くるな、くるなよと強く不安を感じていると、かえってその現象を引き起こしてしまうやつが、今朝の我が身に起こった。 気持ちが悪い。 いつも通りに起きて、ルーティンをこなそうとするけれど、「もしかして、……恐れていた体調不良か?!」と慄くほど気持ちが悪い。 熱があるかといえばその逆で、布団から出てきたとは思えないくらいに身体が冷え切っている。 こういう時はかえって体を動かして血を巡らせたほうがいいと分かってはいるんだけれど、動くのも億劫で余計に身も心もぐったりとしてくる。 観念して、布団に戻る。腕に巻いたスマートウォッチで、タイマー30分起動。 頭まで布団を被って、ほんのりぬくもりを残した湯たんぽ(…