わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

King Crimoson症候群

 七時。下半身は相変わらず力が抜けているような感覚がするが、腹痛は消えた。起きてみる。立てる。抜けていたはずの力も、足の裏、足首、ふくらはぎ、腿、と問題なく伝わっていく。昨夜の下痢は、まあ毒が抜けたようなものだろう、と考え起床。いつものように身支度をする。花子がまだ寝ていたいと布団の上で抵抗するようにくるりと丸まっていたが、無理矢理起こし移動させた。
 早朝から納品を数本。つづいて既存案件の修正や新規案件などに取り掛かる。何度かトイレへ。腹痛こそ感じぬが、……ゆるい。
 午前中はKeith Jarrettのソロを、午後はEnoとショパンをBGMにした。

Dark Intervals

Dark Intervals

Neroli

Neroli

ショパンは同一のCDがデータベースから見つからず…
 夕方、散歩に出かけたかったが花子にフニャンフニャンと鳴かれ、出ることができず。アタマも煮詰まっていたので、King Crimsonを聴きながら終了した案件の資料の処分をする。二時間近くかかってしまった。
 近ごろ、King Crimoson症候群になっている。お気に入りのアルバムは、「In the Court of The Crimson King」「Islands」「Lark's Tongues in Aspic」「Red」「Discipline」「ConstruKction of Light」。どれも同一のバンドとは思えないくらい音楽性が異なる。
In the Court of the Crimson King

In the Court of the Crimson King

Islands: 30th Anniversary Edition

Islands: 30th Anniversary Edition

Larks' Tongues In Aspic, 30th Anniversary Edition

Larks' Tongues In Aspic, 30th Anniversary Edition

Red: 30th Anniversary Edition

Red: 30th Anniversary Edition

Discipline: 30th Anniversary Edition

Discipline: 30th Anniversary Edition

The ConstruKction of Light

The ConstruKction of Light

ガルシア=マルケス『わが悲しき娼婦たちの思い出』

 九十歳を迎えた主人公は、せっかくのうるわしき処女との一夜を、何もせずに過ごす。以後、彼はその処女に恋するようになる。
 九十歳と十五歳。コラムニストと女工。買春する男と売春する女。そんな、意外な組み合わせの純愛、ということだろうか。

甘え猫

 花子、夜中にぼくを無理矢理起こし、ゴロゴロと喉を鳴らして甘え、ぼくの腹の上で寝直すのが日課になりつつある。下痢をした後の身体にとって腹の上で寝られるのは酷だが、耐えた。
 麦次郎、冬になってホットカーペットのスイッチをオンにすることが多くなってからというもの、一日中カーペットの上から動かないようになってしまった。かと思えば、パチリと目を覚まして部屋の中にいた小さな虫をドスドスドスと、信じられないほどに大きな足音を立てて追い掛け回す。
 ぷちぷち、今のところ体重は41gで落ち着いている。太ったせいか、以前とは印象が違う。顔つきが違う。体形が違う。騒ぎ方も違う。……違うインコに入れ替わったんじゃないか、そう思えるほど。