やっぱり食べたい『カツ丼』


しばらく前から“カツ丼”が食べたくて仕方がなかった。とんカツではなく“カツ丼”でなくてはならなかった理由は判らないのだが…
お出かけや土産そして頂き物などナカナカ到達できず想いは強まるばかりで、いっそのこと食べに出掛けてしまえー!と先日クルマを走らせたのだが、美味いコトを承知している蕎麦屋は満席で仕方なしに別のお店に行ったのよ。
だがソコは蕎麦専門店なのでカツ丼は諦めて「揚げ茄子のおろしせいろ蕎麦」を注文して食べたのだ。とても美味しくて蕎麦には満足して帰ったのだが“カツ丼”への憧れが消えてしまったワケではない。

何としても食べようと云うジッコーモードへのトリガーになったのは、静岡の地元民放が夕方放送しているグルメ番組だ。
先週は“食べて満足!ボリューム自慢…”みたいなカンジの特集をやっていて、静岡市内の某老舗とんかつ店がクローズアップされていた。
「いいね〜♪カツ丼」
ボクは揺るぎない決意で昨日スーパーに行き“国産豚ロース・とんかつポークソテー用”のパックをカゴに入れる。ところがふと立ち寄った惣菜コーナーには揚げたてのトンカツが香ばしい油の香りを放散させているではないか。
しかも通常は一枚¥330のLサイズは「本日だけの超特売」で¥250、二枚で¥480という“スーパーマンデー”なのだ。ムムッ、コレは見過ごすコトはできないにゃ〜と、カゴーのパックは丁寧にお返しさせて頂いて楽勝カツ丼製造の夕暮れを迎えた。
   ◆ ◇ ◆ ◇ ◆
いひひ〜、やっぱおいちーのね♪ カ・ツ・ド・ン
バックリもりもりわしわし食べるドンブリに安物発泡酒でさえ何故かヨシとするオーラがあるのだ。
ただし、ミステイクが一つあった。しかもかなり重要…
タクアン買い忘れてさ〜



今朝の富士山

2008.11.04. 07:16 @Fujinomiya-City

(44)『やきそば弁当・塩』


札幌のKが神戸サミットへ大量に持ち込んだカップ焼きそばは北海道限定の“マルちゃん・やきそば弁当”だ。
この商品のスタートとなり現在でも人気があるオリジナル『やきそば弁当』のコトは以前の日記に書いたが、物産展でもないと入手できないこの品とは久しぶりのご対面となり、なんとなくウキウキして食べてしまったのである。
お味は同社の「俺の塩」と基本テキに一緒だが、パッケージを良く見ると“利尻産昆布”と特別なアピールが書いてある。昆布の種類はたくさんあるのにワザワザ「利尻産」と謳う理由があるのだ。
北海道は国内生産量の95%を賄う大生産地だが、太平洋側で採取されるコンブが煮物やその他の加工品として使用されるのに対し、日本海側とオホーツク海側のコンブはダシ用として利用するのに好適とされ、利尻はその代表ブランドなのだ。
コクがあり澄んだダシ汁の利尻産昆布は京懐石でも重宝され、関西地方で好まれる高級おぼろ昆布やとろろ昆布としても流通加工されている。
東洋水産がこうした特徴をキッチリと捉えてインスタント食品にも応用してゆくのは、やはりこの商品にかけるイキゴミの違いを感じるし、水産会社としての面目躍如といったトコロだろう。
 



東洋水産株式会社
http://www.maruchan.co.jp/