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六月の雪 (はてなダイアリー) このページをアンテナに追加 RSSフィード

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.

2016-08-26 Fri. 庚辰 五黄 旧地蔵ぼん 富士吉田火祭 赤口

ヴィンランド・サガ (18)

ルドはトルフィンを見張るために一緒に旅を続けている。久々に登場した「のっぽのトルケル」はクヌートの平和な統治によって戦争がなくなりつまらなそうにしており,そこへヨーム戦士団のフローキがやってくる。運悪くトルフィンは見つかってしまう。ヨーム戦士団首領の血を引くトルフィンが平和に暮らすことが如何に難しいことであるか。

 

2016-08-22 Mon. 丙子 九紫 一粒万倍日 友引

ヴィンランド・サガ (17)

怒りでトルフィンを殺そうとするヒルド。ヒルドの過去。彼女に対しトルフィンとエイナル,そして仲間たちみんながとった行動。

 

2016-08-21 Sun. 乙亥 一白 三隣亡 不成就日 先勝

ダンジョン飯 3巻

兎にも角にも久々にマルシルに会えて嬉しい。

哺乳類人魚と魚類の人魚。魚類は亜人ではないので食べていいのか?いやダメだ…というのは気分の問題。髪に似せるための海藻は食べて良いらしい。クラーケンの弱点はイカと同じ? 巨大モンスターの場合寄生虫も大きく,さらに寄生虫の中にも寄生虫がいるから用心。マルシルとファリンの出会い。ウンディーネの魔力。昔の仲間ナマリとの再会。チャルチャックは友情のために残ったのではなかったらしい。テンタクルス(触手生物)と大カエルの皮。

そろそろファリンを助ける日が近づいてきたようだ。

2016-08-20 Sat. 甲戌 二黒 赤口 鎌倉市鎌倉宮祭

がっこうぐらし! 8巻

物語はあまり進まなかった。高上がゾンビ化したことで武闘派に火がつき,サークルのみんなは次々に襲われる。胡桃の異変が進む。由紀ちゃんの出番が少なく寂しかったけれど,すっかり逞しくなったっぽい。

2016-08-19 Fri. 癸酉 三碧 飽きた花輪ばやし 大安

スワロウテイルシリーズ

スワロウテイル人工少女販売

スワロウテイル人工少女販売処

スワロウテイル人工少女販売処

種のアポトーシスという性行為等によって伝染する病気を発病した患者を集めた人口島での物語。島の中は男性区と女性区に分かれ,人間のパートナーと結婚することができない彼らは,人口妖精(フィギュア)と呼ばれる人造人間をパートナーとする。微細機械(マイクロマシン)と呼ばれる万能の機械が世の中を便利にしている。人口妖精の揚羽が1つの事件を解決していく過程を通して世界観が説明された感じ。

馴染みのない用語を理解するのに苦労したが,読み通させるだけの面白さというか興味深さはあった。もう一度読まないと理解が中途半端な気がする。

 

スワロウテイル/幼形成熟の終わり

スワロウテイル/幼形成熟の終わり

スワロウテイル/幼形成熟の終わり

旅犬(オーナレス)によるテロ,人口妖精の顔剥ぎ事件,火葬場から出てきて動き出した人口妖精,揚羽を殺そうとする全能抗体? そもそも女性側へ行ってしまったはずの揚羽が何故か男性側で活動しており,一人称が「ボク」に変わっている違和感。最初の水気質である芍薬の哀れ,エウロパエニグマの賭け,揚羽と真白。真白は揚羽の後を追うように青色機関に身を投じ物語は終わる。人口妖精の顔と精神の関係は面白かった。椛子周辺の諸処については何となく今ひとつ消化不足な気がする読後印象。勅使河原と早乙女に安らぎを…。

 

スワロウテイル序章/人工処女受胎

スワロウテイル序章/人工処女受胎

スワロウテイル序章/人工処女受胎

前2作の前日譚。五稜郭時代の揚羽の物語。シリーズの最初にこれを読めば理解が早いのではと思った。

・蝶と果実とアフターノエルのポインセチア: ポインセチアが色褪せる年末。五稜郭の学生で風気質のフィギュアたちが異常を起こして揚羽に切除される。彼女らは急所を刺しても死なないため揚羽も重傷を負うレベル。手がかりは「ピッチ」とマイクロマシンの初期化剤。血抜きされていない本物の(視肉ではない)肉を使ったハンバーグ。生まれ変わるために人口妖精にはない「生理」を求める千寿(ちじゅ)の物語。

・蝶と金貨とビフォアレントの雪割草: 季節はバレンタインを目前に控えた2月。吸血鬼になった人口妖精と五稜郭内での姉と妹の話。切除した人工衛星にえぐられた目の代わりに,揚羽は金色の「元々の」眼球を手に入れる。五稜郭での義妹である風気質の雪柳が読み解く謎。

重度の精神障害とされた壱輪(いちりん)と彼女を慕う朔妃。風気質の発見者である不言志津恵の名前が何度も出てくる。

・蝶と夕桜とラウダーテのセミラミス: 玄鳥至。染井吉野が咲き誇る卯月。初めて陽平がちらっと出てくる。揚羽は就職も決まり学園生活の最後を楽しむはずだったのだが,人倫の依頼で学園に潜む不透明な謎を調査することに。真白を人質にとられている揚羽は下手に逆らうことが出来ない。学園に帰ると義妹の雪柳が揚羽を桜麗祭のNF(ノーブル・フローレンス選挙に担ぎ出そうとして大変な混乱に巻き込まれる。NF選挙で揚羽の対抗馬である火気質で生徒会長の柑奈と親しくなる。学園で揚羽を牽制するのは圧倒的な強さを持つ剣道の非常任講師,三条之燕貴。彼女は揚羽と同じオッドアイを持つ。扶桑看護学園の前身だった山城学園時代から名前がある彼女。彼女に勝てる唯一の可能性を桜吹雪の中に見いだした揚羽は勝利する。そして彼女を待つ雪柳のところへ戻ってNF選挙の筈だったが,選挙は中止となり,今年からNFに代わって一人に限定しない最優秀生徒賞のグローリアス・フローレンスを制定すると告げられる。そして柑奈と並んで発表された名前は悪夢のように「詩藤之真白」だった。

・蝶と鉄の華と聖体拝受のハイドレインジア: 菖蒲華。六月になった頃。真白の名前が唱えられると同時に学校のみならず社会からほぼ追放されてしまった揚羽。気がつくと,学生証が失効し区民証も失効していた。自殺する人口妖精と五原則。自殺する人口妖精の近くに必ず現れる「黒の五等級」を追う揚羽、鏡子と不言志津江の対決。影ながら揚羽を見守り続ける椛。揚羽の生まれに迫る物語であり、揚羽と鏡子の絆の物語であり、揚羽と五稜郭の友人達との友情を描く物語でもあり、前日譚の最終章にふさわしい物語。雪柳はどんな人口妖精をお姉様と呼ぶことになるのだろうか。いつか置き去りにされることを怖がる揚羽に言った連理の言葉が素敵だった。

 

スワロウテイル/初夜の果実を接ぐもの

ツァラトゥストラはかく語りき』を意識しながら形而上学的だったり科学的だったり,物語もA,B,Cパートに分かれ異なった時代の異なった人物の物語が平行して語られ,しかもみな「揚羽」。難解だった。

C―娘の揚羽と年を重ねた陽平。A―女性自治区へ行った最初の揚羽。B―揚羽を名乗る真白。

Bの鏡子は椛と揚羽と真白の本質に近づきつつある。Cの鏡子は見張られて過ごしている。Aの揚羽があまりにも魅力的だから,難解でも食いついて最後を知りたくて読んだ。できればシリーズ全部をもう一度読みたいと思う。揚羽はとても魅力的なヒロインだった。