フランス一人旅-2日目(初パリコレ)
パリ2日目。目覚めてホテルの部屋から外を見ると少し曇り空。シャワーを浴びて支度をしてホテルを出発。メトロでベルシーへ。少し早く着いたのでカフェで簡単に朝ご飯。
今回の旅の大きな目的のひとつは、パリコレクションを見させていただくこと。インビテーションを頂けることになってから関いろいろ予定を調整してなんとか来ることができた。会場前で同行者らと合流。初めましての方もたくさん。
会場は広いアリーナのような空間。ステージには白い幾何学的な物体がいくつか。私たちはスタンディングのインビテーションだったけど、空きがあったようで座る席を案内してくれた。ラッキー。11時過ぎにOpen Reel Ensembleによる幻想的な音楽とともにコレクションスタート。詳しくは後述。初めてだったということもあるけど、ランウェイを歩くモデルもさることながらライブで演奏される音楽が本当に素晴らしくて、最後に宮前さんが出てきて全員が拍手で迎えたときに感動して涙が出た。
You Tubeでコムデギャルソンのメンズのショーを見たことくらいしかなかったけど、コムデギャルソンは割と狭いところで暗めの音楽でやることが多い気がするので、それとは全く印象が違っていた。何というかエンターテイメントとして完全に成立しているというか。本当に感動した。
10分間のショーが終わった後は、取材関係者は一目散に会場を出て、次のショーに向かっていった。私たちはステージに降りてきて余韻にしばし浸っていた。
ショーを終えて、一緒にいたみんなと北マレへ移動してしばし散策。パリ最古のマルシェであるアンファン・ルージュ(enfants rouges)へ。
マルシェの中にあるBurger Fermierでランチ。大人気のお店で5人の並び席に座るために少し並んだ。昼間からビールで乾杯して、大きなハンバーガーを頬張る。チーズの種類が選べるのだけど、私はブルーチーズにした。美味しい。。。
ランチの後、みんなでもう少しマレを散策し、私だけ離脱。今回は少し仕事の予定も入れていて、幾つかの場所を取材しなくてはならない。その案件を終えて、ギャラリーラファイエットへ。奥さんに買ってくるお土産を下見。
そして夕方に大急ぎでホテルに戻る。仕事の打ち合わせで、パリ在住の方と面会。1時間くらいミーティング。そして、その方のお誘いで会食へ。
マドレーヌ寺院の近くにあるリンゴ農家がやっているレストラン。どのメニューにも必ずリンゴが使われている。飲み物もせっかくだからシードルに。美味しかった。
夜には少し小雨がぱらつき始めた。大充実のパリ2日目終了。
ISSEY MIYAKE 2017 S/S
初めてパリコレクションを見た。私はISSEY MIYAKEの顧客でも何でもないけど、とにかくエンターテイメントとしての完成度の高さに本当に感動した。
Open Reel Ensembleによる竹とオープンリールテープデッキを使った幻想的な音楽は、音そのものもさることながら演奏動作も含めて、すごくアーティスティックで見ていてゾクゾクした。
コレクションの方は、電子ペーパーを使ったバッグの発表などISSEYらしい新しい試みも満載。カラフルなワンピースたちはかなり私好み。女性に生まれていたら渡辺淳弥か三宅一生を着たいとずっと思っているけどそれは今も変わらない。
pomze
リンゴ農家がやってるというレストラン。全てのメニューに何かしらリンゴが絡んでいる。
お酒はワインもあるけどシードルも充実。料理ごとに合ったシードルを持って着てもらうことにした。
前菜はマテ貝とムール貝。マテ貝大好き。リンゴをキューブ状に買ったものがたくさん乗っている。マテ貝大好きなのでたまらない。リンゴの酸味ともよく合う。
メインは子羊の煮込み。これまた絶品。リンゴを煮たものも添えられている。
デザートはタルトタタン。一緒に出てきたのはリンゴじゃなくて梨のシードルだった。
誰も美味しくてとても満足。それほど高くないしインテリアはスタイリッシュ出し。日本語メニューもあるので私のように語学が苦手な人でも安心。