セパージュ:甲州
抜栓日:2024年5月11日
コルク。グラスはシェフ&ソムリエのユニバーサルテイスティングを使用しました。
程よく色づくイエロー。輝きあり、濁りなし。
最初から、高級感ある樽香と、アカシアの香り。あれ?シャルドネ?という感じです。徐々に柑橘系の香りが入ってきて、酸を連想させるカボスのニュアンスがでてきます。けっしてアロマティックではありませんが、なんとも侘び寂びのある香り。
酸はしっかりとしていて、すだちを連想させます。厚みのある、均整のとれた味わい。酸の余韻が長く感じられます。ブラインドでこれ飲んだら、自分はシャルドネっていいます。それくらいしっかりとした作り。2016年のときにはそこまで思わなかったけど、2017年は、甲州でここまでできるんだ、という印象でとてもびっくりです。美味い!
7年の熟成がこの雰囲気を醸し出しているのかもしれません。
2016年のブログはこちら
akirais.hatenablog.com