いつも月夜に本と酒

2018-09-24 「世界を救いたいのならば、きみは野望を抱いた天使となれ」

じゅーごやおーつきさんみてはーねーるー♪

曇りがちで好くて朧月夜って感じだったけど、遅くなってから顔を出してくれました(*´ω`*)

「やがて恋するヴィヴィ・レイン7」犬村小六(ガガガ文庫)

| 17:51

やがて恋するヴィヴィ・レイン (7) (ガガガ文庫)

やがて恋するヴィヴィ・レイン (7) (ガガガ文庫)

楽園(エデン)が墜ちてくる」――。遂に起動したワールド・トリガー。三界を隔ててきた「壁」の消失が迫り、エデン評議会は飛行艦隊によるグレイスランド爆撃を決断する。ジェミニを説得するため旅立ったファニアはグレゴリオの奸計により再び窮地に。グレイスランド統一を目前に控えたジェミニは、ルカの死を知り心身に変調を来す。エデン飛行艦隊への奇襲をもくろむルカとヴィヴィは隠れ家での共同生活をはじめるが……。犬村小六が贈る、革命と戦争、恋と冒険の大叙事詩が、ついに完結!!



『やがて恋するヴィヴィ・レイン』でした…………そうだよなあ。タイトルがやがて“恋する”ヴィヴィ・レインだもの、そりゃあこうなるよ。

ばっちりファニア派の自分には、彼女の個人としての幸せは望み薄だと状況から理解はしていても、心では納得していないから、束の間の幸せとして描かれるルカとヴィヴィの日常が堪らない。ヴィヴィさんてばツンデレでやんの。ルカも楽しそうに喧嘩しちゃって、もう。しかも、いざ決戦の舞台に立ったら、戦闘の前中後ろの全てで見せつけてくれちゃって。

おかげでラスト1ページ、「後史」の最後の一言が切なくて切なくて。ファニアとしたら、託された夢を成就させることが出来て満足だったんだろうけど。あの後、年老いてからでも1度は彼女の元を訪れていたのだと信じたい。

最後の一言で切なくなったと言えばもう一人。ヴラドレン皇太子。すまん、ラヴちゃん。あなたの存在をすっかり忘れていた。

最終巻にして地上の政治の舞台では、脚本に演出、主役を助ける名脇役まで一人でこなす獅子奮迅の活躍。彼が歴史を使ったと言っても過言ではないだろう。あれだけ頑張っても意中の人に振り向いてもらえない辛さは、察するに余りある。でも、それがどうも演技っぽく見えて笑えてしまうのは彼のキャラクターゆえか。こういう愛すべき馬鹿な男キャラも、作者の魅力の一つと勝手に思っている。まあジェミニみたいな狂人も必ず出てくるのだが。

ある世界の変革期に、時代の波に抗い続けた若者たちの物語。誰もがやり切ったのだと思わせてくれる、大団円で大満足な最終巻だった。お二人はお幸せに。ちくしょー

2018-09-23

お届き物

| 17:42

「魔弾の王と凍漣の雪姫」川口士ダッシュエックス文庫

「レッドスワンの飛翔 赤羽高校サッカー部」綾崎隼メディアワークス文庫

「絶対城先輩の妖怪学講座 十一」峰守ひろかずメディアワークス文庫

ビブリア古書堂の事件手帖 〜扉子さんと不思議な客人たち〜」三上延メディアワークス文庫

昨晩から夕方までゲームばかりしていたダメな大人

| 17:42

世界樹X日報〜

ご令嬢:挑戦約30回目。ヒー、パラ、プリLv.126 ガンLv.120 ゾディLv.117で討伐いたしました!(`・ω・´ゝ 

まあ低レベルで様子見だった初めの10回は抜かしてもいいかな。その後、レベル上げに時間をかけたくなかったので、お金の力(大枚300円)を使う。

→主要メンバーLV.122で挑戦……無理

→主要メンバーLv.126&不屈の号令解禁。以降、不屈の号令におんぶに抱っこ状態(^^; 

HP1/4程度のところまでは安定していくものの、終盤になると強力全体属性攻撃がランダムになるため、それまでの時間と努力が一瞬で水の泡に\(^o^)/ あと、パラディンのフォースブレイクの後に攻撃してくるのは流石にズルいだろ(´・ω・`)

パラディンゾディアックで属性攻撃を止める、2/3の運試しを数回潜り抜け何とか討伐。



ラスボス(本気):挑戦2回目。ヒー、パラ、プリLv129 ガンLv.125 リーLv.122で討伐いたしました!(`・ω・´ゝ

1回目:66ターン粘ったもののアイテムが尽き終戦。ソーマじゃなくてアムリタとハマオを多く持っていくべきだった。また不屈は要らない。防御の号令+シールドアーツで十分。

2回目。少々のレベル上げ後、動きを(1回目よりは)最適化して60ターンで撃破。メイン火力のガンナーの跳弾を後半に残す作戦が功を奏す。令嬢より固いがずっと弱い。



ワニ:出現条件が分からなかったのでwikiりましたw こんな条件わかるかい!

ATKの数値はそこまででもないのに、スキルの攻撃倍率が異常。ラスボス倒したパーティーで全体に4ケタ食らう。

これ、2のペットがいれば楽勝なのに……おや、???? ? 隠し職業でもあるんですか?wikiぽちー

というわけで、呪い反射で討伐。縛りや状態異常を繋げていけば勝てるのは分かっているけれど、連戦で疲れてしまって、もう試行回数を増やす戦いはしたくなかったんだ……。


そんなこんなで図鑑コンプ達成で、後はギルドカードを埋めるだけだが、いつものようにエキスパートでないとギルドカードにハンコ押してもらえないのよね。しかもラスボスかと思ったら令嬢の方かあ、きっついなあ。

2018-09-22 「やっぱり、物語を書くのは、同じ人間なんだなって」

PC買い換え検討中。

最近ファンの駆動音が時々苦しそうなのだ(´・ω・`) どうせ7のサポート終了前に買い換えないとだし。

したことしてないからさほどスペックは要らないけれど、今のより落ちるのもなんだしなあ。

「小説の神様 あなたを読む物語 (下)」相沢沙呼(講談社タイガ)

| 17:48

小説の神様 あなたを読む物語(下) (講談社タイガ)

小説の神様 あなたを読む物語(下) (講談社タイガ)

あなたのせいで、もう書けない。親友から小説の価値を否定されてしまった成瀬。書店を経営する両親や、学校の友人とも衝突を繰り返す彼女は、物語が人の心を動かすのは錯覚だと思い知る。

一方、続刊の意義を問う小余綾とすれ違う一也は、ある選択を迫られていた。小説はどうして、なんのために紡がれるのだろう。私たちはなぜ物語を求めるのか。あなたがいるから生まれた物語。



相変わらず関係の良化と悪化を繰り返す千谷と詩凪の作家二名。友達関係の悩みから自分嫌いに押し潰されそうな成瀬。三つの視点から小説の意義について考える下巻。

プロ二人に関しては、トラウマがある詩凪は言わずもがな、千谷にも書きたい欲は強いのに書けないもどかしさを感じさせるシーンが多く、これまで以上に小説に対する熱量を感じた。二人ともかなり尖っているから、その情熱を出す方向を間違ってぶつかってしまうけど。なんだか、少し趣味嗜好の方向性が違ったら盗んだバイクで走りだしそう。でもこのエネルギーがあるから、伝えたい言葉を形に出来るのだろう。まあしかし、本当に似た者同士だわ。

成瀬の方は、下巻も心を抉ってくる。過度な自信の無さと自分嫌いには流石に卑屈すぎると思うところはあるものの、自分を表現することへの障害の多さや、友人関係の難しさは大いに共感するところ。

そんな、悩める書き手たちを救っていったのは読者たちだった。

成瀬を救ったユイは、自分が好きなものを何も包み隠さず好きだと言えるその素直さが羨ましい。大人になればなるほどそう感じると思う。

あとはアニメ化の話になった矢花さん。糾弾する言葉がキツいのは匿名性ってのが一番の要因だろうけど、ボキャブラリーの無さも一つの要因じゃないかなと……あ、私のことですね。スミマセン。

そして雛子ちゃん。入院が長い子は大人びた子が多いイメージがあるけど、この子はそんなところ超越してしまっているような。千谷雛子先生から後光が見える。彼女が人間を読み、兄に言い聞かせた言葉を、そのまま詩凪に聞かせたかった。今回も沁みる言葉、刺さる言葉、考えさせられる言葉がいくつも出てきた中で、彼女の言った「お土産を持ち帰って欲しい」が一番好き。そういう心持ちで小説を読めば、心が豊かになりそう。

上巻からの命題に出てきた答えは、ごく普通の当たり前の答えだった。でも、そこに至る過程が痛みを伴う壮絶なものだったから、その言葉に説得力がある。この物語に出会えてよかった。私も、小説が、大好きです。