Accenture「フィンテックと銀行の未来」
アクセンチュアのレポートをご紹介いたします。
The Future of Fintech and Banking: Digitally disrupted or reimagined?(PDFファイル)
ここ数年のあいだ、フィンテックに対する投資が右肩上がりに伸張するなかで、これまでの銀行の事業をデジタルに適合させていくことが提唱されています。
フィンテックに対する開放・協同・投資(Openness, Collaboration and Investment)を基本的な姿勢として掲げながら、以下のような世界中の金融機関の試みを一望することができます。
デジタルへの対応は、昨今の銀行業界で非常に盛り上がっているテーマであり、BAIの"Top 10 Banking Trends for 2015"でもフィンテックは中心的な位置をしめています。
https://www.bai.org/bankingstrategies/strategy/management-issues/top-10-banking-trends-for-2015
さらに、日銀が先月開催したワークショップ「データ活用による営業戦略の高度化」の資料を読むかぎり、「ガラパゴス」などと言われてしまうことも多い邦銀も、IT部門については決して出遅れておらず、先駆的な議論をしていることがうかがえます。
http://www.boj.or.jp/announcements/release_2015/rel150417a.htm/
フィンテックの流行に直面する銀行が、今後顧客に対してどのようなサービスを提供していくのか、興味をそそられますね。
Accenture「銀行業のデジタルな変容」
http://d.hatena.ne.jp/branchlessbanking/20150322/1427025812