オタ番組

MXで始まった「アキバ!AKIBA☆あきば♥」というオタク番組。素人向けのなんちゃってかと思ったら提供がとらのあなオンリーという、オタを直撃するための番組だった。
アメリカザリガニ島涼香がナビゲーター。久しぶりらしいレギュラー番組おめでとうなのかな。ニュースとやらで1号店リニューアルとかなんとか。これからどのくらいニュースが入れられるのか不安。
ゲストに飯塚雅弓島涼香と一緒に出てるCD、アリスカルテットを紹介。
メイド・コスプレ喫茶紹介コーナーにLittle PSX。コスプレイベントHIAに潜入し、主催者顔出し。コスプレイヤーへの取材が顔出しNGで断られたりしたというエピソード付き。公認コスプレイヤー募集をするコーナー、めざせコスプレイヤー

Apple


アップル、Intel MacWindows XPを起動できるツールを公開
 アップルコンピュータ株式会社は5日、Intel CPU搭載のMacintoshWindows XPが起動できるツール「Boot Camp(ブートキャンプ)」のパブリックβを公開した。
 Boot CampWindows XPのインストールディスクがあれば、Intel MacWindows XPをインストールできる。インストール後は、Mac OS XWindows XPが共存でき、起動時に使用するOSを選択できる。
さてさて、Appleが迷走を始めた。互換機以来の大転回にも見える。ああ、次はPC互換機用MacOSだ。
intelMacにMacOS以外を入れるのはサポート外として突っ切るかと思ったが、最終的に、MacOSとセットにするつもりらしい。やりようによってはWindows以外もいけるか。

ビブロス


倒産:出版社「ビブロス」自己破産
 女性向けコミックなどを発行していた出版社、ビブロス(東京都新宿区、山本裕昭社長)が5日、東京地裁に自己破産を申請した。代理人によると、負債総額は約20億円。
 88年設立。雑誌「マガジン・ビーボーイ」などを発行し、「ボーイズラブ」と呼ばれる男性同士の恋愛を描く漫画や小説人気の火付け役となった。昨年12月には雑誌「オタクエリート」を創刊するなど、「オタク検定」でも話題を呼んだ。関係者によると、出版部門単独では黒字だったものの、関連会社の業績不振などで資金繰りが悪化していたという。
ビブロスといえば、倒産したジャパンミックスからPUREGIRLを引き継いだ会社だった。
男性向けの展開でうまくいかなくて潰れたのかと思ったら、関連事業が原因かい。なんか似たような倒産の仕方した会社あったな、えーと、大陸書房

いぬかみっ! #1 裸でドンマイっ!

原作を読んだ感じではとにかく軽く、まさにライトノベルの名にたがうことのない作品だった。ぼくがイメージするところのライトノベルというのはこういうのを指す。キャラ設定で受けを狙ったり、おかしな台詞回しで特長をつけようとしたり、小難しい世界観を見せるのはそこから外れた亜流だと思ってる。
一応、背景としてそれなりの設定もなくはないが、基本的に短編だから読むのは非常に楽。漫画感覚で読める小説。
ようこさんに堀江はちょっと意外か。しっぽ、しっぽが、ぴょこぴょこ動くしっぽが。しっぽを引っ張りたい、しっぽの付け根を確かめたい。
デートをねだっても逃げられて、空をぴょんぴょんはねてとんで、啓太にかみつく。こりゃラムちゃんそのものじゃないか。やらせとはいえ、啓太とのデートで喜ぶようこ。
脱衣ビームで服を脱がす怪人に、女の裸が見れると思って攻撃しようとするようこを止める啓太。気弱で女に弱い主人公が多い中、珍しく欲望に忠実なキャラだ。
しかし残念ながら脱衣対象は男限定。この全編にちりばめられた「ぱおーん」はDVDで消されるのかな。消された絵を見たくはないが。
2話目からはもうちっと落ち着くはずですが、なんか予告見ると今回とあまり変わらない。さすがに露出度は激減するだろうけど。
棒読み怪人、マイケルって誰だ。
キャラを絞って啓太とようこの描写に徹したおかげで、導入としては上々。原作どおりの話ではあるが、1話としては誰にも負けないインパクトもってる話だしね。

.hack//Roots #1 Welcome to “The World”

The WORLD はバージョンアップがされて、過去のものとは大きく変化したらしい。
黄昏の旅団のふたりオーヴァンと志乃は、それぞれが目をつけてたやつにそれとなく接触し、いずれはスカウトして仲間にしようとしている。だが、どちらも初心者で、どういう理由があって注目しているのかは分からない。
猫を自称するフィロは、チェシャ猫のつもりかね。オーヴァンとの関係を尋ねるが、ハセヲには分からない。オーヴァンはハセヲをずっと付けていたぞと言い残して分かれる。
黄昏の旅団の動きを見て、ハセヲを狙うギルドTaN。ハセヲがひとりになるのを待ち構えてたTaNのエンダー。ハセヲを The WORLD に誘った者のことや、PKした者のことを聞くが、有効な話は引き出せず。
街中でPK談義をしていた女キャラ。やたらとハセヲと会うことから、PKするためかかってくる。PK用のアリーナがあるにも関わらず、相変わらずシステムとしてPKが可能な The WORLD だった。
志乃の声が名塚なのは、昴様復活なのかね。ミミル豊口めぐみも居るし、新システムになって新しいキャラクタで行動してるのかもしれない。となると銀漢もベアも何らかの形で出てくる可能性があるな。

吉宗 江戸城取り壊し

余所からネタを持ってくることが多いパチンコ・パチスロの自主作品。知名度を使うだけでいいパチ屋がなんでアニメを作ろうという賭けに出たのかが気になるところ。パチやってる人にこの作品のDVDが売れるとは思えないし、パチキチ以外に関連商品を売るためというのも、元が元だけに微妙だ。交換用の景品としてはそれなりに出るだろうけど。
テンションはおおむね高めで、ダラダラせずに短めのシーンでパタパタと進める。市井にはいって世を見る将軍様。細かいネタもちりばめながら、時代劇としては王道を行く作り。勧善懲悪とはちょっとずれてちょっとバカ殿様風ではある。

フロッグマンショー

見事に他と被らないため、次への繋ぎに見てますが、これ、アニメ枠に入れるようなアニメではないと思うんだよね。しかも30分もあるんだ。
確かに、時間帯的にはマイキーとかスチーム係長とかと変わらないけどさ、小さい枠でちょろっとやってくれるからおもしろいわけであって、メインに据えるものではない。
決してつまらないわけではなく、ちょっとローテンション気味に面白くて、脱力系ギャグですね。
ガッチンポーを見てたときに思ったのだけど、アニメの面白さというのは、動画の出来如何ではなくてネタによるものなんだよね。どんなにいい動画を使っていても、話が面白くなければ駄作だし、話そのものがおもしろければ動画がアレでも静止画であっても良作になれる。もちろん、話も動画も良いものならなお良しですが。

プリンセス・プリンセス #1 男子校のプリンセス

かわいんだから生えてないがない。しにがみのバラッド。のCMが入るのは対象がちょっとずれている気がしないでもない。アニメという括りでしかみてないのか、それとも男もがっちりついてくるとみてるのか。
校門で赤い髪の美人と目が合ってしまい、つい見つめ合ってしまう二人。なんかキックオフ空間ポワワン。
顔がいいと、のっけから先生から迫られてみたり。たぶんこの先生も昔はそういう世界でバリバリ言わせてたんだろう。というか、卒業生なのかもしれんな。さらに、転校生としてクラスに紹介され、教室の全ての生徒が見とれて赤くなるしまつ。個々のキャラと目が合うシーンは毎回時間をかけてきっちり見せる方針。
秋良に校内の案内をしてもらう中、同級生だけでなく上級生からも丁寧語で扱われる秋良の様子に驚く亨。
おい、渋谷勝利が居るぞ、裕史郎をゆーちゃんとか呼んでるぞ。声は違った。
寮内や生徒だけでなく、先生方も含み学校全体でサポートする姫制度。姫役に選ばれてしまうと、女装拒否には単位がもらえなくなる恐怖。
任務中に逃亡するほど、女装を心から嫌がっている実琴。日常的にやっている(やらされている)にもかかわらず、亨に見られたことを恥じていたりして、亨を意識しすぎ。
一方、女装がかなり気に入ってるらしいロミー裕史郎。サービス精神大発揮でリクエストに応じ、笑顔を振りまきみんなにチャージ。でも授業中は女装解除。
生徒会に呼び出される姫ふたりと亨。姫に指名されるかもしれないという話と、なんとかなるかもしれないという秋良。そもそも、姫を二人に限定する必要はあるのかとか、寮生でないとなれないのかとか疑問は残る。
これだけやって、亨の女装にたどり着かず、導入すら終わらない。トホホ。
いぬかみっもこれも主人公が福山潤だ。男に混じって男を演じるパクロミだが、違和感ねぇな。

萌え

注目で上がってきたので


昨今の「萌え」ブームは落ち着いてきたのだろうか。
秋葉原が発信基地であるというわけではないが、地方在住者はどうしてもそういった流行り廃りの動向がつかみにくい。
私自身としては落ち着いてきたのではないかと感じる。
これはネットで見る情報やTVからなのでまだ落ち着いていないのかも知れない。
ただ、マスコミがオタクを取り上げることはあまりなくなったように感じるし、電車男の影響も薄れてくる頃だろうと思う。
ただ「萌え」を産業としてみると、未だに落ち着いていないように感じる。
何にでも「萌え」を付加すれば売れるのかは知らないが、「萌え○○」の販売は未だに続いている。
まぁ、それも1年から数年程度で目新しさがなくなってなくなっていくであろう。
秋葉原は発信場所じゃなく中継・増幅場所だと思う。概念はともかく、『萌え』という言葉は(パソコン通信を含む)ネット以降のもので、そこで伝播と発生を繰り返したものだし。アキバはそういった人たちの求めに応じるモノを扱うことができた場所。それが口コミと同レベルで散漫として掴みにくい状況にある『萌え』を集約する場所として機能したというだけで。
メディアの扱いは減ってないよ。単純に『萌え』というキーワードで関連事象を語るというところから、今はフィギュア・コスプレ・メイド喫茶あたりを扱って、その説明に『萌え』を使えばいいやという、『萌え』の次に段階にシフトして入るけど。
これが更に変化して続くのか、そのまま収束するのかはちょっと見えない。『アキバ』や『萌え』で仕掛けてみたけど商売としてあまり美味くなかったとなれば遠からず収束するだろうけど、とにもかくにもこれで稼ごうという動きが目立つばかりでしばらくは沈静化する様子もなく、先が見えない。とりあえずは夏ぐらいまでは現状のまま、年内で変化するかどうか。

どんな流行が出てこようとも私たちは勝手に萌えるだけ。それだけは確実だ。

結局、これに尽きるわな。誰かが用意してくれるものではなく、自分で見つけ、作り上げるものだ。


もえたんはネーミングが秀逸だった。盛り上がってきた『萌え』に萌え(たい)キャラに付ける『たん』を付けるという、これ以上ないというほどミニマムにまとめられたネーミング。他はしょせん柳の下でしかない。