「北海道新聞」2016年8月25日夕刊に岡和田晃×藤元登四郎「今日泊亜蘭――アナキスト講釈師が語るSF」が掲載されました。

 日本SF大賞最終候補作となり、星雲賞参考候補作にもなった『北の想像力』ですが、そのコンセプトを受け継いだ連載を「北海道新聞」夕刊で月1回のリレー連載という形にて展開開始しています(2015年4月21日の「北海道新聞」夕刊より)。「現代北海道文学論 「北の想像力」の可能性」と題し、「北海道文学」の特質や可能性を新たな視点で捉え直すという連載です。私は監修をしております。
 第17回は岡和田晃藤元登四郎さんの共著で今日泊亜蘭――アナキスト講釈師が語るSF」と題し、今日泊亜蘭の「深森譚(しむしむたむ)」を論じました(2015年7月29日夕刊)。北海道文学で完全に黙殺されてきた作品のためか、反響の大きかった原稿です。寿郎社TwitterFacebookでも紹介されていますよ。「北海道新聞」のデジタル版でも読むことができます


北の想像力 《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅

北の想像力 《北海道文学》と《北海道SF》をめぐる思索の旅

縹渺譚 (1977年) (ハヤカワ文庫―JA)

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 『アイヌ民族抵抗史』は新装版の解題が優れているので、こちらでお読みください。
アイヌ民族抵抗史

アイヌ民族抵抗史

 本文で言及した「北海へそ祭り」はこういうイベントです。

『不機嫌な姫とブルックナー団』

 高原英理さんから、新刊『不機嫌な姫とブルックナー団』(講談社)をご恵贈いただきました。



不機嫌な姫とブルックナー団

不機嫌な姫とブルックナー団