怒りの表現方法

どうも先のエントリーを書いたおかげで反日左翼で非国民で在日と呼ばれたarama000です。もうこうなったら過激派の称号もほしいなと願っております。そしてそんな自分が好きなんだ。そうなんだ。はい、すいません。ちょっと反省してます。



さて、こちらのエントリーを読んで思った事を書いて見る。

小熊座 「黒い彗星」氏の行為は在特会表現の自由に対する不当な侵害であり、許されないか
http://d.hatena.ne.jp/quagma/20101211/p1#20101211fn3


私が思うのは、黒い彗星氏の怒りの表現方法を批判する方々の視座についてだ。
彼らにとって在特会はひどいという認識は共有ができるのだが、その上でカウンターをする人々に対する物の見方というものを感じる。
まず法秩序を乱すなという点であるが、これについてはquagmaさんが上記エントリーで述べられている事にまったく同意である。
たかだか、連中の進路で「歩道からはみ出て正面で非暴力をもって抗議活動」した事の何がいけないのだ?それを批判する理由がわからない。

秩序的に言っても、警察は彼を土曜日に逮捕して日曜を挟んで月曜に釈放している。私は下記エントリーにあるように不当逮捕だと思っているし、事実として実質1日だけで済んだ拘留も検察側が逮捕に無理があると判断したと見てもいいだろう。

クッキーと紅茶と「さかさまの逮捕」を告発する!
http://d.hatena.ne.jp/bluefox014/20101208/p1



さらに言うなら、このような正面での抗議活動は、先日常野氏が行った、ch桜による尖閣諸島デモ前座り込みにしても同じではないか。いや、もっと大胆であったと思う。
http://www.afpbb.com/article/politics/2766352/6332597

常野氏プログ 催涙レシピ
http://d.hatena.ne.jp/toled/

私はこの上記出来事で(知らないだけかもしれないが)常野氏に対して方法論で批判された話は聞いた事がない。


さらにさらにもっというなら、この正面抗議の方法は突発的ではあったが、今年3月の主権回復・在特会の京都朝鮮学校に対するデモにおいて、朝鮮学校父兄らが道路をふさぎそのデモを阻止した出来事があった事を思い出してほしい。
http://www.youtube.com/watch?v=DVJsWa1w_Lg&feature=related

私はこれについても、方法論うんぬんという話はついぞ聞いた事がない。



黒い彗星氏が行った「デモ正面で横断幕を掲げようとした」事と上記出来事と何が違うのだ? 
デモ正面に向かうのが過激?歩道から出るのが秩序を乱す?はぁ?
私にはむしろ穏健な方法に見えて仕方ない。


いうまでもなく彼らは怒っているのだ。その怒りを表現する事になんの制約があるのだ?
先のエントリーでも述べたが連中は殴られても不思議でない誹謗中層を繰り返している。
当然、朝鮮学校側の父兄の怒りは尋常ではない事くらい映像を見なくても想像できる。それに比して黒い彗星氏のなんと穏健な方法をとったと思うくらいだ。

何も法を犯せという訳ではない。当然そこは考えるべきはあった上である。
しかし、それを考えるのは全ての責を負う当事者であり、それに共感、支援しようとする人々であると考える。
外野があれこれいっても、私には全然響かない。
さらに、全てを超越した神の視点に立ち傍観者の立場で語る人は彼を「駒」扱いしないでほしい。
黒い彗星氏は自らの怒りの表現をデモ正面で非暴力による抗議を行った。
この怒りの表現を、まず、評価、共感しようとするならば話はわかる。まず、それありきではないだろうか。




とりあえずは怒りの表現方法についてはここまで。だから過激派の称号下さい。


追記

先のエントリー及びこのエントリーをもってメッセージとさせていただきます。

12.4 黒い彗星★救援会 
★黒い彗星さんへの「激励メッセージ」をお寄せください★
http://d.hatena.ne.jp/free_antifa/20101211/1292084770