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◆古本 カヌー犬ブックス
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2009年02月12日 カヌー犬ブックス 日々の雑記は引っ越ししました このエントリーを含むブックマーク

特に理由もないのですが、何となく気分を変えようかなと思い、

ブログ版の「日々の雑記」を引越しました。

→カヌー犬ブックス 続・日々の雑記はこちらです

2008年08月13日 「バン・マリーへの手紙」−堀江敏幸−

canoe-ken2008-08-13

これでおしまい、またいつか これでおしまい、またいつかを含むブックマーク

ご無沙汰しておりました。1カ月ぶりの雑記です。ちょっといろいろあって自粛していたのですが、ようやく一段落したかなという感じです。でもいろいろ考えることもあって、この雑記はおしまいにします。5年間わたしの駄文につきあってくれてありがとうございました。カヌー犬ブックスのほうはこれからも続けていく予定ですので、よろしくお願いします。

2008年07月13日 「人殺し(下)」−山口瞳−

canoe-ken2008-07-13

平野恵理子展「二十年目のハワイ」と水木しげるの「妖怪道五十三次 ワシントンDC・ニューヨーク帰国展」 平野恵理子展「二十年目のハワイ」と水木しげるの「妖怪道五十三次 ワシントンDC・ニューヨーク帰国展」を含むブックマーク

昨日、表参道に行く用事があったので、ついでに19日までSPACE YUIで行われている平野恵理子展「二十年目のハワイ」を見てきました。今回は、いつものように日用品食べ物など小さなものを書き込んだイラストではなく、油彩のような感触の画風で、部屋の中などの風景(?)が中心の絵が展示されています。いつもとはちょっと雰囲気が違うけれど、淡い感じで描かれているので、空間の心地よさ、風通しのよさが伝わってくるようで、今の季節にぴったりかも!?いや、昨日、今日はめちゃくちゃ暑かったんですが‥‥。

表参道では、もうひとつ、ギャラリー「GoFa」でやっていた水木しげるの展覧会「妖怪道五十三次 ワシントンDC・ニューヨーク帰国展」も見ました。こちらは13日までなのでもう終わってますね。「東海道五十三次」の浮世絵をもとに、妖怪をちりばめつつ現代風にアレンジした作品が展示されており、鬼太郎や目玉おやじ、ねずみ男といったおなじみの妖怪から、「なんなんだ?」という妖怪まで、約300種類の妖怪が登場してます。また、もとの絵になじんでるものもあれば、ちょっとしたスペースまで妖怪を書き込んだり、大胆にアレンジしているため、かなり印象が変わっているものもあったりして、かなりおもしろかったです。一緒に出身地である鳥取県境港市が主催(?)しているのか境港の写真が並べてあったりするのも一興。わたしにとっては、水木しげるといえば調布市なのだけれど、昔、住んでいたときに、長年住んでいるからといって商店街に妖怪キャラクターモニュメントが造っちゃたりするのもどうかとちょっと思ったことと思い出しました(引っ越しちゃったらどうするの?)。

1階のカフェでは、展覧会にあわせて、ぜんざいに目玉おやじ風のアイスをのせた「目玉おやじぜんざい」や妖怪の絵を表面に描いた「妖怪アイスカプチーノ」、ミントソーダにレモン果汁を加えた「妖怪ソーダ」などのメニューもあり。でもチケットコーヒー紅茶がついてるんですよねぇ〜

2008年07月07日 「人殺し(上)」−山口瞳−

canoe-ken2008-07-07

43歳の“もう人生終わり感” 43歳の“もう人生終わり感”を含むブックマーク

まずは、お詫びと訂正。6月27日にオーディネールも閉店?と書いてしまいましたが、「spoon」の最新号を立ち読みしていたらお店の紹介が載ってました。ホームページがなくなっただけでお店はあるみたいですね。よかった〜。

ちなみに「spoon」の巻頭特集は「ブック エクスプローラー」。オーディネール以外にも本がたくさんあるカフェが紹介されていたり、いろいろな人が自分の好きな本を紹介していたりしてます。個人的には、「6月で30歳を迎えた市川実日子さん」という記述にちょっとため息‥‥。永遠の16歳(注:わたしのなかでは)実日子ちゃんも30ですかぁ〜。

先週は5日のうち4日飲んでました。異動の時期なので、必然的に多くなるとは思っていたけれど、さすがに4日目の朝とかはつらかったです。というか、1週間に3回も会社の(多少増えたり減ったりしているにせよ)いつものメンバーで飲んでいるのもいかがなものかと‥‥。残りの一日は、2月に飲みに行く予定だった小学校の同級生と。去年の同窓会に来れなかった人も来たりして4人で飲んだのだが、少なくとも中学以来20年以上ほとんど交流もなく過ごしてきたのに、なんだか普通に楽しく過ごせてしまうのが、不思議といえば不思議。これが30代初めだったら、そんな余裕はなかったと思うし、45過ぎとかだったらなんとなく後ろばかり向いてそうだし‥‥再会したタイミングもよかったのかなとも思う(あれ、前にも同じこと書いたような気も‥‥)。

山口瞳長編小説というと、「血族」「家族」居酒屋兆冶」「結婚しません」「結婚します」「けっぱり先生」くらいしか思い浮かばなくて、圧倒的に冊数の多い「男性自身」の中に埋もれてしまっている感じではある。作品自体もどこか「血族」以外はどこか散漫な印象があるし‥‥。(「血族」は執念だけで書いているという言い方もできますが)

さて、この「人殺し」は、ひと言で言うと、作家の井崎と銀座の酒場の女、瑛子の情痴小説、この二人の関係と、井崎と堕胎をきっかけに精神を病み、一人では電車も乗れないという井崎の妻、道子との関係が描かれている。

そしてタイトルの「人殺し」は、「瑛子が井崎を殺し、井崎が道子を殺し、道子という存在が瑛子を殺す。それは逆に回転しても同じことだった。瑛子が道子を殺し、道子が井崎を殺し、井崎が瑛子を殺す……。人間が人間にかかわることはお互いに殺しあうことではないかという暗い気持で充たされていた。」という井崎の気持ちをあらわしたものなのだが、この井崎の気持ちと3人の関係の描写に微妙なズレがあるように思ったりしてしまう。

それよりも43歳の井崎から強調される“もう人生終わり感”が気になってしまいます。というのは、先週、飲んだ同級生はもちろん、周りの40代の人を見てもそういう雰囲気がないから。と、同時に自分がいつまでも経っても成長していないな、とも思う。いや、1990年代の後半以降、自分が歳をとったせいで一年経つのが早くなって密度が薄くなって行く気がするけれど、まわりを見ていると、30代後半、40代になっても“老成”をしている人はいないし、ある意味子供っぽいままだったりする。密度が薄くなっているのは、自分だけではないのかもしれないです。いや、適当。(次回、下巻に続く?)

2008年06月30日 「ここは猫の国」−片岡義男−

canoe-ken2008-06-30

北京ダックと大久保散歩軍艦ビル 北京ダックと大久保散歩、軍艦ビルを含むブックマーク

猫を主人公にした絵本を、その表紙や裏表紙、さらにページの中の猫たちの写真と一緒に紹介した本。まぁ基本的に猫は好きだけれど、こうやって並べてみるとかなり微妙なものがあったりするのも確かで、なかなか難しい。ますむらひろしのトークショウに行ったときのことを思い出したりしました。

土曜日は、会社の人8人で、大久保にある健保の中華料理店で食事をする。6月のはじめにミオ犬とふたりで食事したときに、被保険者・被扶養者は安いし(健保の施設なので‥‥)、こういうときに一度、北京ダックをまるごと一羽食べてみるものいいかもね、ということになって、会社の人を誘ってみた次第。いやいや1カ月に2度も来るとはね‥‥。というわけで、3000円のコースと北京ダック1羽を個室で食べ、大満足。出てくる料理を写真に撮ったり、大声で話したり、最後はみんなで集合写真を撮ったり‥‥個室でよかったという感じでした。

夜の予約が取れなくて、始まりが2時からだったので、そのあと、散歩がてらに東新宿にある軍艦ビルを見に行く。単に私が行きたかっただけですが‥‥。

軍艦ビルは、「ニュースカイビル」という昭和45年に、大日本帝国海軍出身の渡邊洋治という建築家によって建てられたマンションで、現在は、ほとんど住んでいる人もいなくて、廃墟に近いビル。黒川紀章中銀カプセルタワービルなどと並んで、建築マニアや廃墟好きにはかなり有名らしい。私たちが行ったときも、パーティなのか屋上から音楽や話し声が聞こえてきたけれど、表札の様子から住んでいる人が集まっているとも思えず、そういうのが好きな人が集まっていたんだろうなぁ、と思う。さすがに屋上まで上がって声をかけたりすることもできず、最上階の踊り場で、タバコをすったりして降りてきたのですが‥‥。中の構造もちょっと入り込んでいて、適当に歩いたら迷ってしまいそうでした。一眼レフのカメラや広角レンズなどいくつかレンズを持って、もう一回くらい行ってみたい気もします。踊り場から見た感じだと、周辺にもいろいろ気になるビルがあったのですが、どうも大きな通り以外は、私道が多いみたいで、入っていけるのかわからないんですよね。この軍艦ビルも両側ビルにはさまれているので、正面からだといまいち全貌がわからないのがむずいです。