第50回北海道新聞文学賞贈賞式あれこれ

 1月はいきなりバタバタで更新もできませんでした。ツィッターでは随時、状況を報告してきましたが、まとめてはいなかったので、ブログの方にストックをしておきます。


 授賞式までは時間がありましたので、札幌時計台ギャラリーを観覧し、北海道の文学関係者とお会いしてきました。
 Youtubeはこちら。スピーチの内容については別途書き起こしをブログで公開できればと思っております。









SF乱学講座で「H・P・ラヴクラフト「レッド・フックの恐怖」と魔術的他者」をお話してきました。

 去る2016年12月4日に、SF乱学講座「H・P・ラヴクラフト「レッド・フックの恐怖」と魔術的他者」を講演してきました。

内容紹介:
11月28日頃に発売される幻想文学専門誌「ナイトランド・クォータリー vol.07」(アトリエサード/書苑新社)は魔術特集ですが、このテーマで同誌に寄稿したラヴクラフト論をベースに、幻想文学ラヴクラフト作品を批評的に捉え直してみる講座です。中心となるテクストは「レッド・フックの恐怖」。関連し、E・ホフマン・プライスの「The Stranger from Kurdistan」など、ラヴクラフトが参考にした先行作品にも触れていきます。

参考文献:創元推理文庫ラヴクラフト全集5』所収「レッド・フックの恐怖」に、できれば目を通してきてください。

 というのが概要であります。


 岡和田晃は「ナイトランド・クォータリー」Vol.7に、「詩とRPG――クラーク・アシュトン・スミスを再評価するための二つのアプローチ」、「H・P・ラヴクラフトと魔術的な他者――「レッド・フックの恐怖」とThe Stranger from Kurdistanをつなぐ磁場」を寄稿しています。講義のベースにしたのは後者ですね。
ナイトランド・クォータリーvol.07 魔術師たちの饗宴

ナイトランド・クォータリーvol.07 魔術師たちの饗宴

『ミルワード先生のシェイクスピア講義』、『人生の住処』

 彩流社さんから、ピーター・ミルワード『ミルワード先生のシェイクスピア講義』、巽豊彦『人生の住処』をご恵贈いただきました。

ミルワード先生のシェイクスピア講義 (フィギュール彩)

ミルワード先生のシェイクスピア講義 (フィギュール彩)

人生の住処

人生の住処