國家は私達から、乙女の夢まで、取上げてしまふのでせうか。

サイモン&ガーファンクル

Sound of Silence/ Simon and Garfunkel
【映画音楽】 卒業 / The Sound of Silence 他
映画『イントゥ・ザ・ワイルド』予告編

卒業 (ユニバーサル・ザ・ベスト2008年第5弾) [DVD]

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イントゥ・ザ・ワイルド [DVD]

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つい最近iPodにSimon & Garfunkelを入れた。CDは以前レンタルしており、手元にはあったんだけど、iPodには突っ込んでなかった。
しかしそもそもS&Gって、おれ、スルーして来ててぜんぜん聴いてないんだよなー。ラジオだのTVだのからはよく流れては来るのでそれを耳にするぐらいで。
メジャーだし、世代的にはまだ聞いていてもおかしくはないんだけど、なんか素通り。馴染みがあるようでない。

Still Crazy After All These Years

Still Crazy After All These Years


ポール・サイモンのこのアルバムは前から好きで、特に「恋人と別れる50の方法」は(たぶん)小学生の時に流行っていて、ラジオでもよく掛かり、小学生のおれにはなんか地味というか、大人っぽいなー、渋いなー、こういうのが流行るんだー、みたいな感じだったが、ともかくリアルタイムで耳にしたには違いない。
まーアルバムを手に入れたのはもうだいぶ後でいい加減大人になってからで、せいぜいこの15年とかそれぐらいの感じじゃなかったかとは思うんだけど、でもともかく。
Paul Simon - 50 ways to leave your lover
69 sixty nine (文春文庫)

69 sixty nine (文春文庫)


村上龍「69」で、ラストに「Still Crazy After All These Years」が引用されてて、あれはよかったなー。「69」自体、すごくさわやかで気持ちのいい青春小説で、好き。
アリスの「チャンピオン」てS&Gの「ボクサー」を下敷きにしてんのかなー?ライラライ♪みたいなのとボクサーがテーマだし。随分曲の印象は違うけど。どっちかったら「あしたのジョー」なんだろうけどさ。まー。
チャンピオン/アリス
Simon and Garfunkel - The Boxer
それであれだ、上記に「イントゥ・ザ・ワイルド」を挙げてあるが、かの映画でのセレブな家庭の主人公が卒業に際してクルマを贈られ、みんなに祝われつつも、当の本人はぜんぜんうれしそーでもなんでもないってのは見てて「どっかで見たことあるなー」みたいな感じがしてたんだけど、つい先日S&G記念に「卒業」借りて来てちょっと見たら、あーこれかー、これだー、って思い当たった。
ニューシネマ大好きっ子のショーン・ペンだから「卒業」が頭にあってもおかしくはないよね。

日記

正月、1日だけが休みだった。2日、仕事に行くとき、よせばいいのにいつものコースを通ってしまった。高麗神社の前を通過するのだが、もちろん初詣真っ盛りである。途中気づいてやっぱ止めとこうと若干軌道修正はしたが、渋滞とはまるで縁が切れたわけでもなかった。まーそんなヒドイことにはならなかったが、甘く見てた。
浦島太郎のような気がする。それも一部記憶の欠けた。玉手箱を開けた記憶がない。なのにいきなり45歳だ。そしてじき、1月27日で46歳になる。なんでだろう?理解できない。玉手箱、おれ、いつ開けた?更にしかもだ、竜宮城での鯛やヒラメの舞踊りも乙姫の記憶もない。酒池肉林の記憶もなく、いきなり45歳だ。どうなってるのかわからない。昔、カフカの「城」とかひと月くらいかけてようやく読んだが、なんかいまいきなりあんな感じだ。どこにも辿り着けない。

ポエムタイム

時間の国のアリス/松田聖子
グラスに口をつけるよりきみのくちびるに口づけたいよ

おれに効くのはキスとセックスだけ
他じゃ効かない
この人生の病気には
だからデートして手をつなぎたい
きみの目を見ておしゃべりしたい
きみのくちびるからどんなことばがこぼれ出ようと
それはぼくにはぜんぶクスリ
この人生の病気に効く
ぼくのことばはぼくを生から遠ざけるけど/きみのことばはぼくを生に連れ戻してくれる/さあここへ座って/奥の広い席に/ぼくはきみの前/ちょっと待ってて/いまカウンターで注文して/きみのとぼくの/二人ぶん/コーヒー運んで来るよ/キャラメルマキアート・トールとカフェミスト・トール

映画

見た映画を忘れないうちにメモ。ほんと、タイトルだけ。
「神様のパズル」
ザ・フー/アメイジング・ジャーニー」
「アフタースクール」
ガメラ 邪神覚醒」
ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
「僕の彼女はサイボーグ」