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ハイカロリー

Shin Yamagata

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2015-05-21

4月28日

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薄曇り。やる気がなく座り込む時間が長い。携帯電話で遠くにいる友人にメールを送ってみる。一人は眼科に子どもを連れっているところだと返信があり病院内の壁を背景にピースをしている小さな女の子二人の写真が添付されている。もう一人は仕事ばかりでバカになる、だいたい仕事ばっかりしてたら何にも考えんわ、心の貧しい状態が続いてる、人間の活動時間は限られてるからな、仕事に時間を奪われるとあとはどうしようもない、金だけ稼いでいらんもん買うてバカになってみんな死ぬ、と嘆いている。

2015-05-19

3月12日

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夜、一列に数本並んだ木が光の加減でおかしな感じに見えていることをそれを見たことのない誰かに向かって言葉で説明するよりも写真に撮ってパッと見せてしまえばその方が早い、と思ったのはもしかすると間違っているのかもしれない。この光景を言葉で説明することは可能なのだろうか、可能だとしたらどうなるのだろうか、木が生えている場所の説明からしなければならないのだろうか、いや、そこからする必要はないかもしれない、その場所は公園の端っこだ。公園というのは場所をある程度説明できているような気がするのだけどその公園が北海道の公園なのか東京の公園なのかそういうことは関係あるようで関係ないのではないか、どのような規模の公園なのかという説明は必要だろうか、夜といってもそれは具体的に何時だと言った方がいいのだろうか、晴れていても曇っていてもどちらでもいいのか、いや、しかし、そんなことは写真には写らない。夜だ。いざ言葉で説明しようとするとそういうことまで言いたくなるのはどうしたことか、木はどれくらいの大きさなのだ、それは写真に写るではないか、それは言えるはずだった。

2015-05-16

12月17日

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天気予報では全国的に天気が荒れると言っていたけど東京にいる限りではどこがどのくらい荒れているのかはさっぱりわからない。少し風があるくらいでいつものように晴れている。この椅子に座ろうと思っていた図書館の机にはすでに4人も座っていてもう誰も座れない。6人座れる机だから座れないことはないけど机の片側三つ並んだ椅子の真ん中の空いている椅子には鞄などが置かれていてもう誰も座ってはいけないことになっていた。他の机は一人か二人しか座っていないのにこの机だけ4人も座っている。割り込んでまで座ろうとは思わないから別の机に座ればいいのだけどなんだか気味が悪いから帰ることにした。

2015-05-13

6月3日

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金柑の小さな木にアゲハチョウの小さな、ナウシカに出てくるオームのような緑色の幼虫にはなっていない、茶色と白の混じった鳥の糞のような形の幼虫が葉の上を歩き回っている。一匹いれば他にもいるはずで探すと何匹も見つかる。個体差がありとても小さなものから間もなく終齢幼虫というものまで。この小さな木はこれらすべての幼虫をまかなうことは可能だろうかと不安になるのだが幼虫の何匹かはそのうち天敵に捕食されて数を減らしていく、こんな場所なら全滅もありえるはずだし、何より人間によって駆除される可能性が高く、いずれこの金柑の木には幼虫は一匹もいなくなる。

2015-05-09

2015-05-07

4月29日

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草は伸びているけどまだそれほどでもない。だから夏場には見えなくなってしまう道がまだ見えている。車の通る道が出来てからほとんど誰も歩かなくなった道。車の通る道はぐるっとまわって家と家を繋いでいるけど、斜面にある急な坂道は上下の家をほぼ一直線で結ぶようになっている。夏にしか来たことのなかった集落にはそういう見えなかった道の発見があって楽しい。道があれば歩いてみる。微かに段差が残っていたり木が添えてあるところもある。あってほしいと思っているところにちゃんと道がある。

2015-05-05

4月27日

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気温が上がったせいなのか、空にはモクモクとした雲がよりによって行こうとしている方に出ていることを昼頃なんとなく空を見上げて気がついた。このまま進むのかそれとも戻って別の場所へ行くのか。まだしばらく大丈夫だろうと空を見上げて雲のある方へ進んでいく。遠くから雷鳴が聞こえ、ときどき風に流され飛んできたのかぱらっと雨が降った。まだ大丈夫まだ大丈夫と思っていると一瞬であたりが暗くなった。撮影に夢中で空を見るのを忘れていた。大粒の雨がボタボタと地面にシミを作りはじめる。軒下に入り道に流れる水を見ていた。

2015-05-03

4月13日

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雨が降ったり止んだり。雨が止んで明るくなってきたから外へ出るとすぐにまた雨が降り出す。道ばたに生えている草のなかに小さな花が咲いていてそういうのを撮ってみるとすでに見たことのあるどこにでもあるような写真になってしまい花を撮ることはむつかしい。花より花の写真をたくさんみているしそっちの印象の方が強いから花を撮ろうと思うとどうしても花の写真に引っ張られてそこにある花をどう見ているのかというのが本当はよくわかっていないのではないかと思い、それにしても撮った写真があまりにも普通でこれはやっぱりどこかで見たことがあって、やっぱりこの写真は花の写真を見ていてそこにある花を見ていないのではないかと思った。

2015-05-01

2015-04-29

4月10日

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朝から雨が降っていて夜に布団に入ってもまだ雨は降り続いている。雨音以外の音に耳を澄ませてみても他の音は聞こえてこない。昨晩家の横の山から聞こえてきた草をかき分けるガサガサという音は鹿だったのか、猪だったのか。何かの気配に気付いて慌てて山の中へ入ったのか、あんなに音を立てて歩くそのがさつさがなんとなく気に入らない。