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六月の雪 (はてなダイアリー) このページをアンテナに追加 RSSフィード

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.

2016-09-27 Tues. 壬子 九紫 八せん始め 佛滅

ARIA 完全版 ARIA The MASTERPIECE 1〜3

紙の本は極力買わないようにしているのだけれど,これは欲しくて買ってしまった。アニメは飛び飛びでしか見ていない気がするのだけど,ほぼ知っている話だったかな。灯里ちゃんみたいな性格だったら世界が違って見えるかなぁ。灯里ちゃんはどういった経緯でアリシアさんのいるARIAカンパニーに就職できたのか?3巻まで読んでも謎は解決せず。しかし灯里ちゃんってちょっと霊感強い子だよね。好きはエピソードは希望の丘に夜光鈴,雪虫

  

水の惑星・水先案内人・水没の街・猫の王国・希望の丘・初めてのお客様・社長はツライよ・夜光鈴・花火

 

ネオ・ベネツィア,陸揚げ,ヒーロー見参!,ため息橋,お天気雨,ヴォガ・ロンガ,雪虫,桃源郷,社長の日常,星の謳声,アウグーリ・ボナンノ,謝肉祭

 

アリスちゃんと晃先輩,そしてウッディーさんにグランマ,ようやく登場。薔薇を渡せなかった暁ちゃんちょっと可愛そう。

春一番,満開の森の桜の下,街の宝物,水の3大妖精,ボッコロの日,ネバーランド逃げ水,風邪とプリン,空を泳ぐ魚,伝説の大妖精,レデントーレ

 

2016-09-26 Mon. 辛亥 不成就日 先負

8年目のパイナップル

2008年のハロウィン(単にパイナップルにハロウィンマークの札がついていたってだけなのだが)の頂き物だったパイナップルのなれの果て。葉っぱの部分だけ水に挿していたら根っこが出たので,そのまま捨てられずに育ててきた。途中で遠距離(トラックで中2泊)の引っ越しが2回あったのに,無事乗り越えて未だに元気。

2010年1月に一度記事を書いていたので,経過記録。

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別に実がついたりはしないけれど,とても元気。水栽培観葉植物として可愛がっている。

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根っこは常にこんな感じ。古くなった部分は切って捨てている。そうすると新しいのが出てくる。

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2016-09-25 Sun. 庚戌 二黒 彼岸明け 友引

春にして君を離れ

 1944年に出版されたこの本の翻訳本がハヤカワ文庫から出たのは1973年。私がこの作品を知ったのは,アガサ・クリスティが亡くなって数年経った1980年頃だったと思う。「Absent in the Spring」というシェイクスピアソネット98から引用した表題があまりにも印象的で,あまりにも詩的で(詩なのだから当然だが),アガサ・クリスティなのに推理小説ではないといいうのも印象的でとても気になっていたのに,何故かなかなか手が出せなかった。こういう状況を助けてくれるのがKindleのセール。場所をとらないから,いつか読もうと思って買っておける。そして,ぽっかりと空いた義務のない時間を埋めるべく発掘されるのが,そう思って何となく買っておいた本だ。一昨年くらいに買っていたのを思い出して読んでみた。

高校生の頃読んでも,私はこの本から多くを得られなかっただろうと思う。勿論色々考え感じたではあろう。高校生の頃だったら主人公のジョーンと自分の母を比較しながら読むことになっただろう。そして自分の母に対する批判のように主人公を批判し,他人事のように読み終わったらサラリと内容を忘れてしまっただろう。だが,主人公より年上になり,終盤にさしかかった親の人生や後半になって久しい自分の人生に起こった様々な出来事を思い浮かべつつ読むと,自分の人生の暗部が照らし出され,決して他人事とは思えない。推理小説以上に恐ろしい小説だと思った。

 本来の自分とは無縁な環境で数日間を孤独に過ごすことになった主人公のジョーンは,本来の自分だったらあり得ないような自分自身との対話を始め,心の奥底にいた自分との出会いを果たし,元の世界へ戻っていく。そう,決して元のままではない筈なのに,戻ってゆくのだ。

 「二人分の分別」。分別って何だろう。「じゃあいいいよ。きみの好きにするさ」これがどんな絶望的な返答であることか。一言も言葉を交わさずに離れて座ってる状態を「他人行儀」としか思えないショーンの心は確かに実際的すぎて豊かとは思えない。「あそび」がない建物は少々の地震で崩れるだろう。そんな脆さを過剰な自己満足で覆い隠す。他人の不幸を人間というものはそんなにも好むのだろうか。娘のエイヴラルが好きだった。緑の牧場。死の陰の谷。詩篇23篇が効いていた。

 

Sonnet 98, By William Shakespeare

From you have I been absent in the spring,

When proud-pied April, dressed in all his trim,

Hath put a spirit of youth in everything,

That heavy Saturn laughed and leaped with him.

Yet nor the lays of birds, nor the sweet smell

Of different flowers in odour and in hue,

Could make me any summer’s story tell,

Or from their proud lap pluck them where they grew:

Nor did I wonder at the lily’s white,

Nor praise the deep vermilion in the rose;

They were but sweet, but figures of delight

Drawn after you, – you pattern of all those.

Yet seem’d it winter still, and, you away,

As with your shadow I with these did play.

 

春にして君を離れ (クリスティー文庫)

春にして君を離れ (クリスティー文庫)

 

2016-09-24 Sat. 己酉 三碧 結核予防週間 先勝

NEW GAME! 4巻・5巻

アニメ化に合わせて?なのか,2巻同時発売だった。

つけ麺バレンタインデーウィスキーボンボン。ねねっち頑張る。女王様はどんな人? コンサートチケット。コウとひふみの表情筋。ねねっち就職。

誰かがどこかで言ってた。本当はみんなおっさんだけど会社がブラック過ぎて同僚は全員可愛い女の子という幻想を見ていると考えればつじつまが合うといの,何かすごく納得><

  

青葉とねねっちとほたるんの高校時代。美術部での活動や高尾山での初日の出,受験などの物語。美大を目指していた青葉が就職を決意した課程などが描かれている。何か色々と疑問が解決した巻だった。

 

2016-09-23 Fri. 戊申 四緑 下弦(18:56) 社日 天しゃ 一粒万倍日 赤口

眠い、ねむうい由紀子 @ 窓のあちら側

 私はとにかく眠い人だった。授業中の居眠りは小学生の頃から常習で,受験勉強をしていても常に襲い来る眠気のためにまともに勉強できたためしがなかった。大学生の頃は成績表に優を並べるのが趣味だったので酷く熱心に講義に出席し,眠らぬよう前列の席で頑張っていたが,それでも気がつくとノートにミミズが走っていた。サークルの部室でもよく勉強していたけれど,勉強というのはホント眠くて眠くて眠いもので,私が眠そうにするたび,新井素子大好きなサークルの友人に言われていたのだった。『眠い、ねむうい由紀子』と。

 彼女は新井素子の新作が出る度に頼みもしないのに嬉々として私に本を貸し出してくれたし,私は私で常に読む本が必要な人だったので喜んで借りて読んでいた。だから新井素子の初期の作品はかなり読んだのだが,『眠い、ねむうい由紀子』は本に収録されなかったため読む機会に恵まれなかった。おかげで,どんなユキコの話なのよ???と気になりながら30年ばかり過ごすことになった。

 読みたくて度々調べていたので『窓のあちら側』に収録されたのを知ったのは出版後間もない頃だったけれど,単行本で高いし場所をとる。本を置く場所に困り果てていたので買えなかった。最近になってkindleで出ていることを知って,ようやく読むことができた次第。あぁ素晴らしき電子書籍

 友人から自動的に貸し出されるため数々読んだ新井素子だったが,実のところ嫌いでも好きでもなかった。物語は面白い。ストーリーや設定は好き。…なのだけれど,よく出てくる,そして新井素子作品の特徴でもある「あたし」という一人称が好きになれなかった。あと,「あたし」のやたら女の子っぽい性格にも馴染めなかった。今読んでみてもやっぱりそうだった。私は「わたし」と言いたい人で,「あたし」と言われるとどうも居心地が悪い。あと女の子っぽい女の子もめんどくさくて共感できない。でも新井素子の作品は読みやすく面白いし,たまにちょっと切なくて鋭くて,そんなところは好きだ。煙草を吸う登場人物がとても多かったのは,作品が書かれた時代だろうか―。

 『窓のあちら側』は「いろ」をテーマにした自選短編集。後ろの3作品はボーナストラックみたいなもので,今までどの本にも未収録だった作品を載せたとのこと。おかげで長年気になっていた『眠い、ねむうい由紀子』を読むことができたというわけだ。

  • グリーン・レクイエム (緑)昔,かなり昔,講談社文庫で持っていた。数々の引っ越しの課程で荷物を減らすために手放さざるを得なかった本だったけれど,髪で光合成をする異星人の女の子の郷愁の物語は印象的すぎて,もう一度読みたいとずっと思っていた。中二病的に私はかなりこの物語の明日香だったので。
  • ネプチューン (青)大学生の頃以来の再読。内容は覚えていなかった。濁った茶色の海に黄金の魚。3人の大学生。どの子もあまり好きになれない3人。カンブリア紀と繋ぐタイムトンネル。そうだ,たまたま気が合わない人と同じ感性を持つことだってあるだろう。思い込みって怖い。続いてゆく生命を導くもの。やっぱり最後までみんな嫌いだったが,由布子の「人類は、いつのまに、そんなたいした生物になってしまったのだろう。自然に対して人為という単語を並べることができる程。」という言葉には共感した。「人類も歴史の一部なら、人類が海を汚し、山をけずることも、自然」と私もずっと思っている。(だから環境保護とかいう言葉は大嫌い。)
  • 雨の降る星 遠い夢 (黄)ヒガ種きりん草。電話とか図書館から資料を取り寄せるとか,人類が火星に住んでいる時代なのにちょっと古めかしい。雨の降る星ヒガ星からやってきた草たちは,テレパシーを使って自分の星の開発を止めさせようとする。後半冗長で読むのに疲れた。
  • 一月 雪 (白)地面さんとおひさまの話。
  • 八月 蝉 (茶)神様と天使様と台地の中の蝉の子。
  • 十二月 夜 (黒)夜の神さまの話。
  • 眠い、ねむうい由紀子 「自分の力で」合格したくて浪人して受験勉強をする由紀子さんは常に眠い。なのに成績は上がっていく。実力とたまたま。
  • 影絵の街にて 時の流れを連動させる時計。この話はどこかで読んだか聞いたか見たかしたことある気がする。確かに「時間という枷がなければ、流されるままで何もできない」のかもしれない。私も。
  • 大きなくすの木の下で この物語もどこかで読んだような気がする。木の下にいる魔物。人生を切り開く意欲を狙う魔物。

 

窓のあちら側 (ふしぎ文学館)

窓のあちら側 (ふしぎ文学館)

窓のあちら側 (ふしぎ文学館)

窓のあちら側 (ふしぎ文学館)