キャンペーンの続き

 今日は「ウォーハンマー」キャンペーンの続きをやるのだが、集まったのはGM含めて3人だけ。という事で、なげやり人偏氏が知り合いのマンタ氏を呼ぶ。で、なげやり人偏氏がGMで今日のパーティは以下の様になる。

ウルリケ
プレイヤーはマンタ氏。人間30歳女性。流れ者から転職して入信者(ウルリック)を経て司祭(ウルリック)へ。容貌の特徴は「水痘の痕跡」「折れた鼻」「折れた歯」。ランダム表によって決して萌えキャラにならないのが「ウォーハンマー」のいい所。ちなみに≪頑健≫の異能持ち。
ラグナス
プレイヤーはシノザキワタル氏。ドワーフ85歳男性。キャリアは民兵から転職して軍曹。 容貌の特徴は「赤ら顔」「眉毛がない」「眠たげな目」。部下を得たので現在部下の訓練中。
ハルギン
プレイヤーはなげやり人偏氏*1ドワーフ95歳男性。ルーン伝令から転職して古参兵へ。容貌の特徴は「抜けた歯」「特徴的な歩き方」「小さな円形禿げ」。
ディザムド
プレイヤーは俺。ドワーフ60歳男性。料金番から転職してトロール殺しになり、さらに転職して巨人殺しになる。 容貌の特徴は「入れ墨」「大きなほくろ」「特徴的な歩き方」。

*1:今回はNPC扱い

日本人には日本人に合った味

 今回はウルリケが北方のドワーフ都市に立ち寄った事から始まる。彼女が立ち寄った町が巨大生物とケイオス・ドワーフに襲われ、ウルリケは辛くも脱出。そして、PC達のいるドワーフの都市に到着。そして、PC達はケイオス・ドワーフ達の殲滅をドワーフ王から命じられる。
 で、そこへ行く途中に鉄石峠を通る。これは「ウォーハンマーRPG日本語公式ホームページ*1」のサポート・ページ*2からダウンロードできる「鉄石峠 山岳での苦闘」のシナリオだ。で、やってみた結果、


GM「面倒だから突破した事にする」


 ここには大量に敵がいるのだが、4,000点近い経験点を突っ込んだPC達が負けるわけもない。という事で、時間の無駄なので突破した事にする。
 でもまぁ、ホントにこのシナリオは敵が多い。だが多いだけで大味。日本人には日本人に合った味が一番だなぁとつくづく思った。

ワンマン・アーミーの驚異

 目的の場所に着いたが、そこは既に廃墟と化していた。そして、別の都市から逃げてきたドワーフからの情報で、そのドワーフのいた都市も同じ奴等に襲われたという。さらにその先に都市があるので、おそらくケイオス・ドワーフ達はその都市に向かうだろうと推察してその都市に向かう。
 目的の都市に向かう途中、襲われたもう一つの都市に立ち寄る。何か情報が得られるかも知れないからだ。すると、そこの入り口に1人のドワーフが磔になっている。どうやらまだケイオス・ドワーフ達は制圧した都市にいて、救出部隊が来た時のためにそのドワーフを囮にしている物と思われる。
 この都市には逃げてきたドワーフが使った秘密通路がある。で、そこを通って中にいるケイオス・ドワーフ達を攻撃しようと思うのだが、どうやって表の陽動をしようかという話になる。考えた結果、


俺「ディザムドが一人で突っ込めばいいんじゃね?」
皆「え?」


 ディザムドは巨人殺し、つまり特攻上等。で、鎧を着ないで6点ダメージを止める上に攻撃力は半端じゃない。正直、普通のケイオス・ドワーフなんて過去稀でもしない限り束になっても怖くない。という事で一人特攻でも大丈夫。ラグナスの部下もいるのだが、ディザムドにとっては正直足手まとい。
 てなわけで、パーティ所有のラッパ銃6丁と爆弾2つを持った巨人殺しディザムドは表から堂々と突っ込む。ほら、近々「ランボー」の新作も上映されるし。ワンマン・アーミー、ワンマン・アーミー。
 で、出てきたケイオス・ドワーフ達にラッパ銃をぶっ放す。ラッパ銃は射撃判定不要の範囲攻撃武器。なので、射撃が不得意のディザムドでも問題ない。そして怒ったケイオス・ドワーフ達は橋の向こう側にいるディザムドに殺到すべく橋に群がる。そこに≪早抜き≫の異能を使いつつディザムドはラッパ銃をぶっ放す。3ラウンドで5丁分の射撃を行った結果、14体のケイオス・ドワーフが死亡、1体が士気崩壊して逃走。
 ここの都市にいるケイオス・ドワーフは約20体。そのうち14体を1人で30秒の内に肉の塊に変える。おかしくない?これ「ウォーハンマー」だよ、F.E.A.R.ゲーじゃないんよ。
 さっきランボーと書いたが、ランボーもこんなに正面から堂々突っ込みはしない。ランボーって言うよりむしろターミーネーターだなぁ。
 ちなみに、こんな会話が


俺「ほら、N◎VAでも≪クーテグラ≫とかあるし」
シノザキワタル氏「むしろ≪カタストロフ≫でしょ」


 で、都市内部にいるケイオス・ドワーフを、ラグナス部隊他とワンマン・アーミーが挟み撃ち。で、ケイオス・ドワーフの隊長が穴の底にいた化け物を呼ぶ。
 この化け物はケイオス・マシンの一種。ケイオス・ドワーフ達が作る機械と悪魔の混合物って奴だ。ちなみに今回登場したのは「大地を貪る者」という名の強力なケイオス・マシン。ドリル状の掘削機を化け物としたケイオス・ドワーフ達の最高傑作の一つだ。その強さは物凄い。確かにグレーター・ディーモンよりは弱いが、3回攻撃で、大ダメージで、全身に11点以上の防護点があり、耐久力が高く、運命点も2点持っている。


正にレッサー・グレーター・ディーモン!


 ん?どっち?まぁいいか。とにかく「名のある悪魔」だ。
 で、戦闘した結果なのだが……あれ?幸運のお守りが数個潰れただけで倒せちゃったぞ。おかしくね?普通に考えたら物凄く強い化け物なんだが*1。でもまぁ、1人で14人を肉塊に変える奴とかがいればそんなもんかもね。
 その後、元ケイオス・ドワーフでラグナスの部下になった奴*2とウルリケが、ミュータントになったドワーフ達をノーシャに連れて行くというのを黙認し*3、ミッション・コンプリート。

*1:コンベンションでやる「追加経験点500点パーティ」とかなら即全滅だろう

*2:「仲間にならないと殺す」と言われて、仕方なくケイオス・ドワーフの一団にいた

*3:シグマー司祭がいたら「ミュータント虐殺」必至なのだが、今回はいなかったので