原子とは何か:電子と光子と陽子(原子核)のトーラス体(仮説)

原子とは何か:電子と光子と陽子(原子核)のトーラス体(仮説)


テーマ:science


これも思いつきであるが、簡単に記したい。
 いちばん単純な水素原子を考えたい。電子は物質であるから、凸i*凹凹i⇒凹(−1)の右辺である。そして、光子は太陽光と一致させて、凸iである。問題は陽子、原子核である。それは直観では、media pointである。そして、凹i(dark sun)、つまり、作業仮説では重力波ないしは重力子は、一般の量子論では、考慮されていないように思われる。
 あるいは、凹iを陽子、原子核と仮定できるかもしれないが、今は、陽子、原子核をmedia pointと作業仮説して、考察する。
 水素原子は、電子と陽子の間で光子を交換しているということであるが、先のトーラス・モデルで考えると、凹(−1)の電子は、超光エネルギーで外装的に螺旋形状となる。そして、コアとして、陽子、原子核があるが、それは、media pointである。そして、外装としての電子と中核としての陽子、原子核、media pointの間には、確かに、光子、凸iが、差異共振の一つの極として存しているのであり、外装(外皮、外殻)の電子と中核の陽子、原子核、media pointの中間に位置すると見ることができるのである。
 しかし、光子、凸iが両者の間で交換されているという事象をPS理論はどう見るかである。(以上をA説とする。)
 ここで、発想を変えてみると、陽子、原子核をmedia pointではなくて、凸(+1)と見るのである。それならば、電子凹(−1)に対して、陽子、原子核は凸(+1)で、電荷的に釣り合うと言えよう。
 この作業仮説でも、電子と陽子(原子核)の間に、光子を置くことは可能であるし、さらに、電子と陽子を繋ぐものとしての光子の位置が明快になると考えられる。というのは、電子凹(−1)の形成に光子凸iが積極的に作用し(光子の自乗としての電子?)、また、電子凹(−1)を牽引する陽子凸(+1)の力動に光子が差異共振において、作用しているからである。電子と陽子の形成の両面に光子は重要な作用をしているのである。(以上をB説とする。)
 現時点では、B説を採用するが、PS理論的解明に拠るトーラス・モデル仮説(凸(+1)を転換点とする脱物質体化・差異共振純粋超光過程 (05/06) http://sophio.blog19.fc2.com/blog-entry-1819.html)から見ると、きわめて、不十分なことがわかる。何故なら、凹i(闇、dark sun、又は、作業仮説に拠る、重力波重力子、あるいは、造語して、闇子[あんし])の存在がまったく看過されているからである。
 つまり、量子論的原子論は、光子凸iの対極となる闇子凹iを欠いているので、まったく「片手落ち」なのである。
 PS理論的トーラス・モデル仮説に拠れば、陽子、原子核を形成しているのは、光子と闇子の差異共振の超光エネルギーということになるのである。量子論において、重力の処理が問題になるのは、この闇子の存在が抜けているからではないのか。
 また、先に述べたように、闇子(「重力波」、「重力子」)を仮定すれば、dark matter, dark energyの存在も解明できるのである。
 そのように考えると、今日、考えられている量子論の正しさとは、近似値的正しさということになるだろう。重力を無視できるような、ミクロの世界では、量子論は正しいのであるが、宇宙大のマクロの世界では、重力の問題は重大になり、dark matter, dark energyという仮説が必要になり、量子論は限界に達しているのではないだろうか。
 そう、古典力学相対性理論量子力学が超克したように、相対性理論量子力学はPS理論的トーラス・モデル仮説で超克される可能性が考えられるのである。
 今は作業仮説で留める。


追記:水素原子にはない中性子であるが、それは、思うに、media pointと関係していそうである。何故なら、media pointは陽子凸(プラス1)の正電荷と電子凹(−1)の負電荷の均衡点にあり、中性子電荷ゼロに対応できるからである。
 故に、作業仮説的に、media pointを中性子か、又は、その位置と考える。あるいは、トーラス・モデルの渦巻星雲に相当するのが、中性子かもしれないが。どうも、後者の方がいいような気がする。何故なら、media pointは粒子というよりは、差異共振の領域、力の衝突が起る領域だからである。その結果、中性子、陽子の核子が生成すると考えるのは、合理的である。
 下のトーラス像から言うと、最下部が電子であり、渦巻星雲が中性子であり、最上部が陽子であり、中心がmedia pointである。そして、凸i(光子)と凹i(闇子)の同一性的物質を外装化する差異共振・超光エネルギーの螺旋形状は、電子が牽引された様態であると考えられる。


中性子 - Wikipedia

中性子(ちゅうせいし、neutron)は、バリオンの一種。原子核の構成要素の一つ。陽子1 個でできている水素の最も一般的な同位体1Hを唯一の例外として、すべての原子の 原子核は、陽子と中性子だけから構成されている。陽子と中性子核子と呼ぶ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E6%80%A7%E5%AD%90