今年のホビーショーは、例年通り人も多くて――あちこち回るだけでひと苦労だったのであるが、いやまあ、旅人は身軽たるべし。
初日にプラ子バッグいっぱいに詰め込んで苦労したのよ。
撮った写真は色々あるけれど、まず出したいのはアーマーモデリングの長期連載「ダイオラマパーフェクション」、吉岡和哉氏の"Move,Move,Move!"である。
生で見ると、雑誌の写真とは違う感動である。
ディティールを追うだけでも大変だ! 連載を読み返さないと、というかこれ一冊にまとめて別冊を所望する。
俯瞰図をどうぞ。
シトロエン一台で圧倒される。
傷ついた戦友を引きずって。
Project144さんの中から抜粋。
「ファントム無頼」の680号機は、毎回誰かが出展している人気アイテムだが――。
F-20Aタイガーシャーク、「レッズ・イン・ブルー」ローラ・リン大尉の31番機は他じゃ見られないぞ!?
「無頼」後期の、"積みすぎ"シーン。
かれこれ十年くらい続いているだろうか? 斎藤氏によるアルファロメオ・カングーロ。
叩き出しアルミボディ、エンジンブロックの中で動くピストン。
これが完成した時、何が起きるのか――。
シャドーモービルとストレイカー司令官。ステアリングのディープコーンぶりや、何度も検証したというインパネ類が素晴らしい。
このインパクトの強さに、その、なんというか……ぜひ製作者の方はその工程を公表していただきたいなあと切実に。
土佐模型クラブさんから。
メープルやウォールナット等々使用した木製・電飾つきグフカスタム。
「ネットニュースに出てるー!」とか聴こえたが、さもありなん。
エアコン配管や日用品その他で製作されたという――個々のパーツを見るとなるほどそういうことか、と理解できるのだが、
全体を見ると脳は確実にそれをジオングと認識する!