だいたい32×32で、麻生政権を振り返る。

麻生政権 2008年9月24日から2009年9月16日をドット絵で振り返っています。

20081213@日中韓首脳会議


福岡で日中韓首脳会議 金融・経済で共同対処、3つの共同文書に署名
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081213/plc0812131917007-n1.htm
麻生太郎首相は13日、福岡県太宰府市九州国立博物館で、中国の温家宝首相、韓国の李明博大統領と3カ国首脳会談を行い、世界的な経済危機の克服に向けて3カ国が共同対処する方針で合意し、連携強化へ3つの共同声明などに署名した。北朝鮮の核問題の解決に向け、緊密に連携していくことも確認した。日中韓首脳会談は平成11年から他の国際会議と並行して行われてきたが、独立した形での開催は初めて。今後定例化し、来年は中国で開くことが決まった。

これに先立つ日中首脳会談では、麻生首相尖閣諸島の領海内に中国の海洋調査船2隻が出没した事件について「尖閣諸島はわが国固有の領土であり、非常に遺憾だ。日中関係によい影響を与えない」と抗議した。温首相は「この地は古来から中国固有の領土である」と反論した上で、「話し合いを通じて適切に解決し、良好な2国間関係に影響を与えないようにしたい」と応じた。

懸案の東シナ海の石油・ガス田開発問題では、麻生首相が条約締結交渉の早期開始を求めたが、温首相は「実務レベルで引き続き意思疎通を続けていきたい」と述べるにとどめた。また、北朝鮮拉致問題について麻生首相が「議長国である中国の役割を期待する」と解決への協力を求めたが、温首相の明確な返答はなかった。

日韓首脳会談では、北朝鮮の核問題に関する6カ国協議について、完全なる核放棄に向けて日韓が足並みをそろえ、日米韓の連携を強める方針で一致。李大統領は拉致問題について「私は拉致被害者の家族や日本国民の心情を誰よりも理解している」と応じた。経済連携協定(EPA)締結に向けた協議を促進することでも合意した。

中韓両首脳はそれぞれ、麻生首相に来年中の自国への訪問を求め、麻生氏は応諾した。


日中韓首脳会議
http://www.kantei.go.jp/jp/asophoto/2008/12/13summit.html

20090224@米国訪問


米国訪問
http://www.kantei.go.jp/jp/asophoto/2009/02/24usa.html

平成21年2月24日(現地時間)、アメリカ合衆国のワシントンD.C.を訪問中の麻生総理は、ホワイトハウスを訪問する最初の外国首脳として、バラック・オバマ大統領と首脳会談を行いました。

会談で両首脳は、日米同盟を一層強化していくことで一致すると共に、日米同盟を基軸として、二国間及びアジア太平洋地域、更には国際社会が直面する、金融・国際経済、アフガニスタンパキスタン、気候変動・エネルギーといったグローバルな課題に共に取り組んでいくことを確認しました。

金融・国際経済について、基軸通貨たるドルの信認の維持が重要であることや保護主義への対抗は日米の重大な責務であることで一致し、4月のロンドン・サミットに向けて、国際金融システムの一層の安定化及び成長の一層の促進のために協力を一層加速していくこととしました。

北朝鮮問題について、麻生総理は拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的な解決が重要と強調したのに対し、オバマ大統領は同意し、引き続き日米間で緊密に連携していくことが重要である旨を述べ、六者会合において北朝鮮の検証可能で完全な非核化を実現すべく、共に努力していくことを確認しました。さらに、北朝鮮がロケットによる衛星打ち上げ準備を進めていると公表したことを受け、北朝鮮が緊張を高める行動をとるべきでないとの点でも一致しました。

アフガニスタンパキスタン問題について、麻生総理はアフガニスタンパキスタン特使に吉川元偉駐スペイン大使を近日中に任命し、3月上旬にも緒方貞子JICA理事長とともに訪米し、日米間で包括的戦略のすり合わせを行わせることを表明しました。

エネルギー・環境分野について、クリーン・エネルギーや省エネルギー分野での日米協力具体化のための協議を開始することで一致しました。

首脳会談終了後、麻生総理はワシントンD.C.内にて、米国内の有識者との昼食懇談会を行い、金融・世界経済、アフガニスタンパキスタン、気候変動・エネルギーといったグローバルな課題、アジア太平洋地域の諸課題や日米同盟の一層の強化について意見交換が行われました。

その後、バージニア州のアーリントン国立墓地を訪問し、無名戦士の墓及びイラクアフガニスタンにおける殉職者の墓への献花を行いました。

献花後、ワシントンD.C.へ戻った麻生総理は、ダニエル・イノウエ米連邦上院議員の表敬を受け、日米関係全般等について率直かつ前向きな意見交換を行いました。