横浜日劇行ってきた

横浜日劇


(神奈川新聞ニュース)
いよいよ18日の金曜に閉館になってしまう横浜日劇に行ってきた。ジャックとベティの方は何度か行った記憶があるが、日劇は1度行っただけ。それでも3本立ての合間に外に出てコンビニ買出しもこっそり許してくれたのんびりした雰囲気を覚えている。隣りのジャック&ベティも閉まってしまう。
日曜なのでお客さんも多く、外では皆一様にケータイで写真を撮っていた。この建物が無くなってしまうのか・・。中央興業系の単館は全滅。横浜はシネコンだらけになってしまう。単館系は東京まで行かなければ・・。寂しい世の流れである。

沈黙の聖戦


(HP)
3本立ての一発目は、タイであばれるセガール大先生。
なぜか無理やりタイの山中の滝でゲリラに誘拐されてしまうセガールの娘。上院議員の娘と一緒にいて巻き添え食っただと。のっけから素晴らしい状況設定です。

無敵のセガールを怒らせてしまった以上、誰が相手であろうがかなう敵はいません。タイならではのオカマの殺し屋も出てくるけど、やっぱ無敵なセガール

さすがはチン・シウトン。親子愛に、現地の若い女とのラブアフェア、旧友との涙の友情などテンコ盛りゴッタ煮なB級路線の王道を行っておりますが、いかんせんメインとなるべきアクションにいまいち冴えが見られません。生身の格闘ができる人なのになぜこうもスローが多いのか。半端に寄った構図やカット割りで見せているのでリアルさが無い。ジャンプするとこ以外にも顔見えないカットが多く、あそこはたぶん吹き替え。セガールのアクションもそろそろ年齢的に限界かも。

呪術師と僧侶たちの「善悪祈りバトル」は、タイらしくて面白かった。でも反則ですから!(☆3つ)

キャットウーマン


2本目は、2004年のラジー賞を総ナメした名作でございます。
まぁ、見ていて納得の出来映えではありました。安直なストーリーと超安っぽいCG。女の2面性を出したかったのでしょうが、変身前のハル・ベリーのキャラは見た目かわいくてもダメ女で魅力がありません。これが変身すると、というかコスプレすると、六本木の会員制SMクラブのようになってしまいます。露出度高すぎ。そんな目立つカッコで潜入ムリですから!オレが医者や弁護士なら当然ムチで叩いて欲しいし、できれば尖ったヒールで踏まれたりオシメも替えて欲しい。って、そういう映画ぢゃ無いだろ!
バットマンと同様に、キャットウーマンにも動物の野性を見にまとった宿命を感じさせて欲しかったんですよ。ダークな感じが足りない。
そうは言っても、ベンジャミン・ブラット(いい人の刑事ばっか見てる印象)とのラブシーンはムーディに大人の雰囲気を醸し出して意外に良かった。もっとHなベッド見せて欲しかったが。音楽はMis-teeqやChristina Millan、Hoobastankなど地味系ロック、R&Bだけどこれも良いのだがサントラ盤見当たらない・・。
監督は「エイリアン4」の特撮や「ヴィドック」を監督・脚本した人。オリジナリティは感じるけど、脚本書いてないしハリウッドに毒気を抜かれてるかんじ。好き放題に作らせてればラジー賞は無かったでしょう。(☆2.5)

A3、浦項スティーラーズ対横浜FM(1−1)

今シーズン初めての公式戦でもけっこうガチガチにぶつかる試合。テレビでは大げさに絶賛してたけど、実質は高地トレーニングしたという浦項にフィジカルで押し込まれた。
初めてにしては狭い局面でもパスが繋がる場面もあったが、浦項の寄せが早くてゴールに近づくと崩しきれない。岡田監督は「大きな展開」を指示したらしいが、相手のプレッシャーで思うようにサイドチェンジができなかった。
マリノス先発は達也、栗原、中西、河合、大橋、那須、田中、ドゥトラ、奥、清水、坂田。
立ち上がり清水が相手DFからかっさらってゴール。清水がシュート決める貴重な映像が見れた。しかし、その後はこの前の日本代表と同様に受けに回って浦項の攻勢を呼び込んでしまった。しかも審判が神経質で前半にイエロー乱発。後半はなぜか緩くなって河合の退場ピンチもギリギリセーフ。河合は相変わらずスピードで振り切られる時があったけど栗原は結構良かった。落ち着いてたし。
後半は浦項の圧力に中西もズルズルとラインを下げて間延び。ほとんどFWに球が入れられなくなった。可能性のあるシュートは交代で入った山崎のループくらい。Kリーグ2位のチームにも勝てないとはアジアでの難しさなのか。
松田、中澤、安、久保、遠藤、上野などが控えているが、今年はターンオーバーしたメンツでも力が落ちないようにしないといけない。期待と課題山積が半々な試合だった。

リーガ、サラゴサ対バルセロナ(4−1)

対戦成績で天敵ぽいサラゴサのホームゲームだったが、わずか開始1分でDFのバックパスのミスでGK捕れずにバルサに1点献上。連敗が許されないバルサはプレッシャーがかかるはずだったが、おかげで余裕を持って試合を進められた。
サラゴサも中盤の早いプレッシャーから両サイドに攻撃を仕掛けて互角の戦い。強気に中盤のヘネレロ下げてFWハビ・モレーノ入れる。しかしこれがアダとなってバルサのカウンターを止められなくなってしまう。
29分にロナウジーニョのバレバレなノールックパスからエトーが抜け出して最後はジュリが流し込む。2−1。でもビデオではオフサイドぽかった。
直後もジュリの1対1からのシュートやエトーのループも外すがバルサのペースに。
38分には、またもロナウジーニョからのスルーに抜け出したエトーが3点目入れる。今期通算17ゴール目。
後半は17分にやっとガジェッティのミドルで1点返すサラゴサだが、ラフプレイが多くイエローを連発。感情的になって集中切らしてるかんじ。
25分にはシャビのCKをマルケスのヘッドで4−1。トドメになった。サラゴサのサポーターも騒ぎ出してバルサスローインコーナーキックには物が投げ込まれる危ない試合。審判の判定もいいかげんで、後半30分のシャビの飛び出しはビデオではセーフだがオフサイド。帳尻合わせしたのか?
バルサはレアルに後ろにつかれて尻に火が着いたけど、これで一息。チェルシー戦に向けて勢いつけなければ。
交代は後半15分ジュリ→イニエスタ、29分ファン・ブロンクホルスト→シウビーニョ、35分マルケス→ジェラール。点差が開いたからマクシ君出してくれても良かったのに。

思い出したけど、後半でときどき「ウッホウッホ」みたいなコールしてなかった?未だにやってるのか人種差別的ヤジ。まじで民度低すぎですから。