週刊少年ジャンプ#5,6

BLEACH 最強形態が「ただの斬魄刀」ってのもありふれてるというか、その意外性を正しく演出できていないというか。
ONE PIECE うわっ、なし崩し的にフランキーと手打ちだよ(苦笑)。まぁ読者の興味をCP9やトム、GM号へとずらす手腕が見事なので気にならないけど。
DEATH NOTE カッコいいぞ相沢! こういう展開にはちょっと「作者に負けた」気分になる。
家庭教師ヒットマンREBORN! ひょっとしてヒバリのキャラの方向性を間違えた代わりがディーノなのか?
読切スベルヲイトワズ 巧いなぁ…。一分の隙も無いわ。あえて文句をいうなら「犬扱いされてるだけだろーだけじゃ物足りない」の伏線の回収が、いまひとつ弱いことくらい。どうでもいいが「はがき職人」と聞くとコナミバッシングを思い出す。
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 社会的には、魔法律は子供にも知られているがインチキ扱い、という位置づけか。霊と刑の説明から始まって、ドラマ抜きの設定解説に終始してしまった感じ。まあそれでも新キャラ(?)絡めてそれなりの話にしていたのは立派。
武装錬金 単純な1対1の戦いになってしまってちょっと残念。やっぱり円山は前線に出てこないほうがよかったよな(苦笑)。
未確認少年ゲドー 「だがまだまだ! バトルははじまったばかりだぜ!」だがギリギリ! 連載は今にも終わりそうだぜ!(涙)

川口浩の苛酷な探検

(承前)元・探検隊の川野祐司曰く「訓練により、いろいろな危険な場所に適応した技術を身につけていないと、(探検隊入隊は)無理ですよ。それだけ苛酷な探検なんです」。いや、そりゃまあ事実そうなんだろうけど、どこか引っかかってしまう。「川口浩探検隊」←ここをクリックして表示される解説でも

「やらせ番組」の例えとしてよく引き合いに出されるが、そもそもこの番組は一言も「ドキュメンタリー」とは言ってない。あくまでも「探検ドキュメント風ドラマ」として楽しむべき。

と書かれているような番組を回顧して、そこまで言うか、と思ってしまうのだ。「それだけ苛酷な撮影なんです」とでも言っていれば、なんとも思わなかったのだが……。この感覚、何かに似ている。当時のテレビ朝日の、他の人気番組に……。(つづく)

「ゆけ!ゆけ!川口浩!!」


84年6月発売のドーナツ盤(コロムビアAH-479)。しかしダサいジャケットだな。川口浩が洞窟に入ってからジャングルを発つまで、その過程を追って「川口浩探検隊」に嘉門達夫がツッコミを入れまくる歌。こういうものまで商品として成り立つあたりに、当時の探検隊人気がうかがい知れる。