いつも月夜に本と酒

2018-07-19 「辞めて分かったがね、仕事は体に悪い」

昨日朝から一度も室温が31℃を下回らないぞっと\(^o^)/

ここ数日、風がほとんど吹いていない。一昨日なんかは曇り+湿度+無風で、この気温なのに洗濯物を乾燥機にかけなければならないという事態に。夕立なんて贅沢なことは言わないので、せめて風が欲しい(´・ω・`)

「六道先生の原稿は順調に遅れています 三」峰守ひろかず(富士見L文庫)

| 17:51

六道先生の原稿は順調に遅れています 三 (富士見L文庫)

六道先生の原稿は順調に遅れています 三 (富士見L文庫)

文芸編集者の滝川詠見は、作家にして妖怪六道そう馬を担当中。新刊発売に文芸賞受賞と、場数を踏んだ二人には、新作の立ち上げもお手のもの――ということもなく、相変わらず原稿は遅れていた。

そんな折、六道先生の書いた昭和回顧エッセイが評判に。それなら先生の半生を描いた自伝小説も面白いのでは、と新作企画が立ち上がる。さっそく縁の地へ取材に向かう詠見たちだったが、やがて六道先生の記憶にない“六道そう馬”の足跡が見つかって……?

編集女子と妖怪作家の、怪奇×お仕事小説、集大成!?

最終巻。



そこまで行って編集者と担当作家だからと言いますか。ああ、もどかしいもどかしい。

いやね、峰守先生と言えば、妖怪への造詣の深さと軽快な文章が特徴の作家さんなのだけど、そこにもう一つ、読んでいると微笑ましく応援したくなる爽やかなイチャラブも売りだと思っているので、問題のシーンのやや強引な回避に、違和感と残念さを感じているのですよ。確かに詠見さんは恋愛ごとに疎そうなキャラではあるけれど。

それでも六道先生のラストの一言に身体の変化を合せて考えれば、そっち方面に解釈してもおかしくない含みを持たせてくれてあるのが救いか。六道先生が某作家仲間に「どうアプローチしても詠見さんが気付いてくれないんです」と相談を持ちかけるところまで妄想できた。)

と、いきなりクライマックスから語ってしまったが、

話としては、六道先生が自伝的小説を書き始めたら知らない自分が出てきたり、詠見は全くの別業種に誘われたりと、自らの仕事に今一度向き合うというテーマ。

今までのイメージ通りに、二人とも自分の仕事に対する向き合い方が真摯なのが印象的。信念やプライドまでの重いものではないけれど、こうやって自分の仕事に真面目に向き合えるのはちょっと羨ましい。

思いの外関係性に変化がなかったけれど、全編を通して正義の心と優しさに溢れた妖怪作家と女性編集のコンビは読んでいて気持ちよく、大好きなシリーズだった。終わってしまうのが残念だ。


ところでこの巻、六道先生の原稿が全然遅れていないように見受けられるのですがそれは……w

2018-07-18 「アヒージョだって言っただろ」「ワカンネージョ」

J1 第16節

| 21:09

清水 3−0 C大阪




J1再開。

SBSエスパルスジュビロの二元中継という中途半端でくっそ見辛い放送やってた(^^; いやいや、ナイトマッチをやってくれるだけ有り難いと思わなくちゃいけないよね。


エスパルスファンソッコのゴラッソ、北川のラッキーゴール、金子少年の粘り+クリスランごっつぁんで3−0の快勝。中断前とは別チームの様だ。

天皇杯で負けた時はヤバいかと思ったが、中断中の調整は上手くいったようで。見ている限りではバランスがよかった。連戦でそのバランスが崩れる前になんとか勝ち点を積み上げて残留安全圏まで行きたいところ。


ジュビロは概ね守勢だったのに3−3の同点。

一時勝ち越しただけにもったいない部分もあるが、怪我人だらけで俊輔なし外国人なしの状態で勝ち点1は上々ではないかと。逆に鹿島の守備が情けないとも言える。




しかし、高温と高湿が一緒にくる日本で、夜とはいえこの時期にサッカーやるのはどうなんだろうね。

この時期にサッカーやっていいのは札幌ドームだけだよ……札幌さんがホームなのに別のスタジアムで試合してる/(^o^)\ 今日、日ハムビジターなのに何故? 馬鹿なの?

「おいしいベランダ。 マンション5階のお引っ越しディナー」竹岡葉月(富士見L文庫)

| 17:50

おいしいベランダ。 マンション5階のお引っ越しディナー (富士見L文庫)

おいしいベランダ。 マンション5階のお引っ越しディナー (富士見L文庫)

栗坂まもりは、イケメンだけどベランダ菜園マニアの亜潟葉二とお隣さんで恋人どうし。

葉二と出会って2度目の秋。なんと、まもり達のマンションに大規模修繕が行われることに。綺麗になることを素直に喜ぶまもりだが、まさかのベランダ菜園も全部撤去しなきゃダメ……って、無茶ですよね葉二さん!?

さらには、まもりにマンションの部屋を貸してくれているあの人が突然現れて――?

お隣どうしの二人の恋に、ベランダに、波乱の風が吹く大人気シリーズ5巻!



ベランダ菜園存続の危機!から始まる、二人の間は盤石なのに住環境は激動のシリーズ第5弾。

恋人の元カノ、恋人の姉、憧れの従姉妹。色々な大人の女性の生き様を見て、子供だった自分を見つめ直す、二十歳になるまもり。なんて書くと、シリアスな青春小説か恋愛小説のようだけど、そこはまもりちゃん。時々悩みながらも、基本は明るくお気楽のいつものスタイル。

一番成長が感じられたのは、、、台所かな。独力でハーブクッキーなんぞを焼いておられるお姿に、立派になって(涙)と爺やのような感想が。工程が若干男らしいところに、恋人の影響が感じられてなお良し。もう一つ成長が感じられたのが葉二の扱い。そうそう、男の人ってものはいつまで経っても男の子で、大変面倒くさいものなのですよ。その歳で気付くとは。これは誉めた方がいいのか、ボロを出しまくっている葉二を嘆いた方がいいのか。まあ、それだけ安心感・信頼感があるってことで。

葉二といえば、今回は二章の初めから「もう、なんなら二人で引っ越しちゃえばいいじゃん」と思いながら読んでいて、途中のエピソードでその思いが強くなったのだけど、そう思ったのは外野だけじゃなかったようで。いやー、ニヤニヤさせてくれますな。

一応これで第一部完のようだけど、続きの予定もあるようで一安心。この二人は読んでいて幸せになれるので、いつまででも読んでいたい。

2018-07-17 「大丈夫です。ぬいぐるみですので」

よかったマークありがとーございます(`・ω・´b





夏限定湿疹ハジマタ\(^o^)/

手の甲、足の甲を中心に肘から先、膝から先が全て痒い! 発狂しそう!

暑くなってもほとんど出てこなかったから、今年は許されたかと思ったのに(´・ω・`)

「森のシェフぶたぶた」矢崎存美(光文社文庫)

| 17:47

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森のシェフぶたぶた (光文社文庫)

森の中に建つ人気のオーベルジュ(=泊まって食事を楽しむレストラン)、ル・ミステール。そこには、泊まった人にしかわからない「謎」があるらしい。ちょっと変わった名前のシェフが、四季の美味しい料理で出迎えてくれるというけれど……? 中身は心優しい中年男性、外見はぶたのぬいぐるみ。山崎ぶたぶたが大活躍。読めば元気になれる、大ヒット・ファンタジー!

今回のぶたぶたさんはオーベルジュのシェフ。久々に奥さんも登場。



ぶたぶたシリーズ20周年おめでとうございます。いつも癒しをありがとうございます。

記念の回だったので原点回帰の意味があったのか、ぶたぶたさんがぬいぐるみである事と、それに興味津々な人達の反応が濃く描写されていたのが印象的。最近は初見で驚いても、その後は普通に接する人が多かったので逆に新鮮。ただ、皆さん料理そのものよりもぶたぶたさんの料理を作るところ食べるところに目が行くので、シェフだったのに飯テロ力が低かったのはちょっと残念。

話として好きなのは『ヒッチハイクの夜〈冬〉』

「『相手も同じように思うはず』と誤解しない」の一言が沁みた。確かにぶたぶたさんに「相手と自分はまったく違う人間」と言われたら説得力がある。

あとがきによると初代の『ぶたぶた』と繋がるところがどこかにあったようなのだが、全然気付けず無念。久しぶりに読み返すか。