どこに目ぇつけてやがる。

マラガ戦、録画するだけしてまだ見てません。なんか、ヨシトもよくなかったけどそれ以上にマジョルカが(略)だったらしいのですがほんまですか?見るのやめようかなぁ・・・(苦笑)

そのマラガ戦とは関係なく、いつの間にかURLが変わっていたNumber Webより、ヨシトに関するコラム。なんですけどね・・・

> 永井洋一=文

まずここでイヤなヨカーン(笑)

で、中身なんですけど。

プロ入りした大久保にも当初はそのスタイルの中で体に染み込んだと思われるプレーが目立っていた。何が何でも力いっぱい。距離も角度もタイミングもあまり考えずに力いっぱい。素晴らしい瞬発力と抜群に柔らかい足首を持っているのだから、TPOに応じたプレーを心がければもっと楽に点が取れるはずなのに、と思ったものだ。

文中の「そのスタイル」とは、この直前に出てくる国見高校のサッカーのことを指します。永井氏はアンチ国見の急先鋒ですが(笑)この部分はまぁそのとおりかな、と思います。問題はここから。

おや、と思ったのはアテネ五輪からである。当時のこのコラムでも書いたが、グループリーグのイタリア戦、ガーナ戦で放った大久保のシュートは、いずれも肩の力が抜けて実にナチュラルだった。その後も、Jリーグでの大久保のプレーに注目していると、以前に増してシュートの瞬間にコントロールの意識が高くなっているように感じた。ペナルティエリアの中には、肩をいからせてボールを蹴る大久保でなく、冷静にボールをミートし、シュートの弾道を見極めている大久保がいた。

で。

こんなに短期間に「剛」のプレーの中に「柔」のプレーを採り入れることができるということは、大久保にはクレバーなストライカーになりうる素質もあると思うのだ。今後、活躍の場を世界の舞台へと移していく大久保にとってはクレバーさこそが必要不可欠な“武器”となるはずだ。

・・・

えーとその、なんだ。

とりあえず永井氏は2003年10月26日、横浜Fマリノスセレッソ大阪戦における大久保嘉人のゴールを100万回は見るべきだ。「Jにおいてヨシトが挙げたゴール」の中でも、02年のJ2第43節新潟戦のゴールとか03年の天皇杯鹿島戦でのVゴールほどではないにしろ、比較的有名な方(よく取り上げられる)だと思いますよ。

最強のセレヲタ

今日発売のサカマガには西村GM、小林監督、モリシのインタビューあり。サカダイではマイベストコーナーに伊藤トモさん登場でしたが、こちらの方は別の方に譲るとして*1

んで、西村さんですよ。去年のホーム最終節清水戦とか、最後の新潟戦のときに「あんた、セレッソ好き杉ヨシト好き杉」とずいぶんつっこまれていたものですが(笑)今回の記事(+セレッソクラブの会報「Twelfth」vol.58)を読んで思ったのは、




あなた、アキ好き杉。




だってさぁ、モリシは「森島」だったりコケは「苔口」だったり、ヨシトでさえ「大久保」だったりなのに、アキだけ「アキ(西澤)」って、どうよこれ(笑)そしてインタビュー中、ずーっと「アキ」だけは「アキ」のままでした。モリシドットネットのメッセージじゃあるまいし。

その論理で言うと、コバさんは「古橋好き杉」ってことになりますかね。もっともこちらは、インタビュー中で一度しか出てきませんが。ちなみにその古橋についてですが、西村さん・コバさん両名とも「彼を生かすなら2列目中央(トップ下)」という点で意見の一致を見ています*2。ここ、けっこう重要かも。GMと現場監督の意識が一致しているというのは、非常によい傾向です。

モリシのインタビューは・・・まぁ、「Twelfth」に載ってたのを若干薄めたような内容ですかね。これだけの発言の中で、どれだけ「えー」とか「あのー」とか、あと息継ぎの音が入ったのかは、気になるところですが(笑)つーか、つーか・・・写真が・・・(笑)

モリシの身体にムチを打つですって?なんてバチ当たりな!(思いっきり意味が違う)

ところで、コバさんのインタビューでひとつ、どうしても気になって仕方のないところがありまして・・・ちょっとそこだけ抜き書き。

(江添について)もちろん、大学では経験したことがない能力のあるストライカーと肌を合わせるわけですから、痛い目に遭うかもしれません。

や・・・コバさんの言いたいことはわかるんだけど、すごくわかるんだけど・・・なんか、表現方法を間違えてる気が・・・(苦笑)

*1:先週のサカダイのチーム別記事のところで「徳重選手に取材をする予定がその当日に負傷してしまうというアクシデントに、伊藤選手がピンチヒッターで登場してくれた」という話が載ってました。トモさん、ムイビゴン!(笑)

*2:コバさんの場合は「フォワードかトップ下」という二者択一か。

どこにでもある代表戦。

ひとつ言い訳。先週、シリア戦についてまったく触れなかったことに他意はありません。仕事でまるっきり見れなかっただけですorz それどころか、職場を出たのがまさに試合終了あたりだったさ・・・。

えーと、去年のオマーン戦とかシンガポール戦あたりのことを思い出すと、本当にぞっとするとしか言いようがないのですが、あれから1年、日本代表は、というかジーコ監督は(苦笑)かなり変わりました。結局、1年前のアレはいったいなんだったんだと声を大にして言いたい(笑)

あの当時、私は「ジーコ監督ではだめだ」と繰り返し言っていました。そしてそれは決して間違ってはいなかったと思います。あの時点では。あのような方向性で進んでいく限り、1次予選は突破できたとしても、とうてい最終予選の壁は破れまい。突破するためには、ジーコ監督が自らの考えを変えるか、あるいは監督そのものを変えるか、二者択一以外にはあり得ない。それまでの経緯から考えてジーコ監督が考えを改めるということは可能性が低そうだ、と考えたから、それなら監督そのものを変えてくれ、と言っていたわけです*1

しかし、私の予想に反して、ジーコ監督の方が変わった(笑)私があの当時のジーコ体制(ジーコ監督そのものではなく、彼のスタッフや、取り巻く環境までも含めて)に感じていた不信感のいくつかは、彼自身の手によって取り除かれた。まさか、あれだけ4バックや「黄金のナントカ」にこだわっていたジーコ監督自身がそれを捨てる決断をするだなんて、思いもよらなかった。

個人的な意見に過ぎないけど、1年前の時点で「ジーコ体制を無条件に信任できる」と言い切れる論理というのは、やはりどこかおかしい、と思う。それと同時に、いまのジーコ体制に対して、無条件に不信任である、というのも、やはりおかしいように思う。誤りを正すことができ、それによって結果がついてくるのならば、それでいいじゃないかな(byセルジオ越後

とはいえ、じゃあアンタはいまのジーコ体制を無条件で信任するのか?といわれると、それも全面的Yesではないんだよなぁ。以前に比べるとはるかに減ってはいるものの、やはりまだいくつか不安材料はある。たとえば、以前から言ってる・・・かどうかは過去ログさらってみないとわからないけど(笑)気になっている、サイドの選手の層の薄さとかね。

まぁ、「条件付支持」ってことにしといてください、いまの段階では。もちろん、いずれ「全面支持」になれればいいなと思っていますし、ジーコ監督が私の度肝を(いい意味で)抜いてくれればうれしいのですが(笑)

もし今後、再びジーコ監督の進退が問題になるとしたら・・・やはり最終予選が行き詰まりかけたとき。これはタイミングに悩むところだろうね。早すぎても遅すぎてもいけない。協会の方々、いまはジーコ監督を信頼しつつ、それでもあえて「万が一」のことは常に意識しておいてください。




で。明日ですか、北朝鮮戦は。まぁ、大丈夫でしょう。勝ちますよ。

ここでふたりのコンディションすら見ずに「俊輔と高原をスタメンで起用する」なんてトンデモなこと(笑)言い出したらまだヤバかったかもしれないけど(それやったら、まさしく1年前の二の舞ですがな・・・)どうやらふたりとも控えみたいだし、それなら安心。

それより、何より、もうね、あのー、声を大にして言いたいんですけど、いいですか?




マスゴミ、ウザ杉。




普段サッカーとか全然取り上げもしないようなメディアが、こんなときだけ嬉々として話題にしてんじゃねーよ。国家としての北朝鮮は、そりゃもうはっきり言ってアレな国だけど、サッカーチームとしての北朝鮮代表は、とりたてて特別なわけじゃない。情報が少ないのも、練習を取材させてもらえないのも、なにも北朝鮮だからなわけじゃない。(FIFAランキング)下位のチームが上位チームに挑もうとしてるんだから、相手の裏をかくためにも情報を徹底的にコントロールしようとするのは当たり前のことだ。去年10月のオマーン戦(アウェイ)にしたって、あちらさんは日本メディアに対してかなり神経質になってたのも記憶に新しいところ。

あー、早いとこ北朝鮮戦終わって、平穏な「サッカーの日々」が戻ってこないかなぁ・・・。

*1:ここら辺の論理は、それこそセレッソの1stステージ最終節前後あたりのあれやこれやと同じですね。いいか悪いか、正しいか正しくないかは別として、私はそういう風に考えを進めていくタイプの人間なんで。