キューピーのひらめきスケッチ

2012-01-26 2月5日しなリレ26thin 三田 コミュニケーションに活かすインプロワ

キューピーです。すっかり、すっかりこのブログにご無沙汰になっています。最近は、facebookがつぶやき、閲覧、発信しやすく、よく使っています。twitterは、告知、または情報収集に使っています。

ということで、ブログは、めっきり久々になりました。

最近は、忙しいですが、充実した毎日です。実践をしながら、研究をしています。じっくり本を読んだり、文章を書いたり、体を動かしたり、授業をしたり、語り合ったり。

外国から来た学生さんと触れ合う機会も多いです。今日は韓国大邱教育大学の院生さんが大学にこられて交流しました。こんなに濃密で、いいの?というような毎日です。

まだまだ、この濃密な毎日は続きます。おそらく、3月末まで…いえ、きっと来年度も。

素敵な縁に恵まれて、幸せな毎日です。本当に、本当に。ありがとうございます。

お知らせです。今回のしなリレは、兵庫県三田市で行います。教師になって1年目にはじめたしなリレ。そのときは、こんなふうに続くとは思ってもみませんでした。これも、素敵な縁のおかげです。今、大学院で研究しているのも、この即興演劇との出会いを含めた、すばらしい出会いがたくさんあったから。

今回のしなリレも、そんな、無数の出会いの場となることでしょう。既に、18名の方が参加される予定です。よろしければ、是非お越しください。

『しなリレVol.26  コミュニケーションに活かすインプロワーク 』

寒い毎日が続きますが、皆さんお体の調子はいかがですか?寒い時だからこそ、体を動かし、声を出して、心も体もあったまりましょう!

 今回のしなリレは、「コミュニケーションに活かすインプロワーク」と題してお届けします。

 これまで、しなリレでは、“インプロを教育に活かす”という視点で、様々なテーマに取り組んできました。“英語教育×インプロ”、“国語教材×ドラマワーク”、“インプロde対話”、“学級づくり×インプロ”

等です。

 今回は、国語や外国語活動、そして道徳、更には日常生活のコミュニケーションを豊かなものにするインプロワーク、という切り口で行います。また、今年度、主催者のキューピーこと藤原が、大学院の研究助成を受けて取り組んだ「演劇や身体表現を通したコミュニケーション活動教材」を、いくつか紹介したいと考えています。これまで、ファシリテーターのすぅさんをはじめ、しなリレに参加された方々と共に学び、できた教材です。どうぞお楽しみに!

 以下、ご案内です。今回は、兵庫県三田市での開催になります。定員は30名です。

 皆様にお会いできますことを、楽しみにしております。

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『しなリレVol.26  コミュニケーションに活かすインプロワーク 』

【日時】2012年2月5日(日)13:30~17:30 (13:15~受付開始)

【場所】三田市まちづくり協働センター 講座室

〒669-1528

三田市駅前町2番1号三田駅前一番館(キッピーモール)6階

電話番号:079-559-5154

HPに、分かりやすい地図が載っています。

http://www.skpm.jp/access.html (6階がまちづくり協働センターになります)

JR三田駅の向かいの建物です。徒歩1〜2分で着きます。

【対象】教員、または教員を目指す大学生、子どもと関わる仕事をされている方など。(興味があれば、その他の関係の方でもお気軽にご参加ください!)

【定員】30名

【参加費】一般 2,000円(学生1,000円)

【持ち物】筆記用具、動きやすい服装(ジーンズなどで、OKです。)

プログラムの内容】

(1)自己紹介・アイスブレイク

(2)コミュニケーションに活かすインプロワーク[1] 国語・外国語活動で使えるワークを体験

(3)コミュニケーションに活かすインプロワーク[2] 道徳・日常生活で使えるワークを体験

(4)ふりかえり

※懇親会について・・・ワークショップ終了後、近くのお店で約2時間の懇親会を予定しています。予算2〜3000円程度です。


【申し込み方法】

1.「こくちーず」の申し込みサイトによるお申し込み 【推奨】

http://kokucheese.com/event/index/24949/←こちらにアクセスして、お申し込みください。

2.メールによるお申し込み:主催者 藤原(キューピー)宛

kaicook@gmail.com

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What’s インプロ?

インプロとは、インプロヴィゼーション(即興)の略です。

元々は俳優養成のためのトレーニングとして、1970年代に開発されたプログラムです。わが国でも、90年代以降、学校教育、企業研修、コミュニケーション講座、テレビ番組など各分野で応用されています。

インプロ(即興表現)には、事前の打ち合わせや台本がまったくありません。相手が即興で表現したこと(動き・言葉・アイデア)を受け入れて、そこに自分の表現を加えて、コミュニケーションをしていきます。どんな表現をしてもOK!そこには、失敗・間違いはありません。どんな表現にも同等の価値があります。「失敗してもよい、間違ってもよい」のではなく「失敗」「間違い」という概念がないのです。

「失敗」や「間違い」のないインプロゲームは、短時間に親密感、安心感のある空間を作りだすことができます。しかも、馴れ馴れし過ぎて不快になるような距離に踏み込むことはありません。

心地よい距離感を保ちなが ら、互いを認め合い、尊重し合い、笑い合うことができます。

「ダメ出し」の多い日常生活とは異なる時間と空間を、ぜひ体感してみてください。

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☆『しなリレ・ファシリテーター紹介』☆

〜鈴木 聡之(すずき さとし)・通称「すぅさん」〜

昭和33年12月東京生まれ。東京都目黒区在住。昭和53年から6年間レクリエーションセンターやミウラドルフィンズのスタッフとして、子どもたちのアウトドア活動に携わる。昭和60年から21年間、千葉県に小学校教員として勤務。その間、白井市立池の上小学校においてインプロを生かした演劇教育を実践(総合的な学習)。平成18年3月退職。

東京の「即興カニクラブ」(主宰・吉田敦氏)や「即興演劇だんすだんすだんす」(主宰・今井敦氏)でインプロを学び、東京大阪京都兵庫愛知鹿児島などで、即興劇のパフォーマンスにも出演している。

現在は、インプロワークショップファシリテーターや、ドラマティーチャーとして、大阪京都東京埼玉愛知千葉島根富山静岡鹿児島山梨兵庫、石川、群馬奈良滋賀福島など、全国各地で、ワークショップを展開している。

インプロパーク主宰(ワークショップ&パフォーマンス) 。武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部講師(コミュニケーション講座)。武蔵野高校講師(日本史)。

インプロパーク・ホームページ http://www3.plala.or.jp/impro-park/


☆しなリレ・プロデュース☆

〜藤原由香里(ふじわらゆかり)・通称キューピー」〜

京都府公立小学校教員。教員として5年勤務の後、現在は休職して兵庫教育大学大学院修士課程人間発達教育専攻

教育コミュニケーションコース在籍。「身体表現や演劇を取り入れた学び方」、「学習環境デザイン」が、もっぱらの関心ごとです。2006年12月にすぅさんのインプロ・ワークショップを受けたことがきっかけとなり、2007年3月に、『しなやかリレーションシップ』をプロデュース。素敵な参加者の皆さんに支えられ、しなリレも6年目を迎えます。

2011-11-24 演劇を通した外国語活動への試み 〜表現の根っこを耕すための「学

すっかり、ブログにはご無沙汰になっています。

11月22日発行のメールマガジン「学びのしかけプロジェクト」に原稿を書かせていただきました。

インプロを取り入れた外国語活動について書きました。

このメールマガジンは、週に3回発行されます。内容が、とても豊富で勉強にになりますので、教育関係の方で、未購読の方は、是非登録してみてください。私も、毎回勉強させていただいております。

以下に、今回の文章を転載しておきます。

編集長の石川先生が、いつも素敵な編集後記を書いてくださっています。どの執筆者に対してもです。この編集後記の内容こそが、私の理想とするAuthentic assesment(真正な評価)です。こうした言葉が教師と子どもの間でやりとりされると、素敵だと思います。石川先生、ありがとうございます!!

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メールマガジン「学びのしかけプロジェクト」

169号 2011年11月22日発行

(毎週火金日発行)

http://www.jugyo.jp/

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★目次★

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1.演劇を通した外国語活動への試み 〜表現の根っこを耕すための「学

びのしかけ」〜

ワークショップ」編集委員

京都府八幡市立美濃山小学校 教諭(休職中)

兵庫教育大学大学院 学校教育研究科修士課程

教育コミュニケーションコース在籍

藤原 由香里

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インプロやダンスを中心とする学びの場を精力的に創りだしている藤原

由香里さんの二回目のご論考です。読み応え十分の長文です。じっくりと

お読みください。                   (石川 晋)

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1.演劇を通した外国語活動への試み 〜表現の根っこを耕すための「学

びのしかけ」〜

ワークショップ」編集委員

京都府八幡市立美濃山小学校 教諭(休職中)

兵庫教育大学大学院 学校教育研究科修士課程

教育コミュニケーションコース在籍

藤原 由香里

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今年度より、小学校5・6年生での外国語活動が必修化されました。外

国語活動の目標は次の通りです。

外国語活動の目標』 小学校学習指導要領外国語活動編

外国語を通じて、言語や文化について体験的に理解を深め、積極的にコ

ミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、外国語の音声や基本

的な表現に慣れ親しませながら、コミュニケーション能力の素地を養う。」

今回は、前回に引き続き、インプロ(即興演劇)を通した外国語活動が

テーマです。

なぜ、英語教育に演劇やダンスを使うのか。私なりの問題意識をふまえ

て、実践を紹介したいと思います。

1.なぜ、外国語活動にインプロ(即興演劇)?

まず、私が小学校の外国語活動を実際に指導したり、参観したりする中

で感じた問題点を挙げてみたいと思います。

・児童が英語を「言わされる」と感じる活動になっていることがある。

・授業でゲームをすると盛り上がるが、英語を学んでいるといえるかどう

か疑問である。

コミュニケーション活動と称した活動で・・・

- お互いに知っていることを聞き合う活動では、聞きたい、伝えたいと

いう意欲が湧かない姿が見られる。

- 英語でのやりとりをする意味を見出せず、しらけてしまう児童がいる。

- 勝ち負けや結果を目的としたゲームに陥りがちである。

こうした問題点をふまえて、考えたことは、次の点です。

・ただ、決まった言い方を教えるのではなく、児童が英語を言いたい、話

したいと思えるような状況を創ることが大切なのではないか。そのため

に、演劇やダンスという表現を取り入れることが有効なのではないか。

・勝ち負けで盛り上がるコミュニケーションゲームではなく、協力して何

かを創りあげるような活動を通して英語を学ぶことができないか。

・児童が英語でやりとりをする活動の意味やおもしろさを実感できるよう

な学習にできないか。

・英語に苦手意識を感じている児童も積極的に活動に参加できるような学

習にできないか。

5・6年生といえば、知的好奇心も旺盛で、言語を用いて深い思考をす

ることもできます。しかし、外国語活動の授業では、英語の文字を読んだ

り書いたり、文法を学んだりすることは内容とされていません。

読み書きはなくとも、知的好奇心をくすぐり、子どもたちが意欲的に取

り組めて、なおかつ、外国語の学習にもなる…そんな外国語活動にしたい

という思いに、ドラマ(演劇)や、インプロ(即興演劇)、ダンスを通し

た学習は応えてくれるのではないかと考えました。

ここで、「インプロ(即興演劇)」について、少し説明をしておきたい

と思います。

【インプロ】…英語のインプロヴィゼーション(improvisation;即興)とい

う言葉が略されてできた言葉。俳優たちが、脚本も、設定も、役も何も決

まっていない中で、その場で出てきたアイデアを受け入れ合い、ふくらま

せながら、物語をつくり、シーンをつくっていく演劇である。

『ドラマ教育入門』(図書文化社)より

今日、インプロは、俳優だけのものではなく、福祉、医療、教育、企業

研修など、様々な場で応用され、その魅力は日々多くの人に認知されるよ

うになってきています。

私自身、2006年に、大阪高槻にあるカフェ・コモンズでのインプロワ

ークショップに参加し、ファシリテーターの鈴木聡之氏のインプロに出会

いました。そして、是非教育現場でインプロの考え方や方法論を活かした

いと思い、2007年より、鈴木氏と一緒に教育現場でのインプロの活用を模

索する「しなやかリレーションシップ」というワークショップを開催して

います。

鈴木氏(すぅさん)の活動については、

http://www3.plala.or.jp/impro-park/top.html

をご覧ください。

今回授業で使ったインプロのゲーム、『プレゼント』は、鈴木聡之氏の

インプロのワークショップにて学んだものを、今回の授業用にアレンジし

たものです。

では、どんなふうに授業を行ったか、紹介をしたいと思います。

2.実際の授業

授業は勤務校にて、この11月に実施したものです。指導にあたっては、

ティーム・ティーチングとし、私がT1で、T2は普段英語の授業を行ってい

フィリピン人の英語講師にお願いしました。

私は、昨年度、6年生の英語3クラスを彼女と担当しており、お互いのや

り方をよく知っています。今回は、演劇を取り入れた授業を行いたいとい

うことで、了解を得て、彼女がいつも行っている授業にT1で入らせてもら

いました。普段は、担任教師と英語講師のティーム・ティーチングで授業

が行われているので、今回は担任の先生にはT3という形でサポートをして

いただきました。ウォーミングアップと、別の演劇のゲームを一つ行った

あとで、メインのゲーム「プレゼント」を実施しました。

対象:5年生

単元:いろいろな衣装を知ろう(英語ノート1)

授業の目標 コミュニケーションゲームを通じで、自分の好きな色や相手

の好きな色について英語でやりとりをしながら、色の言い方に親しむ。

インプロゲーム【プレゼント】

<場面>何でも売っているお店

A:店員 B:お客さん

A.What color do you like? (好きな色は何ですか)

B.I like (blue). (青色です)

A.This is a present for you. This is a (blue) (shirt).

(これは、あなたへのプレゼントです。青いシャツです。)

B.Thank you. It’s (nice) (ありがとう。いいですね。)

以上が、基本のスキットになります。

2人組になり、一方が相手の好きな色を尋ねる。そして、その色にあっ

たプレゼントを考えて、渡す、というゲームです。プレゼントは、実際に

あげることが可能なもの(例:shoes,T-shirt,pen,bookなど)でもよいし、

不可能なもの(例:thesun, monsterなど)でもよいです。

もちろん、好きな色は、自分で好みの色を伝えます。そして、何をプレ

ゼントとするのかは、自由です。相手が喜んでくれそうなものをあげよう、

という声かけをしますが、想像は子どもたちに委ねられます。

このゲームを考えついたきっかけは、先ほどの問題意識のところで書い

た「英語で表現する必然性」といったことが念頭にあったからです。

この単元のキーセンテンスは、What color do you like? / I like~.

/ I don’t like ~.

です。では、相手に好きな色を聞く必然性があるとすれば、どんな状況で

しょうか?私が思いついたのは、「相手に何かをあげる」という場面でし

た。

では、ここで、子どもたちがプレゼントしあったものを一部紹介しまし

ょう。

ライトブルーカーテン、レッドシューズ、レインボーマフラー、ブラッ

ペンギンブルードラゴンブルースカイ、ホワイトドッグ、ピンクた

らこ、イエローチーズ、レッドダイナマイト、ブラックTV,ブラックホ

ール、ゴールドゴッド…、ブルーTシャツ、オレンジティーチャー、ホワ

イトペーパー、ブラウンベアー…

驚くほど、色々な物が交換されていたようです。靴やTシャツのように、

単元の学習の中で出てくる語彙もあれば、犬やチーズのような身近な語彙、

そして、ブラックホールやゴールドゴッドのように、自由な発想が飛び出

していることも伺えます。

ちなみに、活動を終えた子どもたちからは、こんな声が聞かれました。

・ホワイトのヤギをもらってうれしかったです。

・お店を日本語でもやってみたいと思いました。

・紫色の猫をもらえてうれしかった。

・いつもよりたくさん英語を使って覚えられたのでよかった。

・もらった物がライトブルーのモンスターだったので、びっくりしました。

英語が話せて嬉しかったことはもちろん、相手からもらったものについ

ての感想が多かったことが印象的でした。「言葉」だけのやりとりではな

く、「アイデア」や「感情」がやりとりされているというのは、言い方の

習得以上の、本当のコミュニケーションに近いものになっているといえる

のではないかと思います。

3.この授業をふりかえって

小学校での外国語の授業で、最も大切にしたいこと…それは、伝えたい

という気持ちを育てることだと思います。伝えたいという気持ちは、言語

活動の根っこの部分でしょう。そして、伝えるために利用可能な資源とし

て「言葉」や「ジェスチャー」を駆使していく。無理やりに全部英語で表

現しようとするのではなく、伝えたい気持ちを伝える手段としての言語と

して、思いに言葉をのせていくことが、大切なのではないかと思います。

今回、感動したことは、子どもたちが、小さな演劇の中に、いくつもの

自然な表現を生み出していたことです。

ある男子2人のペアに、最後に発表をしてもらいました。

Aくんが、好きな色を尋ねると、Bくんは、redと答えました。それに

対し、Aくんは、お店の奥から何かをいそいそと取ってくるような素振り

をし、Aくんに、This

is a present for you. This is a red lighter. と言って、渡しました。

もらったBくんは、じっとそれを見つめると、「こわっ…」とつぶやきま

した。ライターをもらった驚きが伝わります。もちろん、全て架空です。

しかし、Bくんの、何ともリアルな反応に、まるで本当にライターが渡さ

れたかのように感じられるのでした。

「こわっ…」という自然な反応。これを、無理に

Thank you. It’s nice.

というように、おきまりの表現を言えるようにしていれば、出てこなかっ

たかもしれません。しかし、今回のように日本語での自然なつぶやきが出

てきてもよいと思います。

また、空想のやりとりですが、リアルな反応が返せる、というのがイン

プロを取り入れたやりとりのよさです。お決まりの言い方ではなく、自分

で考えないといけないインプロは、自由度も高いが、難易度も高いです。

正確な英語を覚えるというのも、もちろん大切なことだと思いますが、

伝えたい、伝わらない、どうしたら伝わるかな、伝わった!そんな、人と

関わることの難しさとおもしろさ、喜び、表現することの根っこを耕せる

ような外国語活動の授業ができれば…と思います。

関わる相手がどんな反応をするかわからないからこそ、関わりがいがあ

るといえます。その予測不可能な不安と楽しさを失わないコミュニケーシ

ョン場面を意識して創っていくことが必要ではないでしょうか。

また、こんな場面もありました。授業の中で、「これを言いたいけど、

なんていうんやったっけ〜〜〜」と、もがいている子がいました。言いた

いけど、言い方を忘れた、でも、思い出したい…体をよじりながら、顔を

しかめながら、考えています。しばらくして、「あ、思い出した。」と言

って、あげたのは、yellow bookでした。言いたいけど、言えないという

もどかしさを経て、伝えることができた彼の表情は、とても満足気でした。

劇作家平田オリザ氏は、著書『「リアル」だけが生き延びる』(ウェ

イツ)の中で、子どもの表現について、次のように述べています。

─僕は表現したいという欲求がない限り、表現というのは生まれてこな

いと思うんですよね。その表現の欲求を導き出してあげるのが大人の仕事

だ。でも表現の欲求というのは、基本的には「通じない」とか「わからな

い」という体験がないと生まれてこないと思います。─

平田オリザ(2003)『「リアル」だけが生き延びる』(ウェイツ)

まだまだ模索の段階ですが、演劇(虚構)でありつつ、コミュニケーシ

ョンとしてはリアルなやりとりの中で、コミュニケーション能力の素地を

育めるような外国語活動を目指していきたいと思っています。

授業づくりネットワーク誌の最新号

http://www.gakuji.co.jp/magazine/network/index.html

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【編集後記】

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「リアルなやりとり」というところに、強い興味を惹かれます。伝統的

な「教科書」中心の学びでは、本物の体験が生まれにくいという問題があ

ります。総合的な学習の時間の登場も含めて、その辺りへの対策や模索が

続けられてきたわけですが、ドラマ・インプロの可能性・魅力を強く感じ

実践報告でした。実は私もつい2,3日前にインプロの代表的なプログ

ラムの一つである「ホット・シーティング」の手法を活用して、魯迅の『

故郷』の最後の時間に、「閏土」への質問授業を行いました。「閏土」に

成りきって生徒が答える様子が楽しかったのですが、一方で、終了後の生

徒の振り返りをノートで確認すると、作品への理解が深まることも実感で

きました。

「学びのしかけ」プロジェクト主催の集会を、北海道夕張で開催するこ

とになりました。11月26日です。本メールマガジンの執筆者である、

山崎正明さんや、私の学級の様子もご覧いただけます。新しい街づくり

目指す夕張から、新しい教育の在り方を考えてみませんか? 内容の詳細

は下記からです。まだまだ申し込み受付中です。

http://kokucheese.com/event/index/19564/

次号は、久しぶりに私、編集長石川晋の担当号です。

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メールマガジン「学びのしかけプロジェクト」

第169号(読者数1772) 2011年11月22日発行

編集代表:上條晴夫(haruo.kamijo@gmail.com)

twitterはこちら⇒ http://twitter.com/#!/gbc02527

編集部ではチームに分かれてMLによって原稿検討を行っています。本メ

ールマガジンの記事を読んでいただいた率直なご意見・ご感想をいただけ

ると幸いです。本メールマガジンの内容に少しずつ反映をしていきたいと

考えています。

編集長:石川晋

副編集長:長瀬拓也・加藤恭子・藤原友和・佐内信之

登録・解除 http://www.mag2.com/m/0000158144.html

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まりまり 2011/12/01 13:56 お久しぶりです。
以前に、英語でインプロについてコメントさせて頂いたまりです。

今回も、大変興味深い記事をありがとうございます。

「伝えたいという欲求」
これは、私も外国語で生活している身として、一番語学力が伸びたモチベーションだと実感しています。

これを導き出すのが、ファシリや先生方の役目なんですね。
とても勉強になりました。

帰国した際に、yuka-QPさんのワークショップをぜひ受けたいと思います!

Yuka-QPYuka-QP 2012/01/07 00:37 まりさん>コメントありがとうございます♪♪お返事遅くなってしまって、ごめんなさい。コメント、嬉しくて、勇気付けられます♪♪共感していただけて、光栄です。是非、帰国された際には、お会いして、お話したいです。アメリカでのお話、是非お聞きしたいです。
facebookは使っておられますか?もし使っておられるなら、是非つながりましょう!
http://www.facebook.com/Yukaicook

2011-10-06 Everyday,三都物語

 とってもご無沙汰の日記です。

 先日から大学の後期がスタートしました。

 怒涛の10月のスタートです。

 

 兵庫大阪京都・・・かけめぐっています。

 「毎日、三都物語やな」なんて言われるくらい、移動の多い毎日です。

 大学のある兵庫、勤務校のある京都、そして芸術家による授業のリサーチをしている大阪・・・

今日も、朝、大学で先生を訪問して、その後京都の小学校で英語の授業の打ち合わせと見学、その後大阪の小学校でミーティング、そして、兵庫の大学に戻る・・・あっという間の一日でした。

 瞬間移動できたらいいのに〜でも、最近はiPhoneのおかげで、道に迷わなくなりました。ぱちぱち。

 大学が山奥にあるので、移動に時間がかかります。

 それでも、虫の音が美しく、きんもくせいの匂いがたちこめる田舎の秋がだ〜いすき!

 色々悩める今日このごろですが、悩んでいる暇なんてなくて、とにかく進まないと!というのも、また事実。

 動きながら考える。

 大切なことを見失いそうになって、はたとたちどまる。

 情報を浴びて、選んで、感じ取って、

 でも、ある時は、情報なんてきらいだ〜と、耳をふさぎたくもなって。

 and, What do you think? What are you feeling?

自分に問いかけてみます。

 会わない人のことを、ネットを通じて知るということが、時に素晴らしいし、時につらい。

 思わぬ闇が、どんな世界にもあるものだと感じます。

 

 

 しかし、なんといっても、今は秋なのです。

 大好きな季節!

 金木犀の甘い香りがたちこめる。金色の稲穂と青い空。おだやかな涼しい風の吹き抜ける、この季節に生きていられることが、本当に嬉しい。

 

 新しい季節が、諸々のことを解決していく気がしています。すご〜く、季節まかせな生き方。

 

2011-08-21 今日は、是非、EDU★COLLE@天王寺へ!

本日、8月21日は、いよいよ「多様な教育の博覧会 EDU★COLLE」です!!

私も、受付担当しています。ちらっと見るだけ、とか、通りすがりの参加も大歓迎ですので、是非お越しください!

参加型のワークショップ講演会、座談会もたくさんあります。そして、子どもたちが楽しめる、遊び、学びの場も盛りだくさん!出店もあるよ!

教育のカタチ、やり方って色々だな、こんな学び方、学びの場があるんだな。

きっと、色んな発見があると思います。

学べるだけでなく、とっても楽しい!

そんな博覧会ですよ。

学生たちが中心に運営していますが、中身はとっても充実!出展団体も、とてもユニークな試みをされているところばかりです。

次のウェブで、詳しく載っています。

http://educolle.jimdo.com/%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%E6%9C%AC%E7%95%AA/%E5%BD%93%E6%97%A5%E5%9B%A3%E4%BD%93%E7%B4%B9%E4%BB%8B/

では、お会いできることを楽しみにしています。

∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞━∞

今年もEDU★COLLEの季節がやってきました。

過去2回よりもさらにパワーアップした今年のEDU★COLLEを、ぜひ体験してください!

以下、詳細になります。

* * *

EDU★COLLE(エデュコレ)とは、公立・私立の学校・教育に関わる NPO や企業・オルタナティブスクール・学習塾など、 多様な価値観を持つ団体が集まる教育の祭典です。

ワークショップや体験コーナーなど、親子で一緒に楽しめるものから、講演やトーク企画など、教育についての考え方を深めるものまで、それぞれの出展団体による企画が目白押し!

遊びと学びのプロが集結します。

「もっとこどもの意欲を育てる授業がしてみたい」と思っている先生。

「教育や地域の活動に関わる人と知り合う機会がほしい」と思っている学生さん。

「こどもの教育について悩んでいる」お父さんお母さん。

ぜひ、EDU★COLLE を通して新しい出会いを見つけてください。

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●日時

2011年8月21日(日)

OPEN 10:00 / START 10:30 〜 CLOSE 16:00

●会場

YMCA学院高等学校(〒543-0054 大阪市天王寺区南河堀町9-52)

http://www.ymcagakuin.ac.jp/introduction/access.html

アクセス

JR環状線 天王寺駅北口より 徒歩5分

地下鉄御堂筋線 天王寺駅より 徒歩5分 

地下鉄谷町線 天王寺駅より 徒歩5分

●参加費

一般 1000円 / こども(18歳以下)無料

●申込

下記のホームページの申込フォームからお申込ください。

※当日参加も可能ですが、事前申込にご協力ください。

https://ssl.form-mailer.jp/fms/9d838b20159022

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●こどもから大人まで「教育」を体感できる企画が盛りだくさん!

♪全国の「学びの場」が、体感できる企画を持ち込んで集結!(一部紹介)

・ダンボールでつくるこどものまち! by NPO法人こども盆栽

・まちの駄菓子屋さんが出張営業! by NPO法人暮らしづくりネットワーク北芝

・数千個のつみ木を並べて遊ぼう! by 木楽舎 つみ木研究所

・こどもたちがカフェ起業?!地域とつくる総合学習実践報告 by箕面市立萱野小学校

・アーティストとの出会いを通して子どもはどう変わる?(講義) by NPO法人 子どもとアーティストの出会い

・学校de博物館(参加型ワークショップ ) by大阪人権博物館リバティおおさか

・体験!キャリアプログラム「カタリバ」byこうべカタリ場(NPO法人Brain Humanity)

自主保育に関わる保護者の思い(座談会) by ジャングルようちえん

・こどもたちと、アート・食・自然のかかわり(実践報告&しゃべり場) by京都造形芸術大学こども芸術大学

※この他にも、多数の団体が出展します。詳細はホームページをご覧ください。

♪大人向け企画

*いま一度、大人が「教育」について考えてみるきっかけの場

講演やトークセッション、「世界の教育」を集めた展示など、様々な教育観を体験できる企画を用意しています。「新しい自分の教育観」、「これからの未来の教育」を見つけるきっかけの場にしてください。

♪こども向け企画

*おもちゃ交換 かえっこバザール

家にあるおもちゃを持ってきてカエルポイントをもらい、別のおもちゃをゲット!会場をまわってももらえるよ♪

*べんきょう広場

夏休みもあと10日! 宿題がまだ終わっていないみんな!一緒に楽しく勉強して宿題を終わらせよう!

*出店

型抜き、輪投げなどのゲームがあるよ。お祭り気分を楽しんじゃおう♪ 他に何があるかは当日のお楽しみ☆

スタンプラリー

会場を見て回る際には、いたる所にあるスタンプを集めよう!全部集めたら、賞品ゲットのチャンス!?

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■主催 CORE+ (コアプラスhttp://core-plus.jimdo.com/

   〜教育にかかわる一人ひとりが自分たちで考え 選び 動く 社会文化を創造する〜 

■後援 大阪府教育委員会大阪市教育委員会、YMCA学院高等学校

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2011-08-18 読む、ひらめく、メモという生活

お盆に、一気に本を買って読んでます。

毎日、色々、ちょっとずつ。思いついたこと、つながったことをメモメモ。

形にしないと見えてこないものが多いと改めて実感。

教育コミュニケーション論: 「関わり」から教育を問い直す

教育コミュニケーション論: 「関わり」から教育を問い直す

私が所属する兵庫教育大学大学院の教育コミュニケーションコースの先生方による共著です。教育におけるコミュニケーションの問題を、教育学的、歴史的、社会学的、心理学的、哲学的、、、色んな切り口で書かれていておもしろいです。


学校という劇場から―演劇教育とワークショップ

学校という劇場から―演劇教育とワークショップ

演劇教育の実践家の方々のライフヒストリーをふまえた実践省察はとても読み応えあります。ハウツーでは伝わらない、本質的な演劇の力が伝わる内容。とてもいい本です。


フィールドワークの技法―問いを育てる、仮説をきたえる

フィールドワークの技法―問いを育てる、仮説をきたえる

これもまたおもしろい!!著者の論文をまとめる上での葛藤が方法論とともに書かれていて、ぐんぐん読めます。

さて、私はどんな方法で調査を進めていくべきか。行動しながら悩みます。

ゆういちゆういち 2011/08/18 17:07 すごーい!
勉強はやっぱり最高に面白いよね!
互いに未来のために顔晴ろう!

がんばろう、日本!
がんばろう、自分!