない』*8

9位『千年紀の民』*9

10位『リトル・ブラザー*10

11位『ミステリウム』*11

12位『ブラッドベリ年代記』*12

13位『探偵術マニュアル*13

14位『アライバル*14

15位『オリクスとクレイク』*15

16位『紙の民』*16

16位『翼の贈りもの』*17

18位『ドクター・ラット』*18

19位『シリンダー世界111』*19

20位『空の都の神々は』*20

今年読んでないのは『千年紀の民』『ブラッドベリ年代記』『空の都の神々は』。またパーフェクトならず。


昨年刊行で印象に残ってるもの、と訊かれれば1〜3位はまず思い浮かぶし、『ダールグレン』は面白さは別にして、俺でも投票しちゃう(笑)

ただ、『ねじまき少女』が2位(僅差だけど)ってのは意外だなぁ。


毎年楽しみなのが、各社の今年の予定。

でも、なんかあまり今年は燃えないなぁ。

早川書房は、まぁ、新銀背が目玉か。で、またミリか……

河出書房新社は、『たんぽぽ娘』も『ハロサマ』続編も出ず。『クラウドアトラス』『私のいた場所(仮)』、ストレンジ・フィクションが予定。

国書は、ホントに『パウリーナの想い出に』出るの〜? 俺の繭は唾でガビガビですよ。

東京創元社は、『時間封鎖』三部作最終巻が予定。

徳間書店は、平山夢明の『SINKER』と『SALVAGE』が!

[]BEASTLY

『ビーストリー』鑑賞。

同名小説*21映画化


原作をよくまとめたなぁ、と思うものの、その割にはテンポがぬるい、妙な映画。


美女と野獣』はクライマックスカタルシスが変身が解ける一点に集約される作品なんだけど、この映画はなんかそこがぼやけてるんだよなぁ。

原作では完全に野獣の姿になっちゃうんだけど、こちらはタトゥーだらけの危ない人レベル。だから「醜い」ことに対する緊張感が薄い。また、ヤクの売人が復讐してやる、と言うのだから、それをラストに絡ませたほうが盛り上がったし、必然性が高まったと思う。淡々と進んで、淡々と元の姿に戻っちゃう。


お手伝いさんの設定改変は余計なものを省いたという点ではいいけど、そうすると魔女の目的もはっきりしなくなっちゃう。家庭教師のウィルは、ひじょうにいい役立っただけに、登場シーンが少ないのがもったいなかった。

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謎の物語 (ちくま文庫)

謎の物語 (ちくま文庫)

SFが読みたい! 2012年版

SFが読みたい! 2012年版

ノブナガン(1) (アース・スターコミックス)

ノブナガン(1) (アース・スターコミックス)

『メモリー・ブック』ハワード・エンゲル〈柏艪舎〉¥680

2012-02-09 木曜日(晴)@所沢

[]Naughty and Nice: The Good Girl Art of Bruce Timm

ブルース・ティムの画集、出ないかな〜出ないかな〜、と思ってたら、出てましたがな!

Naughty and Nice: The Good Girl Art of Bruce Timm

Naughty and Nice: The Good Girl Art of Bruce Timm

1000部限定のハードカバー版も出たということなので、ebayで注文。

f:id:ShisyoTsukasa:20120209200425j:image

基本的に、中身は通常版と同じ。

題名どおり、裸もしくは半裸の女の子(がほとんど)の画集。

ブルース・ティムの女の子って、肉が締まってそうなんだよね(笑)そこに温かみのあるカラーリングによって、カーブを描く肢体を浮かび上がらせる。

ディフォルメされた絵柄は、全裸でもエロティックではなくキュート。アニメ的なので、ブルース・ティムは線画よりもカラーの方が圧倒的に好き。


アメコミキャラの絵は比較的少なく、いけない女の子、ホラー映画をモチーフにしたもの、デジャー・ソリス的ヒロインなどが多い。

とは言え、ハーレイラブ党員としては、必携!


ちなみに、去年出た同名のSketchbook(同人誌)も一緒に注文したんだけど、内容はかぶってませんでした。

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[]

SFが読みたい! 2012年版

SFが読みたい! 2012年版

『グラン=ギニョル傑作選』真野倫平・編〈水声社〉¥2100

2012-02-08 水曜日(曇)@所沢

[]THE LOST FLEET BEYOND THE FRONTIER: DOREADNAUGHT

ギアリーとデシャーニの甘い新婚生活も、一カ月しか続かなかった。アライアンス運営委員会から、二人のもとに緊急出頭命令が届いたからだ。ナバーロ議長によって、大佐から元帥への再昇進を告げられたギアリーは、謎の異星種族に関するさらなる情報を得るため、増強された第一艦隊を率いてシンディック宙域の向こうにある未踏宙域をめざす! だがそこで待ち受けていたのは、思いもかけぬ脅威だった……待望の第二部開幕!

前巻の『卒業』*1ばりのドラマチックなラストから、二人っきりでラブでロマなスイートホームを期待したんだけど、アライアンスは(作者も)、それを許してくれない。


新婚から一ヶ月、彼らが向かうは異星人の支配宙域の調査。

ギアリーは元帥に昇進し、名実ともに司令官となる。部下も反乱を企てる派は一掃され、信用できる艦長ばかりになって準備万端、と思いきや、政府は何やら企んでいるようで、ギアリーの足を引っ張る様なことしかしない。

しかも、救助した捕虜や分離独立したシンディック政府に悩まされ、本来の任務である調査になかなか進めない。


そういうわけで、題名変えたほうがいいんじゃない? と思ったものの、やはり彷徨ってます(笑)


作者が苦手なのかもしれないけど、ギアリーとターニャは乗艦中はプロに徹するという大義名分が示されるため、これまでにあったラブコメ感は薄い。それでも、時折見せる妻らしい顔や、少しだけ語られる結婚時の騒動は楽しい。しかも、『あの人』はちゃんと出てきてくれるし。

また、前作までの重要課題だった艦長たちの掌握は済んだため、その下の士官たちが紹介される。中でもジョンニンニ上等兵曹とシャムロック大尉は印象的。


そして、ラストで一気にスペースオペラに!

次巻以降も、やはり気になる。

その前に、5月から月を舞台にしたミリタリー三部作が開始とか。


あとがきがないと寂しいなぁ。

[]3月の主な海外SF・FT・ミステリ・その他新刊予定

http://www.honyaclub.com/shop/info/kinkan3_bunko_a.aspx


ハヤカワ文庫SF

『コンセプトの大祭典 宇宙英雄ローダン・シリーズ420』マール&フォルツ 

『ガラス世界 宇宙英雄ローダン・シリーズ421』ダールトン&フランシス

七王国の玉座 【改訂新版】(上下)』ジョージ・R・R・マーティン

ハヤカワ文庫FT

『王都の二人組』マイケル・J・サリヴァン 

ハヤカワ・ミステリ文庫

運命の日(上下)』デニス・ルヘイン

ハヤカワ文庫NV

『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ【新訳版】』ジョン・ル・カレ

パイレーツ ―掠奪海域― 』マイクル・クライトン

ハヤカワepi文庫

日はまた昇るアーネスト・ヘミングウェイ 


創元SF文庫

『【新版】火星のプリンセスエドガー・ライス・バローズ

『ミラー衛星衝突(上下)』ロイス・マクマスター・ビジョルド

創元推理文庫

『サクソンの司教冠』ピーター・トレメイン

修道院の第二の殺人』アランナ・ナイト

『蝋人形館の殺人』ジョン・ディクスン・カー

マシューズ家の毒』ジョージェット・ヘイヤー

『技師は数字を愛しすぎた【新版】』ボワロ&ナルスジャック

創元ブックランド

『魔使いの悪夢』ジョゼフ・ディレイニー 


朝日文庫

シャーロック・ホームズ家の料理読本』ファニー・クラドック


岩波文庫

祭りの夜』パヴェーゼ

『フィレンツェ史(上)』マキァヴェッリ


ヴィレッジブックス

『遥かなる時のこだま(2)』ダイアナ・ガバルドン

若草物語』ルイザ・メイ・オルコット

『小公女』フランシス・ホジソン・バーネット

『骨の刻印(仮) 法人学者デイヴィッド・ハンター2』サイモン・ベケット


角川文庫

『誰が小沢一郎を殺すのか? 画策者なき陰謀』カレル・ヴァン・ウォルフレン

『アーサーとふたつの世界の決戦』リュック・ベッソン

ジーンズ・フォーエバー トラベリング・パンツ』アン・ブラッシェアーズ


光文社古典新訳文庫

『コサック1852年のコーカサス物語』トルストイ


国書刊行会

『欲望の裏通り』ナギーブ・マフフーズ


彩流社

『カナダ英語短篇選集(上下)』マーガレット・アトウッド/ロバート・ウィーヴァー編


小学館文庫

『火星のプリンセス』エドガー・ライス・バローズ


新潮文庫

奇跡の脳』ジル・ボルト・テイラー 


ソフトバンク文庫NV

『トゥルーブラッド(10)』シャーレイン・ハリス

『ヒマラヤの黄金人を追え!(上下)』クライブ・カッスラー グラント・ブラックウッドほか


竹書房文庫

ジョン・カーター』スチュアート・ムーア


武田ランダムハウスジャパン  RHブックス・プラス

『さまよう海賊の秘宝 朝食のおいしいB&B4カレンマキナニー

主婦に捧げる犯罪書下ろしミステリ傑作選』クリスティ・マシューズ


ちくま文庫

トーベ・ヤンソン短篇集 黒と白』トーベ・ヤンソン


扶桑社ロマンス

『セデュースド・バイ・ア・スパイ(仮)』アンドレア・ピケンズ

扶桑社ミステリー

『ザ・チェイス(上下)(仮)』クライブ・カッスラー


二見文庫

『デビル・ウェアーズ・プラッド(原題)』テレサ・マデイラス

『ヒドゥン・アジェンダ(原題)』ローラ・リー


早川書房は、

『七王国の玉座』が改訂新版。TVドラマに合わせて? 前に出たのはなかったことに? こんなことするなら『ワイルドカード』を……

『王都の二人組』のマイケル・J・サリヴァンは初めまして?


東京創元社は、

マイルズ、キター! 何年待ったこか……。『ミラー衛星衝突(上下)』

映画に合わせて、『火星のプリンセス』が新版で。


小学館からも、『火星のプリンセス』


竹書房は、

『ジョン・カーター』は映画のノベライズ


来月、少な!(今のところ)

今月の反動か?

[]3月のコミック新刊予定

http://www.honyaclub.com/shop/info/kinkan3_comic_a.aspx


06『ココロの飼い方(5)』コタニヨーコ〈講談社

07『ウィッチクラフトワークス(3)』水薙 竜〈講談社〉

23『ブッシメン!THE IMAGE MAKER(3)』小野洋一郎〈講談社〉

23『もやしもん(11)』石川雅之〈講談社〉

24『ドロねこ9(3)』奥瀬サキ幻冬舎


『ドロねこ9』終わっちゃうの〜!? 好きだったのに……


戸田誠二が結構出るけど、どうしたの?(笑)

2012-02-07 火曜日(雨/曇)@東京

[][]アメイジング・スパイダーマン先行イベント

世界の主要都市で開催された『アメイジング・スパイダーマン』先行イベントに行ってきた。


この映像3D版と7分ほどのフッテージを鑑賞。


その前に、凄い厳重な入場。

携帯は電源切って袋に封印

持ち物検査

金属探知機を通って、会場へ。


今回のイベントで注目すべきは大きく二つ。

まず、初めて、公に発表されたリザードの登場。

もう一つは、3D映像の公開。

前者は出るのわかってたし、別段驚きはないんだけど、後者はお試しとしてはなかなかのもの。

サム・ライミが気づかせてくれたんだけど、スパイダーマンは立体的なアクションが持ち味のキャラクターなんだよね。それを踏まえ、3D映画として設計されている(と思いたい)ので、今回見た限りでは、非常に3Dとして映える作品になっていると思う。


細かい点では、画面が青春もの、というか『トワイライト』風。オッサンのアメコミオタは黙ってても観に来るから、YA層を取り込もうということなのかな。

まぁ、グエンが可愛いから、それでいいですよ。MJは出ないの? というかグエンがいれば、出なくてよくない? 

また、杉山すぴ豊氏のトークでもあったように、今回のスパイダーマンは痩せているというのが特徴。考えれば、人間とは体質が変わってるんだから、マッチョである必要はないよね。

ジェイムスンが出てこない代わりに、警官であるグエンの父がクローズアップされていて、よりスパイダーマンが勝手なヴィジランテ行為を繰り返すならず者、という面が強調されている。


リスタートでなんだかんだ言ったけど、やっぱ楽しみですよ。

2012-02-06 月曜日(雨)@所沢

[]歌川国芳展

森アーツセンターギャラリーで開催中の『歌川国芳展』に行ってきた。


久々に混んでる展覧会だったなぁ。

入場に並び、会場内「戯画」のコーナーでまた並び。

府中の時は空いてたんだけど、これも六本木力か(笑)

まぁ、森アーツセンターギャラリーは8時までやってるのがありがたいね。ただ、もっと休憩の椅子を増やした方がいいと思うけど。


国芳展は何度か行ってるので見たことがある作品も多かった。

そんな中、気に入ったのは、「和漢準源氏 花の宴 釈那王」

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瞬間ではなく、木剣が振り下ろされた一瞬後を捉えるという、この現代漫画のようなセンス。


「逢性鏡 吉三郎」

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見てよ、この手つき!

恋人のことを、ポワポワポワ〜ンと想っているところで、完全に萌えですよ!

ちなみにこれは団扇絵。


しかし、それ以上にハートを鷲掴みされたのが、「福禄寿あたまのたわむれ」シリーズ。

福禄寿の長い頭をネタにしていて、そのバリエーションには笑わずにはいられない。


こたつで大あくびで起きたはいいが、その頭が神棚直撃!

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こちらの、相撲取りに化けているのもたまらん。

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「福禄寿くん」とか、漫画ありそうだもの。


現在14図確認されているそうです。

これなら複製版画欲しいなぁ。


あと一週間切ったけど、是非オススメ。

図録も非常にいい出来。

[]Frank Reade

Frank Reade

Frank Reade

みんな大好き『Boilerplate』*1の作者の新作が出たので早速ポチリ。

前作同様、スチームパンクのフェイクドキュメンタリーの模様。


D


これを見た感じだと、飛行戦艦を操る冒険少年ものなのかな?

トレイラーだけでワクワクしちゃうよ!

現物まだ届いてないけど、多分オススメ!(笑)

[]

4LOST CAUSE不発作品集 (CR COMICS)

4LOST CAUSE不発作品集 (CR COMICS)

2012-02-05 日曜日(晴)@所沢

2012-02-04 土曜日(晴)@所沢

[]DEXTER season 5

これまでのデクスターのテーマを並べると、

シーズン1:ライバル

シーズン2:不良女

シーズン3:親友

シーズン4:先輩

となる。


デクスターが「頭でっかち」的な意味合いを持った名前ということを前提として考えると、これまで挫折も友達もいなかった天才君が、様々な出会いを通して人間的成長を遂げていくということが、このテーマだけでもわかると思う。

そして今回は、失意の中、後輩を見出すことになる。孤高の天才としては、後輩がかわいくないはずがない。

今さら言うことでもないけど、『デクスター』の構造はラブコメ、ファミリーコメディを基礎としているんだよね。

デクスターの家族をめぐるドタバタや、相変わらず男運のないデボラにツッコミながら、純粋に笑える。


蛆がたかった腐乱死体とか、目玉抉られた生首が出てくるけどな。


デクスターの独白だけだと上記したコメディなんだけど、殺人鬼として二重生活している彼にとっては状況は緊迫しているか凄惨などちらか。

そのミスマッチがこの作品の持ち味。


衝撃のシーズン4最終回、続きはどうなるかと思いきや、心配することなく、今まで通りに面白い。

ただ、これまでに比べると、エピソードを盛り込み過ぎで、敵の殺人鬼の掘り下げがちょっと物足りないかな。並行するそれぞれのエピソードももっと見たかったし。

とは言え、そこらのドラマより遥かに面白いし、連続して観ると疲れるほど濃厚。

それにしても、アスタとコーディ、ますますでかくなったなぁ。


未見なら、シーズン1からオススメ。グロいけど。

[]

フランケンシュタインライヴァルたち』アンソロジー〈早川書房〉¥105

『マシン・オブ・デス』アンソロジー〈アルファポリス〉¥850

『深く、暗く、冷たい場所』メアリー・D・ハーン〈評論社〉¥500