TOEFL-iBTライティング勉強法。僕の場合。

最後はライティング。
 帰国子女でない受験者にとっては稼ぎどころ。問題は、「リーディング→リスニング→ライティング」のintegrated taskと、特定の質問に対して自分の意見を述べるindependent taskがある。それぞれ1問ずつ。
 80点を目指す受験者にとっては、スピーキングと同じように、「解答しきる」ことが重要になる。integrated taskは20分で150語、independent taskは30分で300語。前者の要求を満たすのはそれほど難しくないが、後者の要求を満たすには、ほとんど手を休めずにタイピングする必要がある。

参考書

TOEFL TEST対策iBTライティング

TOEFL TEST対策iBTライティング

これを使ってた。説明がしっかりしていて基礎的な内容も多いので、初めてTOEFL-iBTを受ける人はいいと思う。ただし、問題数が少ないので、とにかく解きまくりたい人は、
TOEFLテストライティング問題100 (TOEFL iBT大戦略シリーズ)

TOEFLテストライティング問題100 (TOEFL iBT大戦略シリーズ)

こっちかも。

勉強法

 integrated taskはあまり勉強しなかった。TOEFL TEST対策iBTライティングの問題を2周やったくらい。integrated taskは、むしろリスニング力に依ると思うので。
 さて、問題はindependent task。ネイティヴの人に添削してもらわないと伸びない、などと言う人がいるが、そんなことはないと思う。リーディングやリスニングを勉強していれば、どんな英語が自然かはだんだんわかってきて、自分で修正できるようになる。僕はこの4か月、ネイティヴの人はもちろん、誰からも英語の指導を受けてこなかったが、自分が初期に書いたライティングを今見てみると、「これはないな」という箇所を指摘できる。

 勉強方法としては、指定文字数以上書くことを目標に、問題を解く(余計な機能の付いていないwindowsのメモ帳で回答)→wordにコピーして細かいミスを直す→気になった言い回しはgoogleで調べてみる、という感じ。ほとんど書きっぱなしのようなものだけど、毎日書いていれば、20/30程度のスコアにはなるはず。

関連:

TOEFL-iBT勉強法(48→80) - けれっぷ彗星
TOEFL-iBTリーディング勉強法。僕の場合。 - けれっぷ彗星
TOEFL-iBTリスニング勉強法。僕の場合。 - けれっぷ彗星
TOEFL-iBTスピーキング勉強法。僕の場合。 - けれっぷ彗星
TOEFL-iBTライティング勉強法。僕の場合。 - けれっぷ彗星

模試について

追記その1。仕上げに模試をやるといい。

TOEFLテスト完全攻略模試3回分―iBT対応 (iBT対応 TOEFLテスト完全攻略シリーズ)

TOEFLテスト完全攻略模試3回分―iBT対応 (iBT対応 TOEFLテスト完全攻略シリーズ)

僕が使っていたもの。3回分収録。解説もしっかりしていると思う。
Barron's TOEFL iBT with Audio CDs and CD-ROM

Barron's TOEFL iBT with Audio CDs and CD-ROM

Barronの模試。7回分収録。高得点を目指す人の必須アイテム。

Integrated Taskは要約力が問われる

追記その2。Integrated taskで問われる力は要約力。これをどのように高めるか?例えば、以下のような本がある。

できる人の要約力

できる人の要約力

ビジネス書ではあるが、要約力を高めるのにこれほど良い本はない。さすがにTOEFLではここまで要求されない。
英文要旨要約問題の解法 (駿台受験シリーズ)

英文要旨要約問題の解法 (駿台受験シリーズ)

実は東大の入試英語には要約問題があり、受験参考書にも要約ものはいくつかある。英語自体はTOEFLより簡単なため、こちらで要約の力をつけてからTOEFL参考書に取り組むのもありかもしれない。