上杉謙信の名刀「5億円で」、上越市が購入断念

http://www.yomiuri.co.jp/national/20171121-OYT1T50127.html?from=y10

新潟県上越市は21日、戦国武将の上杉謙信、景勝の愛刀とされる国宝「太刀 無銘一文字(山鳥毛さんちょうもう)」の購入を断念すると発表した。
野沢朗教育長らが市役所で記者会見し、金額面で折り合いがつかなかったことを理由とした上で、「市民が大きな期待を持っていた。貴重な予算をもらい、約束を果たせなかったことは申し訳ない」と陳謝した。
上杉家は1598年、景勝の時代に会津へ国替えとなり、上越には謙信らの遺品がほとんど残されていない。そこで、市は市民からの寄付金を費用の一部に充てる計画で、1952年に国宝指定となった名刀の購入を検討していた。
新潟県立歴史博物館(長岡市)を通じ、市は2015年に所有者との交渉を開始。だが、市が依頼した識者の鑑定で3億2000万円と評価されたのに対し、交渉を重ねる中で最終的に「手取りで5億円」を希望する所有者と金額面で折り合いがつかなかったため、今月8日、所有者との面談で購入断念を決定したという。
市によると、購入費の一部として、ふるさと納税や寄付として約7350万円が集まっていたが、このうち約6000万円を返還する方針。寄付してくれた市民ら約2350人に対し、意向を確認した上で返金するとしている。市は、購入事業費を全額減額する一般会計補正予算案を市議会に提出する。

ボッタクリだ。
鑑定価格が高いし、売り値も高い。
国宝だったら、せいぜい2億円だろう。
5億円だったら文化庁でも買わない。
どうせ日本の古美術は、50年先100年先に、大暴落する。
日本経済が収縮していくのに比例して、日本の美術品はもっと激しく下落する。
アベ政権のせいで今だけ株高を偽装しているが、こんなニセ・バブルは長く続かない。
政府の借金だって増やせないのだから、日銀だって株を買い支えることはできまい。
今だけ・金だけ・自分だけのアベノミクスのせいで、日本の死期は早まった。
50年先100年先を考えたら、落ち目の日本は滅びてゆくのだから、いまさら借金まみれの地方自治体が大金出して買う必要はない。
日本経済の再生は、アベ政権を打倒して労働者中心の社会に変えるしかないのだ。