Hatena::ブログ(Diary)

深く考えないで捨てるように書く RSSフィード

2009-05-27

栗本薫さんがなくなった

栗本薫=中島梓さんがなくなった。

中学生のころ、すごくハマって読んだ作家さんのひとり。当時どれほどどっぷりずっぽりとハマったかは今更恥ずかしいので書かないけれど(笑)

まあ、元腐女子(当時はそんな言葉はなかったけどね、昭和だし)ということは前にも書いたので、そのへんでも想像がつくかと思うが。

近年はもう全然読まなかったけど……あれは思春期の入り口に読んでこそ面白いものだった。近年の作品自体もいろいろ言われているけれど、私もまあそういう大勢の意見に近い感想だったし。

ブックマークにも書いたけど、寂しいとか悲しいとかは感じない。ただ、なにかが終わったな、と、そんな感覚グイン・サーガは未完結で終わった、ということも、残念というよりは、ああ、終わったんだ、と。完結はしなかったけど、終わりを迎えた。それ以外にも長らく続きが出ないことで完結しなかった話もあるし。

グイン・サーガは現在未刊行分が数冊分ストックがあるらしいので、きっと、なにやらフェアとともに刊行されるんだろうな。

今はただ、お疲れさまでした、安らかに眠ってください、と思う。ガンの闘病は、実際のところ、そうとう苦しくきつかっただろうから。


ところで、話ががらりと変わって。

栗本さんの訃報がいろいろな報道サイトから出ていて、はてなブックマークのトップにもずらりと並んでいるんだが、そのカテゴリ分けがなぜかバラバラ。

社会 → MSN産経ニュース

スポーツ・芸能・音楽 → asahi.com、YOMIURI ONLINE、ITmediaニュース

アニメゲーム → Yahoo!ニュース

てな感じ。訃報記事だから内容的に各社大きくは異ならないんだが……。なんでこうなるんだろう。面白いような不思議なような。

2009-05-12

覚え書き

  • 子育てに唯一の正解はない。同じ誰かにとって、AでもBでもZでも、αでも1でもおおむねうまくいくだろう、ということはしばしばある。
  • 明らかな間違いというものはありそうには思うが、ある誰かにとっては「明らかな間違い」であることが別の誰かにとっては「全然間違ってない」場合もある。
  • 頭で考えて子育てするのは大事なことだが、頭で子育てして行き詰まったら、頭を使わないところに立ち戻ることも大事。
  • なにしろ相手は人間なので、他人が自分の思うようにならないと同様、まるっきり思うようになどならない。子どもがどういう人間になるかは複合要因なので、結果だけを見て子育てがうまくいったかいかないかを気にしてもあまり意味はない。
  • よそはよそ。うちはうち。あのひとはあのひと。わたしはわたし。
  • 自分の感覚を育てよう。自分の感覚も信じるに足る支えとできるように。

2009-04-21

雄鶏社の自己破産

この週末、驚いたニュースは、やっぱりこれ。

新文化-出版業界紙-ニュースフラッシュ 雄鶏社、4月17日東京地裁に自己破産を申請

雄鶏社は女性向け実用書の出版社で、歴史もかなりあるので、冗談でなく、子どものころからお世話になった。というより、今は日本ヴォーグ社なども大手だけど、昔はあまりそういう印象じゃなくて、めぼしい手芸本買うとたいてい雄鶏社だったりして。特に若いころレース編みに一時期ハマっていたから、買う本買う本、雄鶏社だったりした。

出版社で選んで本を買うことはないけど、最近でも、あ、これいいな、欲しいなと思ってひょっと買った本が雄鶏社だったりということはままあり、本棚を見るとかなり雄鶏社の本があって、あれ、これも? こっちも? という感じ。先月も2冊ほど、迷った末に買ったばかり。

今思えば、買っておいてよかったなあ。まさか1ヶ月もたたずにこんなことになるとは思いもしなかった。


最初に噂を見たのは土曜の2chのハンドクラフト板で、「有名なハンクラ作家さんや出版関係者のブログで、雄鶏社倒産の話が出ている!」というもの。土曜なので経済関係ニュースは停止していて、ソースは出ない。しかし、話を出しているハンクラ作家さんたちも有名な人だし、公式のブログで書いていて、ガセをそうそう流すような人ではない。

どうも本当っぽいね……という雰囲気の中、上記のニュースが出て、確定した。


さらにこの話題には前哨戦がある。

同じくハンクラ板の刺繍スレにて、「はじめてのドロンワーク」という本の話題がすこし前に出ていた。ドロンワークの基礎的な本、ということで期待されていたのだが、雄鶏社の4月新刊に出ていたこの本が、なかなか書店に出ない。それどころか、他の4月の新刊もすべて、いつまでたっても書店に並ばないし、サイトの新着情報更新も行われなくて、本の詳細や発売日の掲載も行われない。どうなってるんだろう、早く見てみたいのに……という話題の出る中、今回の倒産となった。

4月新刊の中には、本を作った方が自身のブログに表紙写真を掲載しているものもあって、もう刷り上がっていたのに、という状況で日の目を見ずに消えていく本もあったよう。残念だろうな。


今は、各書店から雄鶏社の本が消えていく話や、その前にほしかった本を買いにいかなくちゃ、ネット書店なら在庫返品しないから間に合うぞ、とりあえず書店に走るぞ、ってな話になっている。

もともと手芸本は絶版が早く、これだ、と思う本があったら一期一会と思え、というのが原則だけど、やはりお財布の中身とも相談しなくちゃだし、この作品はいいけど他のページはいらんな……という場合もあったりして、そうそう即決できるものでもない。


ニュースによれば自己破産ということで、倒産という話だけのときは、民事再生法や会社更生法の申請だったらいいけど、と思っていた希望もくずれた。もう雄鶏社の新刊本を手にとることはないんだな。


【追記】(2009.4.22)

その後判明してきた話として、4月新刊10冊のうち、2冊は発行済みで書店にも並んだ実績があることがわかったが、他の8冊はどうも出版されないままお蔵入りになったもよう。

【追記2】(2009.4.23)

さらにその後、他にも出荷されてなんとか店頭に並んだ4月新刊があることがわかってきた。上記で話題になっていた「はじめてのドロンワーク」も、店数は少ないながら、店頭に並んだケースもあるもよう。でも、結局出荷に至らなかったと思われる本もやはりいくつかあるもよう。