デイサービス

Tさん

敬老の日から1日すぎましたが、デイサービスについて、最近のトレンドを。
デイサービスをやってる事業所のなかに、賭博のようなアミューズメントを行っているところがあります。
厚労省が紹介している例では、本当に本格的なカジノです。
賭博は、盛り上がり、職員が利用者と一対一で交流することを少なくして、ある意味、「手がかからない」ようにしようと考えている事業者もあります。
これは、規制してもらわなあきません。
神戸市は、条例で規制する予定です。
これについては、賛成です。
高齢者が、ワクワク、ドキドキするような体験をすることについては、あかんとは言いません。
お年寄りが、一時、藤純子高倉健のような博徒になる瞬間があったほうが、いいとも考えています。
むしろ、それを規制するのはおかしい。
僕が規制したらいいのでは、と考えるのは、施設の都合に合わせて、
「年寄りを、カジノで遊ばせといたら、手がかからんでええ」と、
考える、施設側の姿勢です。
神戸市の規制の中身(今、パブリックコメント受付中)
通所介護(デイサービス)事業者に対し、以下の内容を規制します。
・ 日常生活を著しく逸脱して遊技を利用者に行わせること
・ 疑似通貨等、射幸心を著しくそそり、依存性が著しく強くなるおそれがあるもの
の使用
・ 賭博又は風俗営業等を連想させる名称又は内容の広告
ただし、この話を聞いて、
夢のみずうみ村
http://yumenomizuumi.com/index.html
はどうなるのかな?
と思いました。
夢のみずうみ村での1日で、帰宅前には、「カジノ」があるからです。
夢のみずうみ村は、とてもユニークな施設です。
バリアフリーではなく、バリアありー。
普通の家のような作りです。
自分が家から持ってきた、使い込んだタンスがあり、
自分が家から持ってきたお茶わんと箸があり、
職員は声かけをしません。
ただし、この「声かけ」というのは、「食事の時間ですよ」「帰る時間ですよ、準備してください」とかいう、施設の運営に、利用者を合わせる声かけです。
勝手に来て、自分で決めた時間割で勝手に時間をすごし、勝手に、食堂に行きます。
親しい間柄での、普通の会話は、むしろどんどんされます。
夢のみずうみ村での、リハビリは、リハビリで再発見した自分の能力をもって、家でどのような生活が可能か、その見極めを利用者と、施設職員が、ともに、自然に考えるというものです。
通常は、リハビリやって、一人で食事ができるようになった、異常終わりです。
一人で食事ができるようになるということの次には、どのような充実した展開がまっているか、まで考えた通所リハビリです。
3時からの「カジノ」では、
ルーレット、トランプ、カルタ、ダーツなどが行われるわけですが、
その今問題になっているアミューズメントデイサービスのようなマカオのカジノにあるような本格的ルーレットとかではなくて、
ここ注目↓
「家にある家庭用のルーレットとかで、孫と遊べる生活を目的としたものです」
神戸市の規制が、全国に広がり
(たしかに、全国的に、アミューズメントデイが目に余るほど広がってるので、それは規制してもらわんとあきません)
「夢のみずうみ村」のような、とてもすてきな取り組みまで、規制がかからないようにしたいです。


この介護の分野について本当によく知らない。とても無知です。自分もこのまま長生きできれば、お世話になるだろうに。この分野で読んでおいたほうがいい本ってあるのかな。


そうだ、『ヘルプマン』を読んでみたいと思っていたの思い出した。

ヘルプマン!(1) (イブニングKC)

ヘルプマン!(1) (イブニングKC)

とりあえず一巻をKindleで。
最近ブックオフに行った時に漫画コーナーに行けばよかったなあ。